ヒゲ脱毛はなぜ痛い?痛みが出やすい部位や痛みを抑える方法をご紹介

ヒゲ脱毛はなぜ痛い?痛みが出やすい部位や痛みを抑える方法をご紹介

ヒゲ脱毛は、注目を集める施術のひとつ。実際に興味を持たれている男性も増えていますが、ヒゲは痛みが強い部位であることから、施術を躊躇している方もなかにはいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容に基づいてヒゲ脱毛における痛みの特徴について解説します。

  • ヒゲ脱毛で痛みが出やすい人
  • ヒゲ脱毛で痛みが出やすい理由
  • ヒゲ脱毛の中でも特に痛みが強い部位
  • ヒゲ脱毛で痛みを抑える方法

たしかにヒゲは、一般的に痛みを感じやすい部位です。しかし、痛みの感じ方は個人差があるため、ヒゲ脱毛の刺激を受けにくい方もいます。施術前に不安を感じている方は、ぜひこちらの記事に目を通してみてください。

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ヒゲ脱毛には痛みが伴う

痛みの感じ方は人によって異なりますが、ヒゲ脱毛にはある程度の痛みが伴います。そもそも脱毛は、黒い色に反応を示すレーザーを照射することで、発毛組織にダメージを与える仕組みです。痛みの程度は異なりますが、基本的にどの部位であっても刺激を感じる可能性が高いといえます。
そのなかでもヒゲ脱毛の痛みが強いとされるのは、顔周辺の薄くて敏感な皮膚に濃い毛が密集しているため。痛みの感じ方はよく「輪ゴムで弾いたような痛み」「針で刺すような痛み」などと例えられますが、ヒゲは比較的痛みを感じやすい部位なのです。

ヒゲ脱毛で痛みが出やすい人の特徴

個人差はありますが、一般的に以下のような人は痛みが出やすいとされています。

  • ヒゲが濃い人
  • 日焼けなどで肌の色が黒い人
  • 乾燥肌や敏感肌の人

これらの人が脱毛時の痛みを感じやすいのは、レーザー脱毛が黒い色に反応しやすいためです。ヒゲが濃い人や肌の色が黒い人は、レーザーが強く反応し、多くの熱エネルギーが発生します。そのため、ヒゲが薄い人や色白の人と比較し、どうしても刺激を感じやすくなります。
一方、乾燥肌や敏感肌も、痛みを感じやすい状態です。特に乾燥肌は、肌のバリア機能が低下しており、外部からの刺激を受けやすい傾向にあります。そのような状態でレーザーの熱が加われば、さらに乾燥肌が進行して肌トラブルを引き起こす可能性も。施術による痛みが増すだけでなく、ムダ毛も抜けにくい状態になるため、注意が必要です。

ヒゲ脱毛の施術方法によって痛みが異なる

脱毛の痛みは、施術方法により変わります。まず脱毛の種類は、大きく2つ。サロンでおこなう光脱毛と、クリニックでおこなうレーザー脱毛です。どちらも脱毛を促す仕組みは同様で、光やレーザーが黒い色に反応し、熱エネルギーを発生させることで発毛組織にアプローチしています。
光脱毛は、発毛組織を破壊せずに、比較的マイルドなパワーで施術するのが特徴。発生する熱エネルギーが少なく、施術時にほんのりと温かみを感じる程度でしょう。
一方、レーザー脱毛は、強力なパワーで発毛組織そのものを破壊。「耐えられない」ほどではないかもしれませんが、刺激を感じやすいのが特徴です。
痛みが不安な方や刺激に弱い方は、より痛みを抑えられる施術方法を選ぶのもひとつの手段です。

ヒゲ脱毛の回数を重ねると痛みは軽減される

痛みが強いとされるヒゲ脱毛ですが、回数を重ねるほど痛みは軽減します。
脱毛1回目は、毛量が多く、光やレーザーが反応しやすい状態です。痛みの程度も想像がつきにくいため、痛みの耐性がある方でも、ある程度の刺激を感じる可能性が高いといえます。
その後、2回3回と施術を重ねるにつれ毛量が減少することで、光やレーザーが反応する毛が少なくなるほか、痛みにも慣れてくるでしょう。個人差があるため「何回目から痛みが気にならなくなる」とは断言できませんが、初回の施術をピークとし、回数を重ねるごとに痛みが薄れていくのを感じられるようになるでしょう。

ヒゲ脱毛で痛みが出る理由

ヒゲ脱毛で痛みが出やすい理由は、主に3つです。

ヒゲは毛が多く太いから

ヒゲは太く濃い毛が密集しています。こういった毛はメラニン色素を多く含んでおり、脱毛の光やレーザーが反応しやすいのが特徴。その分痛みも感じやすくなります。特に、剛毛なヒゲを持つ人ほど、痛みを感じやすいでしょう。

