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脂肪溶解ハイフは効果ない?効果的な施術の受け方について解説

脂肪溶解ハイフは、切らずに部分痩せが目指せる医療痩身として人気を集めています。しかし、インターネット上では効果がないという評価を目にすることもあり、不安を覚える方も多いことでしょう。施術を受けたのに変化を実感できなかったという声、期待と現実にギャップを感じたという声はなぜ出てきてしまうのでしょうか。本記事では、脂肪溶解ハイフの基本的な仕組みや、効果がないといわれる理由、施術効果を高めるポイントについて詳しく解説します。

アステリアクリニック院長
当院の医療ダイエットをご紹介
目次
そもそも脂肪溶解ハイフとは?

脂肪溶解ハイフとは、正式には脂肪溶解リニアハイフと呼ばれる痩身治療のことです。HIFU(高密度焦点式超音波)技術を用いて脂肪細胞を破壊します。
ハイフには大きく分けてリニア照射型とドット照射型があり、脂肪溶解を目的とするのはリニア照射型のハイフです。高密度の超音波エネルギーを脂肪層に向けて照射することで脂肪細胞を溶解して破壊し、最終的に老廃物として体外へ排出することで痩せられます。
一般的にハイフといわれてイメージされることが多い、たるみやしわの改善を目的するタイプはドット照射型になります。SMAS層(筋膜層)に向けて照射するため、脂肪細胞の破壊がメインではありません。
医療ダイエットをしたい場合は、リニア照射型である脂肪溶解ハイフを選びましょう。
脂肪吸引との違い
脂肪溶解ハイフと脂肪吸引の最も大きな違いは、身体への負担です。脂肪吸引はカニューレと呼ばれる管を用いて、切開したところから脂肪を物理的に吸い取ります。
外科的手術なので即効性がありますが、術後のダウンタイムや腫れ、内出血などのリスクがあり、施術部位や範囲によっては全身麻酔が必要になることもあります。
一方、脂肪溶解ハイフは、超音波を用いて脂肪層へ集中的に照射することで脂肪細胞を破壊します。骨に響くような熱による痛みを感じることはありますが、麻酔が必要なほどではありません。
そのため体への負担が少なく、ダウンタイムもあまりないのが魅力です。ただし、脂肪吸引のように即日脂肪がなくなるという即効性はありません。効果の実感には時間がかかり、複数回施術を重ねるほうがよいケースもあります。
各施術が向いている人
脂肪溶解ハイフは、部分的な脂肪の蓄積が気になる方や、自然な速度で徐々に痩せたい方、忙しくて長期の休養が取れずダウンタイムが気になる方にとくに向いています。部位でいえば、二の腕、お腹などに脂肪がある方にも人気です。
一方で脂肪吸引は、大量の脂肪を短期間で取り除きたい方や、ダウンタイムが強くても脂肪をたくさん除去したい方に向いています。
どちらを選択するかは、術後の回復期間や合併症リスクを許容できるかどうかなどによって決められることが多いです。なりたい体形や現在の脂肪の付き方などを考慮しながら、生活スタイルと目的に合わせられるよう、カウンセリングをうまく活用しましょう。
脂肪溶解ハイフは効果がないと言われる理由は?

