脱毛後のお風呂はなぜNG?いつから入れる?シャワーの注意点も解説

脱毛後のお風呂はなぜNG?いつから入れる?シャワーの注意点も解説

多くのクリニックや脱毛サロンで、脱毛後はお風呂に入らないよう指示されます。「脱毛後のお風呂がダメな理由は?」「脱毛から何時間以上経過したらお風呂に入っていいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこでこちらの記事では、脱毛後のお風呂について、以下の内容を解説します。

  • 脱毛後にお風呂を避けたほうがいい理由
  • 脱毛後にお風呂へ入ってしまったときの対処法
  • シャワーを浴びる際の注意点
  • お風呂以外で注意するべきこと

脱毛後の入浴によるトラブルを避けるため、脱毛をすでに進めている方も、これから脱毛予定の方も、ぜひ1度目を通しておいてください。

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脱毛後にお風呂へ入るのはなぜNG?

脱毛後当日は、基本的に長時間入浴するのはNGで、シャワーを浴びるのみにすることが推奨されます。
その理由として、以下の2点が挙げられます。

  • 脱毛後の肌は熱を持っているから
  • 皮膚が傷つきやすいから

脱毛後のお風呂がNGな理由①脱毛後の肌は熱を持っているから

脱毛後は、脱毛器に光やレーザー照射によって、肌が熱を持っている状態です。そのため、お風呂で長時間の入浴をすることでさらに肌が熱くなり、炎症をはじめとした肌トラブルのリスクが高まります。
脱毛後の敏感な肌に刺激を与えないために、長時間の入浴を避けシャワーのみにするのが無難です。

脱毛後のお風呂がNGな理由②皮膚が傷つきやすいから

脱毛後は、皮膚のバリア機能が低下し皮膚が傷つきやすい状態です。そのため、入浴することで湯船に含まれる菌が皮膚に入りやすく肌トラブルを起こす可能性があります。
肌トラブルの状態次第では、クリニックにいく必要も出てくるため、脱毛の施術日から3日間程度は長時間の入浴(岩盤浴・サウナ・温泉等含む)は避け、低めの温度のシャワーのみが好ましいです。

脱毛当日にお風呂へ入るとどうなる?

では、脱毛当日に入浴するとどのような状態になるのか、以下2つのリスクを解説します。

  • 細菌が繁殖し化膿や炎症が起こる
  • 赤みやかゆみなどの肌トラブルが起こる

細菌が繁殖し化膿や炎症が起こる

脱毛後に長時間入浴をすることで、細菌が繁殖しやすくなります。高温多湿なお風呂は、菌が繁殖しやすい場所です。湯船に存在している細菌が、ダメージを受けた脱毛後の毛穴に入り込むことで、肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。その結果、肌荒れやかゆみといった症状が出てしまう可能性があるため、注意が必要です。
また、湯船で温まった体は、汗をかきやすい状態になっています。汗もまた細菌を繁殖させる原因になるため、脱毛当日の入浴は避けたほうが無難です。

赤みやかゆみなどの肌トラブルが起こる

脱毛当日の入浴は、肌へ負担をかけてしまいます。
脱毛後は、毛穴に熱がこもっている状態です。その状態でお風呂に入ることで、肌表面の温度はさらに上昇し、赤みやかゆみといった脱毛後の副反応を引き起こすリスクが高くなります。
脱毛後の肌は、軽いやけどを受けているような状態です。非常に敏感なため、なるべく肌に負担をかけないようにしましょう。

脱毛後はいつからお風呂に入れる?

