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医療脱毛後に毛が抜けるまで何日かかる?毛が抜けない原因と対策も解説

医療脱毛後に毛が抜けるまで何日かかる?毛が抜けない原因と対策も解説

医療脱毛を受けたあとに「毛が抜けるまでどれくらいかかるのだろう?」「抜けない毛があるのはなぜ?」といった疑問を持たれる方も多いでしょう。そこでこの記事では、医療脱毛後に毛が抜けるタイミングについて以下のテーマに沿って詳しく解説していきます。

  • 医療脱毛後に毛が抜ける期間
  • 医療脱毛後に毛が抜けない原因
  • 医療脱毛で毛を抜けやすくするための対策
  • 医療脱毛後の自己処理における注意点

医療脱毛の効果を高めるためには自宅での対策も重要です。また、毛が抜ける時期を正しく理解することは、適切な間隔で医療脱毛を受けることにもつながります。
医療脱毛をすでに進めている方はもちろん、これから医療脱毛を始める予定の方もぜひ最後までご覧ください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任
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毛が抜け始めるのは医療脱毛後2〜3週間後

医療脱毛を受けてから毛が抜け始めるまでは、2~3週間程度かかるのが一般的です。つまり、脱毛した当日にすぐ毛が抜けるというわけではありません。
また、効果を実感できる時期は、脱毛方式によっても異なります。医療脱毛で使用する脱毛方式には「熱破壊式」と「蓄熱式」の2つがあります。強い熱を毛乳頭に照射する「熱破壊式」では比較的早く効果を実感しやすい一方で、毛穴の浅い部分であるバルジ領域にアプローチする「蓄熱式」では効果を実感するまでの期間が長くなることも。
医療脱毛を受けた部位や毛質によっても異なりますが、それぞれの方式で一般的に効果を実感できる期間は以下の通りです。

脱毛方式効果を実感できるまでの期間
熱破壊式脱毛機1~2週間
蓄熱式脱毛機3~4週間

医療脱毛後に毛が抜けるまでの流れ

医療脱毛後に毛が抜けるまでの流れは、以下の通りです。

  1. 脱毛器から照射されたレーザーがメラニン色素に届くことで、熱反応が起こる
  2. 熱反応によって、毛乳頭にある発毛組織がダメージを受け破壊される
  3. 発毛組織が破壊されたことで、毛が抜ける

発毛組織が破壊されてから毛が抜けるまでに時間がかかるため、脱毛直後にすぐ毛が抜けるというわけではないということです。
また、熱破壊式脱毛機での医療脱毛の場合、レーザー照射を受けた直後からレーザーの熱によって毛周囲の水分が蒸発し、毛が飛び出したりポロポロ抜けるように落ちていくことがあります。この現象は「ポップアップ現象」と呼ばれます。
ポップアップ現象が起きても完全に毛根を破壊できてない場合があり、一概に脱毛効果があったとは言い切れないため、注意が必要です。

1度の医療脱毛で毛が抜けきるわけではない

熱破壊式・蓄熱式どちらの脱毛方式で医療脱毛を受けた場合も、1度ですべての毛が抜けきるわけではありません。

1度で毛が抜けきらないのには毛周期が関係

1度の医療脱毛で毛が抜けきらないのは、以下のサイクルから成る毛周期が関係しています。

  1. 毛が伸びる「成長期」
  2. 毛が抜け落ちていく「退行期」
  3. 新しい毛が成長するまでの準備をおこなう「休止期」

体毛は、これら3つのサイクルを経て生え変わることを繰り返しています。
医療脱毛の熱やレーザーが反応するのは、メラニン色素を多く含む成長期の毛のみで、退行期・休止期の毛には反応しません。そして、医療脱毛時に退行期・休止期だった毛がいずれ成長期となることで、再び毛が生え揃った状態となります。
これが、1度の医療脱毛で毛が抜けきらない理由です。

医療脱毛の回数を重ねることで毛が抜けていく

成長期の毛は、全体の20%程度と言われています。つまり、1度医療脱毛を受けただけでは約80%の毛に脱毛効果を期待できないということです。そのため、脱毛完了を目指す場合は医療脱毛の回数を重ねる必要があります。さらに毛周期に合わせて医療脱毛を重ねることで、成長期を迎える毛に的確にアプローチできるのです。