顔に多く神経が通っているから

顔には多くの神経が通っており、脱毛の光やレーザーの刺激が伝わりやすくなっています。特に医療脱毛は、強いパワーのレーザーを用いて脱毛を促すのが特徴です。皮膚が軽い炎症状態になるため、ヒリヒリとした痛みを感じることがあるでしょう。

ほかの部位よりも皮膚が薄いから

顔の皮膚はほかの部位よりも薄く、刺激に敏感です。また、皮膚と骨・神経の距離が近いため、熱さが伝わりやすいです。さらに、施術時に緊張するほど刺激をより意識するため、痛みの感度が高まります。通常よりも施術時のほうが、痛みを感じやすい状態になっている可能性があるというわけです。

ヒゲ脱毛で痛みが強い部位

一般的に痛いと言われるヒゲ脱毛ですが、その中でも痛みの出やすい部位があります。

鼻下

鼻下は、特に痛みを感じやすい部位。毛が密集しており、多くの知覚神経が通っているためです。皮膚も薄く、刺激がダイレクトに伝わりやすいでしょう。

施術範囲としては狭いため、痛みを感じる時間はそこまで長くありませんが、刺激に弱い方にとっては苦痛を伴うことがあります。

顎や顎下

太くて濃い毛が生えている顎や顎下は、痛みにつながりやすい部位です。また、色素沈着が起こりやすく、黒ずみが生じている方もいるでしょう。鼻下よりは毛が密集していませんが、色素沈着により脱毛のレーザーや光が余計に反応すれば、その分痛みは増します。特にフェイスラインは皮膚が薄いため、痛みを感じやすい可能性が高いです。

頬は、骨が近いことから施術による熱さを感じやすい部位です。毛はそこまで密集しているわけではないため、鼻下や顎・顎下と比較すると痛みの程度は軽いと言われていますが、熱による刺激を感じることがあります。

ヒゲ脱毛で痛みを抑える方法

痛みを感じやすいヒゲ脱毛ですが、痛みを抑える方法もあります。ここでは、3つのポイントについて詳しく解説します。

ヒゲ脱毛前後にやってはいけないことを守る

ヒゲ脱毛で痛みを軽減したい場合は、脱毛前後でやってはいけないことを守りましょう。

日焼け

日焼けは、脱毛時の痛みを増幅させる可能性がある行為です。脱毛で使用する光やレーザーは、黒い色に反応して熱エネルギーを発生させる仕組みのため、日焼けした黒い色の肌には光やレーザーが反応しやすくなることで、痛みが強まります。
また、日焼けしたあとの肌は、軽い炎症を起こしている状態です。そのような状態の肌に施術による熱が加わると、肌に強いダメージを与えてしまいかねません。
顔は特に紫外線の影響を受けやすく、日焼けしやすい部位です。痛みを強めないためには、日焼け対策が必須。帽子をかぶる・日焼け止めを使用するなどで、紫外線対策を心がけてください。

飲酒

飲酒も、脱毛前後に避けるべき行為です。アルコールは全身の血行を良くし、体温を上昇させることで皮膚を乾燥させやすくします。乾燥した皮膚はバリア機能が低下し、脱毛によるダメージを受けやすくするのです。
加えて、アルコールが体内に残った状態のまま施術を受ければ、赤みやかゆみといった炎症を引き起こす可能性も高まります。万全の体調で施術を受けるために、飲酒は脱毛の前後24時間空けることを目安にしましょう。
なお、飲酒だけでなく、激しい運動や長時間の入浴・サウナなども血行を良くするためNG。痛みを強めないためにも、脱毛当日は控えてください。

肌の乾燥

肌が乾燥すると、バリア機能の低下により外部からの刺激を感じやすくなります。裏を返せば、保湿を心がけることで肌のバリア機能を維持し、脱毛による痛みを軽減する効果が期待できるということです。脱毛期間中は、化粧水やクリームなどの保湿剤を使用し、肌の乾燥を防ぎましょう。

毛抜きやワックスによる自己処理

脱毛期間中の自己処理は、毛抜きやワックスは使用しないでください。毛抜きやワックスでの自己処理は、毛を根本から抜いてしまうため、光やレーザーの反応が乏しくなるだけでなく、毛穴に炎症が起こりやすくなります。
毛嚢炎や埋没毛などの肌トラブルが発生すれば、治るまで施術を受けられなくなることもあります。自己処理する際は、肌への負担が少ない電動シェーバーを使用するようにしましょう。