脱毛後は、いつからお風呂に入れるのでしょうか。
結論、「脱毛した翌日からの入浴」を推奨しています。脱毛当日の入浴は、避けるようにしてください。
そして、脱毛後の肌のダメージには個人差があるものです。肌の状態を見ながら、入浴するタイミングを見極める必要があります。
お風呂への入浴を控えたほうがいいケースとしては、赤みやほてり、かゆみといった症状がある場合です。お風呂に入ることで血行がよくなると、肌トラブルが長引くリスクがあります。
基本的に、脱毛から3日間程度は長時間の入浴(岩盤浴・サウナ・温泉等含む)は避け、低めの温度のシャワーのみにしましょう。

脱毛翌日にお風呂へ入るときの注意点

脱毛翌日のお風呂は、肌の状態を見て判断しましょう。もし湯船に浸かりたいときは、数日間ぬるめのお湯にすることで、肌トラブルを引き起こすリスクを軽減できます。
また脱毛翌日だけでなく数日間は、お風呂に入ったあとの保湿は必ずおこなってください。敏感肌用の化粧水や、潤い効果のある乳液を優しく塗るようにしましょう。
保湿を念入りに丁寧におこなうことで、肌の乾燥や肌荒れを防止できます。

脱毛後にお風呂へ入ってしまったときの対処法4選

脱毛後、毎日の習慣でうっかり入浴してしまうことも考えられます。その場合、どのように対処すればいいのか、4つの方法を確認しておきましょう。

  • 清潔なタオルで冷やす
  • お風呂に入ったあとは必ずシャワーで流す
  • いつも以上に保湿する
  • 肌荒れが悪化したらクリニックへ相談する

清潔なタオルで冷やす

万が一脱毛当日に入浴してしまった場合は、すぐに肌を冷やしましょう。先にも述べたように、脱毛後の肌は軽いやけどを受けた状態となっています。そのため、入浴後はなるべく早く、肌にこもった熱を取り除くことが重要です。
まずは速やかに、涼しい場所で体温を下げましょう。涼みながら、冷たく清潔なタオルを使って肌を冷やしてください。保冷剤を使用する場合は、直接肌に触れないように冷やすことがポイント。温度が低すぎることも、肌に負担をかける要因となるからです。そのため保冷剤は、清潔なタオルに包んでから使用するようにしてください。
そのほかに肌を冷やすためのアイテムとして、市販の冷却ジェル、解熱用の冷却シートを思い浮かべる方もいるでしょう。しかし、こういった製品にはさまざまな成分が配合されています。肌トラブルのリスクがあるため、脱毛後の使用は避けておいたほうがいいでしょう。

お風呂に入ったあとは必ずシャワーで流す

肌を冷やす方法として、少し冷たさを感じる程度のシャワーで流すのもおすすめです。特に脱毛部位が広範囲にわたる場合、シャワーを使えば体全体を簡単に流せます。
ただし、水圧には注意してください。普段より弱めの水圧で、サッと流すくらいにしておきましょう。

いつも以上に保湿する

脱毛後に誤って入浴してしまったときは、いつも以上に念入りな保湿を心がけましょう。
お風呂に入ることで体が温まると、肌の乾燥が起きやすくなります。そのため、脱毛後の入浴は、いつも以上に肌への水分補給を心がけてください。
保湿に使用するアイテムは、刺激が少なく肌に優しいタイプがおすすめです。敏感肌用など、刺激に配慮された成分のものを選びましょう。
また、保湿を行う際は、肌にたたき込むのではなく、なじませるように優しく塗ることもポイントの1つ。脱毛後の肌は、いつもよりデリケートです。余計な刺激を与えないよう、十分配慮しながら保湿を行いましょう。

肌荒れが悪化したらクリニックへ相談する

脱毛当日に入浴したことで肌荒れが悪化した場合、クリニックへ相談し指示を仰いでください。クリニックに相談することで、医師の判断のもと適切な対応を進められます。
肌荒れを放置せず、クリニックへすぐに相談するのがおすすめです。

脱毛当日にシャワーを浴びるときの注意点

脱毛当日は、シャワーを浴びるときにも注意が必要です。シャワーを浴びる際の以下4つのポイントについて、詳しく説明します。

  • ぬるめのシャワーにする
  • 体は優しく洗う
  • スクラブやメンソールなど刺激のあるものは使わない
  • 保湿を徹底する

ぬるめのシャワーにする

脱毛後のシャワーは、ぬるめの温度設定にしましょう。
熱いお湯でのシャワーは、脱毛後の敏感な肌を刺激してしまう可能性があります。人によってはヒリヒリする、赤みが出るケースも。シャワーを浴びるときはいつもより低い温度で、短時間の使用にとどめておきましょう。
ぬるめの温度といっても個人差はありますが、40度以下で少しぬるさを感じる程度がおすすめです。