毛が太い部位のほうが抜けやすい

VIOや脇といった毛が太い部位のほうがメラニン色素が多く、脱毛器のレーザーが反応しやすいため、医療脱毛後に抜けやすいといえます。
ただ、毛が太い部位は、成長期の毛であってもレーザー照射が1度で毛根を破壊することが難しい箇所でもあるんです。
そのため、1回、2回、3回…と医療脱毛の回数を重ねることで、脱毛効果を実感できるようになります。

医療脱毛後に毛が抜けない3つの原因

「医療脱毛を受けたのに毛が抜けなかった」という場合に考えられる原因は、主に以下の3つがあります。

  • 照射漏れがあった
  • 脱毛器が出力不足だった
  • 照射部位に産毛や細い毛が多かった

照射漏れがあった

施術時に照射漏れがあると、思ったように効果を実感できないことがあります。
医療脱毛ではレーザーがメラニン色素に反応することで脱毛をおこないます。そのため照射漏れがあると医療脱毛後に毛が抜けない原因になってしまうのです。
スタッフが細心の注意を払っていても、技術不足や不注意などで照射漏れが起きることがあります。照射漏れにより脱毛効果を実感できない場合は無料で再照射してくれることも多いので、脱毛クリニックに相談しましょう。
アステリアクリニックでは、照射後28日以内であれば照射漏れに対応可能です。お気軽にご相談ください。

脱毛器の出力が不足していた

脱毛器の出力が不足している場合も、毛がうまく抜けない原因になります。
脱毛器の照射出力は、通常は効果を実感できるよう適切に設定されています。しかし、肌質や施術当日の肌の状態によってはあえて照射出力を下げることも。肌トラブルが起こるリスクを回避するためです。
脱毛器の出力不足が考えられる場合は、次回施術を受ける際に相談してみましょう。
また、同じ脱毛器でもクリニックごとに施術時間の差があるため、その点もよく確認するようにしてください。

照射部位に産毛や細い毛が多かった

レーザー照射は、メラニン色素が含まれる毛に反応します。産毛や細い毛にはメラニン色素が十分に含まれていないため、脱毛効果を実感しにくいのです。
毛周期に合わせて医療脱毛を受けることで毛は抜けやすくなりますが、最近ではメラニン色素の薄い部位にもアプローチできる脱毛器が登場しています。より高い脱毛効果を得るには、脱毛クリニックにどのような脱毛機器あるのかという点も押さえておきましょう。
アステリアクリニックでは「ソプラノチタニウム」という、産毛にも効果が期待できる最新機器を導入しているので、産毛へのアプローチも可能です。

医療脱毛で毛を抜けやすくするためにできる対策5選

医療脱毛を受けるのなら、効率よく施術を受けたいという方は多いでしょう。ここでは、医療脱毛で毛を抜けやすくするためにできる以下5つの対策についてご紹介します。

  1. 毛周期にあわせて医療脱毛を進める
  2. 脱毛前後の保湿を徹底する
  3. 日焼けしないようにする
  4. 健康に気をつけ代謝を向上させる
  5. 医療脱毛前後の自己処理に注意する

毛周期にあわせて医療脱毛を進める

脱毛は、毛周期に合わせて進めるのが効果的です。そのため、より高い効果を求める場合は1.5ヶ月〜3ヶ月程度施術の期間を空けて次回予約を取るのがおすすめ。それぞれの部位における毛周期を、以下の表にまとめました。

脱毛部位毛周期
全身2ヶ月
2~3ヶ月
VIO1.5~2ヶ月
1~2ヶ月
太もも・膝下1.5~2ヶ月

毛周期に合わせた施術は効率よくムダ毛にアプローチするために重要ですが、迷ったときは自己判断せずにクリニックに相談することも大切です。
回数を重ねれば毛周期のサイクルが長くなる可能性もあるため、間隔を空けて施術を受けることが可能になります。効率的に脱毛完了を目指す場合は、次回予約のタイミングを相談するといいでしょう。