特定の薬の服用

薬によっては、光線過敏症を引き起こすことがあります。そのため、サロン・クリニックで禁止されている薬の服用はしないように気をつけましょう。万一、薬を服用した状態で施術を受ければ、湿疹・腫れ・目の異常といった症状を引き起こしかねません。
一般的に、脱毛前後で注意が必要とされているのは、抗ヒスタミン配合薬剤や抗生物質、降圧剤、抗がん剤、向精神薬、抗うつ剤などです。持病でこれらの薬を服用している方は、脱毛前のカウンセリングで必ず申告するようにしましょう。

ヒゲ脱毛時に麻酔を使う

脱毛時の痛みを抑えるには、麻酔を使用するのもひとつの手段です。医療脱毛をおこなうクリニックでは、各種麻酔が用意されているケースがほとんど。クリームやテープ、笑気ガスといった方法で施術部位の痛み軽減を図れます。
クリニックによって、準備している麻酔の種類はさまざまです。「どうせ麻酔しても痛いから…」と我慢するのではなく、まずは不安な気持ちを素直にスタッフへ伝えてみましょう。できるだけストレスが少ない方法を提案してくれるはずです。
アステリアクリニックでは麻酔クリームをご用意しております。ご希望の方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。

蓄熱式の脱毛器を選択する

痛みを緩和するには、蓄熱式の脱毛器があるクリニックを選択しましょう。医療機関でおこなう脱毛は、一般的に熱破壊式と蓄熱式の2つに分かれます。
短時間に強い照射パワーで毛根の発毛組織を破壊する熱破壊式とは異なり、蓄熱式は徐々に熱を加えることで毛の成長を促す組織(バルジ領域)にダメージを与え、発毛をストップさせる方法です。バルジ領域は、比較的皮膚の浅い部分にあるため、レーザーの出力を高めなくても効果を発揮しやすいのが特徴となっています。
痛みが完全になくなるわけではありませんが、熱破壊式よりも熱による刺激は和らぎます。

ヒゲ脱毛なら医療脱毛がおすすめ!

ヒゲ脱毛をスムーズに進めるには、医療脱毛をご検討ください。ここでは、ヒゲ脱毛を医療機関でおこなうメリットについて解説します。

肌トラブルがあっても対応してもらえる

医師が常駐している医療脱毛は、肌トラブルが起きた場合でも迅速に対応してもらえるのがメリットです。基本的にどのクリニック・サロンでも、肌への負担に配慮しながら施術を実施していますが、レーザーや光を使用するため、脱毛後に肌トラブルが起きるケースも少なからずあります。
しかし、医師が常駐する医療脱毛なら、アフターケアが的確です。一人ひとりの肌質に合わせて、より負担の少ない脱毛を実現できるでしょう。なお、アステリアクリニックでは、肌トラブルが起きた場合の診察やお薬を、無料でご提供しております。

麻酔を使って痛みを抑えられる

痛みの緩和に麻酔を使用できるのは、医療脱毛ならではのメリットです。麻酔は、医師が常駐する医療機関でのみ使用できるもの。刺激に弱い方は「万一の場合は麻酔が使用できる」とわかるだけでも安心感につながるはずです。
麻酔を使用するメリットは、脱毛効果を維持しながら痛みを軽減できること。痛みを抑えるには光やレーザーの出力を下げて対応することも可能ですが、出力を下げると脱毛効果も下がってしまうことも。十分な脱毛効果を得ながら痛みへの対処ができるのは、医療機関ならではのメリットといえるでしょう。

脱毛完了までの回数が少ない

クリニックでヒゲ脱毛をするメリットは、脱毛完了までの回数が少ないことです。医療脱毛で使用する脱毛器は、強力なレーザーで発毛組織そのものを破壊します。痛みは感じやすいかもしれませんが、12~15回程度の施術を受ければ、自己処理しなくても気にならない状態を目指すことが可能です。
一方、サロンでの光脱毛は、マイルドな出力でアプローチする方法。痛みは感じにくいものの、脱毛による減毛が認められるまでの期間は15~20回と長引きやすいのが特徴です。
最近では、すべての毛をなくすのではなく、好みに合わせて毛量やデザインを細かくカスタマイズするヒゲ脱毛も話題を集めています。医療脱毛なら、脱毛完了までの回数が少なく、理想とするデザインを早い段階で実現しやすいでしょう。

まとめ

たしかにヒゲは、痛みが気になりやすい脱毛部位です。
しかし、脱毛完了までずっと強い痛みが続くわけではなく、施術回数を重ねることで、痛みが気にならなくなるのが一般的。また、痛みを緩和する方法として、医療脱毛では麻酔を使用することもできます。
ヒゲ脱毛の痛みが不安な方は、アフターケアも充実している当院へお気軽にご相談ください。

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このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任