体は優しく洗う

体を洗うときは、優しく洗いましょう。脱毛後は、思った以上に肌がダメージを受けています。少しの刺激で、痛みや炎症を引き起こしかねません。
肌に負担をかけないためには、ボディソープをたっぷり泡立て、肌をこすらずなでるように洗うことがポイントです。
その際、スポンジやボディタオルの使用も控えること。手のひらを使い、脱毛部位を軽く泡で覆う程度にしておいてください。
また、泡を流すときのシャワーの水圧にも注意が必要です。弱めの水圧で、サッと流すくらいがいいでしょう。
脱毛翌日以降は、ほてりや赤みが治まっている場合のみ、スポンジやボディタオルを使用しても構いません。肌に違和感がある場合は、使用をやめておきましょう。脱毛当日と同じように、優しく手のひらでなでるように体を洗うだけにしておいてください。

スクラブやメンソールなど刺激のあるものは使わない

脱毛当日は、スクラブやメンソールが配合されたボディソープの使用は避けたほうがいいでしょう。これらは肌への刺激が強いため、脱毛後の肌にはおすすめできません。
特にスクラブは、角質を取り除き肌表面に作用するアイテム。使用することで、炎症をはじめとした肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。
メンソールは肌をひんやりとさせるため、ほてりを鎮めてくれそうに思えますが、脱毛後の肌には刺激が強すぎる成分です。赤みや腫れといった症状が出てしまうこともあるでしょう。
ボディソープを使用する場合は、敏感肌用の刺激が少ないアイテムがおすすめです。

保湿を徹底する

脱毛当日は、肌が乾燥しやすい状態のため保湿を徹底してください。脱毛当日は、思った以上に肌がデリケートになっているため、シャワー後の保湿は肌状態に合わせた保湿をしましょう。
乳液やボディクリームは、保湿ケアはできるものの、油分が多い製品でかえって肌に刺激を与えるため、使用する際はクリニックに相談してください。
また脱毛翌日以降は、化粧水に加え、ボディクリーム・乳液・ボディバターなどのアイテムで肌を保湿するようにしましょう。ただし、ご自身の肌に合うアイテムを選ぶことが大切です。普段使っていない化粧品は、肌トラブルを誘発する要因になります。
肌が回復するまでは、ご自身に合ったいつものアイテムで肌を保湿することがおすすめです。

脱毛前もお風呂は前日までにする

入浴をするのは、脱毛の施術を行う前日までにしましょう。脱毛当日の入浴は、控えるのがおすすめです。
お風呂に浸かることで、体は温まり、血行がよくなります。施術直前にお風呂に浸かってしまうと、血行がいい状態で施術を受けることとなり、結果として肌トラブルのリスクを引き起こしかねません。

脱毛後のお風呂以外に注意するべきこと

脱毛後に注意するべきことは、お風呂だけではありません。脱毛後は、通常の状態では問題ない些細な行為が、肌トラブルを引き起こしてしまうことも。
脱毛後は主に、以下3つの行動を避けるようにしてください。

  • 飲酒
  • 激しい運動
  • 日焼け

詳しくは以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

【まとめ】脱毛後のお風呂は翌日からにしよう

脱毛当日の入浴は控え、肌の状態が落ち着いた翌日からにしましょう。
体温が上昇し、血行がよくなるだけでなく、湯船に存在する細菌が入り込んでしまうこともあります。もしも脱毛当日に入浴してしまったときは、十分な保湿と適切な方法でのクーリングを行いましょう。
万が一脱毛後に、肌に違和感や異常が見られたときは、おひとりで悩まずにクリニックへ相談してください。

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このコラムの監修者
伊原 亮
伊原 亮
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2014年3月 慶應義塾大学 医学部 卒業
2014年4月 東京都内の病院にて初期臨床研修
2016年4月 都内大手美容皮膚科にて勤務
2016年11月 都内大手美容皮膚科院長就任
2021年11月 アステリアクリニック札幌院 院長就任