【脱毛完全ガイド】脱毛に初めて行くときの事前準備や当日の注意点

初めて脱毛の施術を受ける方のなかには、緊張したり、不安になったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
脱毛をする場合、施術当日までに準備すべきことや注意すべきことがあります。
この記事では、脱毛に初めて行く場合の当日までにすべき準備や注意点を、それぞれの期間ごとに詳しく解説します。
目次
【脱毛前日まで】に準備すること・注意点

まず、脱毛の施術を受ける前日までに準備することや注意点を解説します。
サロン脱毛と医療脱毛の違いを理解する
最初に、サロン脱毛と医療脱毛の違いを理解しておきましょう。
サロン脱毛は美容脱毛とも言われており、費用は医療脱毛より安いですが光による発毛の抑制をおこなうだけで永久脱毛でないため、継続して定期的な施術が必要です。
一方で医療脱毛は、サロン脱毛より費用は高い傾向にありますが、医療レーザーによって毛根を破壊し永久的に脱毛することが可能です。そのため、サロン脱毛と比較して短期間かつ少ない回数で脱毛を完了できるというメリットがあります。自身のニーズや費用感を確認しながら、どちらの脱毛方法を選択するのか決定しましょう。
脱毛部位の自己処理を済ませておく
施術を受ける部位は、脱毛の前日までに自己処理を済ませておきましょう。施術当日に剃毛してしまうと肌へのダメージが残っているため、通常より痛みを感じたり、火傷や毛嚢炎などの肌トラブルの原因になったりします。
また、脱毛前に自己処理が終わっていないとサロンやクリニックにて毛を剃る必要があり、剃毛料がかかったり時間内に照射が終わらなかったりするため注意が必要です。
自己処理のポイント
自己処理は、電動シェーバーを使用するのがポイントです。除毛クリームや毛抜き、ワックスなどは毛根から毛を抜いてしまうため、毛周期が乱れるリスクがあります。さらに肌への負担も大きいため、出血や毛嚢炎のリスクも高いと言えます。
また色素が薄く細いうぶ毛は、明るい場所で時間をかけながら丁寧に剃毛をおこなうのがおすすめです。
飲酒や予防接種をしない
施術の前日から脱毛後2〜3日は、飲酒をしないようにしましょう。アルコールを摂取することで、血流が良くなり施術した部位に発赤や発疹などの肌トラブルを引き起こすリスクがあります。
また、予防接種は脱毛前後1週間は避けてください。予防接種後の副作用なのか脱毛による副作用なのか判別がつかなくなるほか、予防接種後は免疫力が落ち肌トラブルも起こりやすくなるためです。
施術前の予防接種は必ず医師に確認をし、施術後は1週間後から予防接種をするようにしましょう。
保湿ケアを徹底し乾燥を防ぐ
脱毛を行う場合、肌の乾燥は天敵です。肌の乾燥は色素沈着や埋没毛の原因となり、施術の際に通常より痛みを強く感じたり、毛嚢炎を引き起こしたりします。
また極度の乾燥がみられる場合、脱毛の施術自体受けられない可能性があるため、保湿ケアを徹底し乾燥を予防することが重要です。
日焼け対策を念入りにおこなう
日焼けによる肌のダメージがある状態で施術を受けると炎症が強くなったり、火傷のリスクが高くなったりします。また日焼けで肌が黒くなることで、施術の際に痛みを強く感じてしまう原因にもなります。
よって日焼け止めや日傘を活用して、日焼け対策を徹底することが重要です。
VIO脱毛であれば生理を避けて予約する
女性の方はVIO脱毛の場合、生理予定日を避けて予約するようにしましょう。サロン・クリニックによっては、生理中だとVIOの施術ができない可能性があります。
また生理中は肌も心もデリケートなため、通常より痛みを感じやすく肌のダメージを受けやすいです。
VIO脱毛を予定されている方は、自身の生理周期を把握し、脱毛と被らないよう日程調整をしてください。
体調不良であれば予約をずらす
体調不良の場合も、可能であれば予約をずらしてもらうようにしましょう。生理のときと同様にホルモンバランスが崩れたり全身状態がデリケートになったりしているため、通常より痛みを感じやすくなります。
また薬の服用次第では施術が受けられない場合もあるため、体調が万全な状態で施術を受けるようにしましょう。
【脱毛当日〜直前】に準備すること・注意点

次に、脱毛当日〜直前までに準備することや注意点について解説します。
施術が始まる10分前には到着する
初めて脱毛に行く場合は場所がわからなかったり、道に迷ったりする可能性があるため、到着してからのお手洗いなどを含めて時間に余裕を持っておくのがおすすめです。
また、脱毛クリニックやサロンによっては、遅刻した分は施術を受けられない可能性があります。
よって10分前には到着できるようにし、万が一遅刻する場合は必ず連絡をするようにしましょう。
脱毛当日は日焼け止めを塗らない
脱毛当日は、日焼け止めや保湿クリームを塗らないようにしましょう。日焼け止めや保湿の成分が毛穴に詰まってしまい、脱毛の効果を十分に得られない可能性があります。
また汗をかいた場合は、汗拭きシートなどを使用せず、ハンカチやタオルなどで拭き取るのみに留めておくことをおすすめします。
着替えやすい衣服にする
サロン・クリニックによっては施術用の服装に着替える必要があります。肌に密着するようなタイトな服装は着替えに手間がかかり、施術でダメージを受けた肌との摩擦も大きいです。
よって着替えがしやすく、ゆとりのある服装を意識することが重要です。
顔脱毛はメイクを落とす必要がある
元々顔はうぶ毛が多く、脱毛の効果が得られにくい部位です。メイクをしたままの場合、メイクの成分が顔の細かい毛穴に詰まり、脱毛の効果が十分に得られない可能性があります。
よって顔脱毛では、施術前にしっかりメイクを落とすようにしましょう。
【脱毛施術中】の流れや意識すること