脱毛前後の保湿を徹底する

肌トラブルが起きると、脱毛効果が得られないだけでなく施術を断られるケースがあります。そのため、日ごろから保湿ケアを徹底し、肌の状態を整えておきましょう。
特に施術後は、入念に保湿することで脱毛効果が高まります。乾燥対策として化粧水や乳液、クリーム、オイルなどを使用し、丁寧にスキンケアをおこないましょう。また肌に摩擦ダメージを与えないよう、入浴時は洗顔料やボディソープを十分に泡立ててから使用するのもポイントです。

日焼けしないようにする

医療脱毛期間中は、紫外線対策も欠かせません。レーザー照射はメラニン色素に反応するため、日焼けしすぎて黒くなった肌では施術が受けられなくなる可能性があります。そのため、脱毛期間中は普段よりも重点的に紫外線対策をおこないましょう。
紫外線対策には帽子やサングラス、長袖の着用など肌を露出させない方法や、日焼け止めクリームの塗布といった方法が効果的。施術後は特に肌が日焼けしやすいため、意識して紫外線対策を取り入れることが大切です。

健康に気をつけ代謝を向上させる

日頃から睡眠や食事に気をつけ、代謝を向上させましょう。

代謝が良くなることで肌のターンオーバーが促進し、毛が早い段階で肌の表面へ押し出されることで、毛が抜けやすくなります。学生・社会人ともに規則正しい生活を送るのが難しい方も多いかと思いますが、脱毛の効果を高めるためにも、意識して取り組んでみてください。

医療脱毛前後の自己処理に注意する

医療脱毛前後の自己処理は、以下の3点に気をつけてください。

  • 自己処理は電動シェーバーおこなう
  • 医療脱毛後毛が抜ける前に剃るのはOK
  • 医療脱毛後の自己処理は施術後1週間程度空ける

施術前後の自己処理にはカミソリや毛抜き、除毛クリームを使用せず、電動シェーバーでおこなうようにしましょう。特に、カミソリや除毛クリームでの自己処理は、肌を傷つける可能性があり施術ができなくなるため、施術前は肌に負担がかかりにくい電動シェーバーの使用がおすすめです。また、毛抜きによる自己処理もNGです。毛抜きは毛根ごと毛を抜いてしまいます。毛抜きで自己処理することでレーザーが反応する毛がなくなるため、脱毛効果が減少します。
施術を無駄にしないためにも、毛抜きによる自己処理は避けた方がいいでしょう。
医療脱毛後の自己処理については以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

より高い効果を求めるなら医療脱毛がおすすめ

発毛組織を破壊することで脱毛を促す医療脱毛は、毛が抜けやすく高い効果が望めるのが特徴です。医療脱毛を受けることで、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 自己処理の負担が減る
  • 肌トラブルが減少する
  • 脱毛効果が高いため少ない回数で終了する

医療脱毛では毛周期に合わせた適切なタイミングで施術を受けることで、効率よく脱毛を完了させることが可能です。自己処理の負担が少ないツルツルの肌を手に入れたい方は、ぜひ医療脱毛での施術をご検討ください。

医療脱毛の注意点も理解しておく

医療脱毛には、把握しておくべき注意点もあります。施術を受ける前に、以下の注意点を確認しておきましょう。

  • サロン脱毛と比較して痛みが強い
  • 肌トラブルのリスクがある

肌トラブルのリスクについては以下の記事で詳しく解説しています。どのような肌トラブルが起きるのか、どのような対策があるのかを事前に確認しておきましょう。

【まとめ】医療脱毛後に毛が抜けるまでは時間がかかることを理解しよう

医療脱毛後に、毛が抜け始めるまでは2〜3週間の期間を要します。
なかには、毛が自然に抜け落ちるまでの2~3週間が長く感じるという方もいるでしょう。ですが気持ちが焦るあまり、不適切な対応を取ると肌トラブルを引き起こす可能性も。
毛周期に合わせて施術を受け、確実にムダ毛にアプローチしましょう。
アステリアクリニックでは、契約の段階で最後までの予約が取れるシステムを導入しています。予約が取りやすく、適切なタイミングで施術を受けられるのが特徴です。効率よく脱毛完了を目指したい方は、ぜひアステリアクリニックへご相談ください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任