脂肪溶解ハイフは効果がないといわれる理由は、主に次の5つです。
- 施術を受けた人の期待値が高かった
- 施術の直後にレビューをしている
- 顔の脂肪がもともと少なかった
- 施術後に体重が増加した
- 効果には個人差がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
施術者を受けた人の期待値が高かった
脂肪溶解ハイフに対して効果がないと感じるケースは、施術を受けた方自身の期待値が高すぎて生じたギャップが理由となっていることもあります。脂肪溶解ハイフの特性をよく理解していないと、理想とのギャップが大きくなり、たとえ施術が正常に行われていたとしても本人の満足度は得られにくくなります。
脂肪溶解ハイフの効果は、個人の体質や脂肪の付き方、目指したい体型などによって大きく左右されます。事前にクリニックへ希望を伝え、すり合わせておくことが重要です。
施術の直後にレビューをしている
施術直後のタイミングで結果を評価してしまった方のレビューは、「本来の効果が現れる前の声」になっている可能性もあります。
脂肪溶解ハイフは破壊した脂肪細胞を、代謝によって体外に排出する仕組みです。その場で脂肪が除去される脂肪吸引とは違い、身体の自然な速度で痩せます。このため施術直後は、目に見える変化を得られないことも珍しくありません。
効果があらわれるまでには1~3ヶ月ほどかかるため、レビューを参考にする際は、施術後どの程度経過した段階でのものなのかを確認するとよいでしょう。
顔の脂肪がもともと少なかった
脂肪溶解ハイフの効果は、主に皮下脂肪が適度に存在する部位に対して発揮されます。そのため、もともと脂肪が少ない方や、すでに痩せ型の方が施術を受けた場合は、期待するほどの効果が得られないことがあります。
脂肪量が少なければそもそも減らせる脂肪も多くない効果が出ていないように感じてしまうのです。たとえば顔のように脂肪が少ない部位が気になるケースでは、リフトアップ目的のドット型ハイフや脂肪溶解注射なども検討するとよいでしょう。
施術後に体重が増加した
施術後に体重が増加した場合、せっかく脂肪細胞を破壊しても、ハイフを当てていない部位に残った脂肪が肥大化してしまいます。
脂肪溶解ハイフは、施術部位の脂肪細胞を減らせる施術でリバウンドしにくいといわれています。しかしリバウンドしないのは施術部位に限られるため、体重が増加すると施術による変化が見えにくくなり、効果がないと感じてしまう要因になるのです。
体全体の代謝が落ちていたり、暴飲暴食などで摂取カロリーが増えたりすると、他の部位に脂肪が蓄積される可能性があるため、施術後も食生活や運動習慣を見直すことが重要です。
効果には個人差がある
脂肪溶解ハイフの効果には、どうしても個人差があります。これは、もとの脂肪量や皮膚の厚み、年齢、代謝機能、生活習慣などにより、効き方が大きく異なるためです。
たとえば、同じ部位に同じ機器で施術を受けたとしても、1回で引き締まりを実感する人もいれば、別の人は複数回受けてようやく変化を感じられることもあります。
施術例として紹介されている画像や口コミの通りに効果が出るとは限りません。やはり自分の体質などを細かく伝え、カウンセリングですり合わせることが大切です。
脂肪溶解ハイフの効果をより高めるには?
脂肪溶解ハイフは、施術の特性を理解して継続して受けることによってより高い効果が期待できます。ここでは、脂肪溶解ハイフの効果を最大限に引き出すために意識したい3つのポイントについて詳しく解説します。
頻度に気を付けて施術を受ける
脂肪溶解ハイフは、適切な頻度で施術を受けることが重要です。脂肪細胞は1回の施術で即座に破壊されるわけではありません。また、目指したいボディライン、脂肪の付き方によっては、一度に破壊できる脂肪細胞の量を考慮し、何度かにわけて施術を受けることになります。
脂肪細胞は数週間、数ヶ月かけて徐々に排出されていきます。そのため、施術と施術の間隔を詰めすぎると効果が安定しにくくなりますし、肌にもますますダメージが加わります。2週間に1回の頻度で、同じ部位は2回以上施術を受けるとよいでしょう。
とはいえこうした頻度はあくまで目安であり、体質などによっても個人差があります。医師や施術者と相談しながらスケジュールを立てることが、効率よく効果を出すためのポイントです。適切な頻度を守ることで、より自然で満足度の高い仕上がりが期待できます。
医師・施術者と仕上がりのイメージを共有する
繰り返しになりますが、実際に契約する前、施術を受ける前に、医師やスタッフなどと理想の仕上がりについてしっかりと共有することが重要です。
施術を受ける方が太もものお肉について「脚を閉じたときに付かないくらい」まで減らしたい、お尻の脂肪を「スキニーを履いたときにたるんだ感が出ない」程度まで取りたい、と考えていても、こうした詳細な希望がクリニックに正確に伝わっていなければ、意図した結果が得られない可能性があります。
もし仕上がりのイメージをうまく共有できないまま進めると、本来必要だった施術回数からズレたり、照射部位が適切でなくなったりする恐れもあります。このため初回の段階で「具体的で詳細なイメージを」ゴールとして共有しておくことが、適切な効果を得られる鍵です。
保湿をしっかり行う
脂肪溶解ハイフの施術後は、肌が一時的に乾燥しやすい状態になります。乾燥を放置すると、皮膚のバリア機能が低下し、肌荒れや赤み、ひりつきといった症状があらわれる原因となります。
もし施術を受けるタイミングで肌トラブルが起きていると、落ち着くまで延期することもあります。予定していた頻度での照射が難しくなれば、思っていたような効果があらわれるまでに時間がかかってしまうでしょう。施術後はすぐに保湿ケアを行い、肌の水分をしっかり補うことが大切です。
当日だけでなく、日ごろから入念にケアし、健やかな肌を保つようにしましょう。
アステリアクリニックの医療ダイエット
医療ダイエットに興味がある方は、ぜひアステリアクリニックへご相談ください。アステリアクリニックでは、リポセルと呼ばれる高出力のボディ用ハイフを用いた施術も提供しています。身体用のため顔への施術はできませんが、腹部や太ももなどのしつこい脂肪を減らしたい方に人気です。
またハイフ施術で気になる方の多い顔痩せのお悩みにアプローチ可能な、脂肪溶解注射の施術も行っています。エラやフェイスラインなど、細かい部位にピンポイントで対応できるのが特徴です。
アステリアクリニックのカウンセリングでは初めての方でも挑戦しやすいよう、丁寧で詳細なご説明を心がけております。どの施術を選べばよいかわからない方も、安心してご利用ください。
まとめ
脂肪溶解ハイフは、皮膚を傷つけずに部分痩せを目指せる施術です。効果がないと感じるケースの多くは、過度な期待や施術直後の早すぎる判断、脂肪量が少ない部位への照射、施術後の生活習慣の乱れ、体質による個人差などが原因です。
本来得られる効果を下げないためにも、正しい頻度で継続的に受けること、医師とのカウンセリングで仕上がりのイメージを共有すること、施術後の保湿ケアを怠らないことなどを意識しましょう。
医療ダイエットにはさまざまな種類があり、脂肪の付き方や求める効果によって適切な施術が異なります。自分に合った方法を選ぶことが大切なため、迷ったときはクリニックに相談してみましょう。医療ダイエットに興味がある方は、ぜひアステリアクリニックまでお越しください。

アステリアクリニック院長