では、脱毛の施術中の流れや意識することについて見ていきましょう。
脱毛部位によって着替えが用意されている
サロン・クリニックでは、脱毛の部位に合わせてガウンや紙ショーツなど着替えが用意されている場合がほとんどで、施術前に着替えが必要です。部位や服装によっては、着替えずに施術が可能な場合もあります。
アステリアクリニックでは衣服と下着は脱いだ状態で施術しますが、タオルをかけて施術しております。
脱毛部位にマーキングされる
施術の開始前に、施術部位をペンでマーキングをします。マーキングは部位ごとに打ち漏れがないようにするために行い、施術後はすぐに消してもらえます。
肌の状態を伝えておく
施術を始める前に自身の肌の状態を、しっかりと伝えておくことも重要です。たとえば、以下のような内容は伝えておくのが無難です。
- 肌の乾燥や日焼け
- 肌の色素沈着
- 半年以内に火傷した箇所
- 体内金属の有無
摩擦や乾燥、日焼けなどで肌が色素沈着を起こしている場合は通常より痛みを感じやすいため、事前にスタッフへ共有しておきましょう。
痛みを感じたらすぐに伝える
脱毛の施術では、少なからず痛みを感じるでしょう。医療脱毛の痛みは、よく「輪ゴムで弾かれる痛み」とよく表現されます。
痛みに耐えられない場合は、スタッフへすぐに相談するようにしましょう。
【脱毛施術後】にするべきことや必要なケア

最後に、脱毛の施術が終わった後にするべきことや必要なケアについて解説します。
次回の予約は早めに取っておく
直前だと予約が取りにくくなってしまうため、予定がすでにわかっているのであればできるだけ脱毛後にその場で予約を取るのが理想です。
医療脱毛の場合、毛周期に合わせて約2ヶ月の間隔で予約を取りましょう。サロン・クリニックによっては予約の間隔の説明がない場合もあるため、自身でも頭に入れておくことが大切です。
商品購入やオプションは必要なものだけにする
受付で美容商品やその他オプションサービスの購入を勧められる場合があります。本当に必要かどうかを見極めて購入を検討し、必要なければしっかり断りましょう。
ただサロン・クリニックによっては独自のポイントと引き換えできる場合もあるため、うまく活用して商品やオプションサービスを購入するのがおすすめです。
脱毛後の保湿ケアは念入りにおこなう
脱毛の施術後は肌がデリケートで水分が減っている状態のため、保湿による保護が必要不可欠です。
また皮膚が乾燥して固くなってしまうと、毛周期が乱れたり、埋没毛になったりするリスクが高くなります。それが原因で脱毛の効果が十分に得られなかったり、肌トラブルを起こしたりするため、脱毛の効果を上げるためにも保湿を徹底しましょう。
飲酒や運動など血行の良くなる行為は避ける
飲酒や運動、入浴などはいずれも血流が良くなってしまうため、施術部位に発赤や発疹を引き起こすリスクがあります。
また体温が上昇するため、施術による肌の炎症が長く続いてしまう場合もあります。
よって施術当日から2〜3日は、飲酒や運動・入浴・サウナ・温泉・岩盤浴等を控えるようにしましょう。
肌トラブルが起きたら医師に相談する
施術によって、万が一肌トラブルが起こった場合は早急に医師に相談しましょう。肌トラブルは放っておくとどんどん悪化したり、長引いたりする可能性があるため、安易に自己判断しないことが大切です。
初めて脱毛へ行く前に解決しておきたいQ&A

初めて脱毛へ行く方から多くいただく質問を紹介します。
Q.脱毛は何回で効果が出ますか?
自己処理が不要になるまでの目安として、医療脱毛では約8〜10回、サロン脱毛では12回〜18回といわれています。
ただこれはあくまでも目安の回数で、個人差や部位によって差があるため、どの程度で効果が出るか気になる方は事前に肌や毛の状態などを医師やスタッフに確認しましょう。
Q.脱毛前の自己処理はどのくらいまで剃ったほうがいいですか?
脱毛前の自己処理は、毛の長さが約2mmで肌から毛がほとんど出ていない状態が目安とされています。
ただし、手の届かない部位は出血などのおそれがあるため、無理に自己処理しないようにしましょう。
Q.脱毛後の自己処理はいつから再開していいですか?
自己処理は少なからず、肌へのダメージを与えてしまいます。施術後は肌がデリケートな状態のため、自己処理の間隔は最低でも施術当日から2週間程度空けて肌トラブルを避けるようにしましょう。
Q.脱毛当日の髪型やアクセサリーは何もしないほうがいいですか?
脱毛当日は、髪はおろしアクセサリーは何もつけないほうがよいでしょう。
施術当日は着替えをおこなったり、ベッドに横たわったりするため、髪をセットしても乱れてしまう可能性が高いです。またアクセサリーは施術前に外す必要があります。
できるだけシンプルな服装・状態でクリニック・サロンにむかわれることをおすすめします。
【まとめ】脱毛の準備を徹底し効果を最大化しよう
今回は脱毛に初めて行く場合の当日までにすべき準備や注意点を、それぞれの期間ごとに詳しく解説しました。脱毛前日や当日、施術後などそれぞれの期間で必要な準備や注意点が異なります。
「脱毛を受けてみたいけど不安」という方は、ぜひ1度アステリアクリニックのカウンセリングにてご相談ください。

アステリアクリニック院長