ピル(低用量ピル)の効果、副作用をわかりやすく解説
ピルという名前は聞いたことがあるものの、実際どんな効果や副作用があるのかご存知ない方は多いのではないでしょうか。
「ピルを使用したいけど、どんな効果があるのかわからない」
「服用NGな人もいるの?」
「ピルの副作用に困っている」
と、考えてらっしゃる方に本記事をお届けします。
実は、正しくピルを服用すれば避妊ができることはもちろんのこと、女性特有の悩みを和らげたり、月経周期を改善できたり、卵巣がん・子宮がんなどの発症リスクを下げるたりすることが可能です。
この記事ではピルに関しての基本的な知識や効果、副作用についてご説明いたします。
- ピルとは?
- ピルの効果
- ピルの副作用
- ピルのよくある質問
- まとめ
アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
ピルについて正しく理解したい方、ピルを活用して悩みを解決したい方はぜひ参考にしてください。
目次
ピルとは?
ピルとは、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2つのホルモンからなる経口避妊薬のことをさします。
避妊効果に加えて、副効用として月経周期が改善する、月経困難症が改善する、月経前症候群(PMS)が改善する、卵巣がん・子宮がんを予防する、お肌の状態が整うなどさまざまな嬉しい効果を持つ薬です。
一方で、国連が発表している「避妊法2019(Contraceptive Use by Method 2019)」のデータを参照すると、ピルの使用率はフランスでは33.1%、カナダでは28.5%、アメリカでは13.7%という水準に対して日本国内では2.9%と、他の先進国に比べ使用率が低い状況です。
国内で使用率が低い理由はさまざま考えられますが、1つに入手方法の違いがあると考えられます。諸外国では、日本の風邪薬同様、ピルを薬局などで気軽に購入することができます。しかし、日本では医師の診断のもと処方箋をもらう必要があり、入手方法が煩雑であることが理由だと考えられています。
また、ピルが諸外国ほど普及してないもう一つの理由は、ピルについての正しい理解が認識されていないから、ということも考えられます。
ピルを正しく利用すれば、女性のさまざまな悩みを解決できる、という認識をより多くの方が持つようになることで、ピルの利用率も向上していくかもしれません。
OCとLEPの違い
ピルは、「OC(Oral Contraceptives)と「LEP(Low dose Estrogen Progestin)」の2種類に分類されます。
直訳すると「OC」は「経口の避妊薬」、「LEP」は「低用量のエストロゲン、プロゲスチン」という意味になります。プロゲスチンとプロゲステロンは、いずれも黄体ホルモンという意味をもち、違いはないものと考えていただいて問題ありません。
では、なぜOCとLEPという名称の違いが生じたのかというと、それは薬の成り立ちに関係しています。
まずはじめに「OC」が登場したのですが、血栓症が発生する副作用が懸念され、血栓症の発症リスクを下げるためにホルモンの含有量を低用量化する動きが生まれました。その結果、現在の安全な低用量ピルに変貌を遂げていくこととなったのです。
そのOCの研究の過程で、OCには月経困難症の改善など、複数の副効用が発見されることとなりました。そして、月経困難症の改善を主たる目的とした「LEP」が保険適用薬として誕生したのです。
参考:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤 ガイドライン(案)
なお、血栓症の発症リスクが懸念されていた「OC」ですが、現在販売されている「OC」は大規模なコホート研究が実施され、安全性が確認できたものとなっているのでご安心ください。
また「OC」と「LEP」に実は、成分に大きな違いはありません。どちらにも「避妊効果」やその他の副効用があると考えていただいて問題ありません。
ただし、日本においては両者の扱いに大きな違いがあります。
それは「OC」は保険適用外のお薬であり「避妊」を主な目的として自由診療で出されるお薬である一方で、「LEP」は保険適用のお薬であり月経困難症などの改善を目的(副効用として避妊効果がある)としているということです。
日本において、医療保険が適用されるかどうかは、大まかに言うと「病気を治療するかどうか」という点がポイントになります。「LEP」は月経困難症といった「病気」を治療するという目的のために出されるお薬のため、保険適用となります。一方、「OC」は避妊を目的として出されるお薬であり、病気を治療しているわけではないので保険適用になりません。
そのため、薬の「目的」によって保険適用か否かが変わってくるのです。
ピルの効果
ピルの効果として主に以下の7つをあげることができます。
- 避妊
- 月経周期の改善
- 月経困難症・月経前症候群(PMS)の改善
- 月経量減少による過多月経の改善
- 子宮内膜症の改善
- 卵巣がん・子宮がんのリスク低下
- ニキビや多毛など肌状態の改善
それぞれ詳しく解説します。
避妊
ピルは、理想的な使用をした場合、99.7%の確率で避妊することができ、非常に高い避妊効果を期待することができます。
理想的な使用とは、ピルの服用方法を正しく守って使い続けた場合のことを指します。
ピルは主に排卵を抑制することで、避妊効果を発揮します。
ピルを内服することで薬に含有される卵胞ホルモンと黄体ホルモンが作用し、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を作る命令を脳が行わなくなり、FSHとLHの分泌量が減少します。
ピルによって体内にホルモンがすでに存在している状態を作ることで、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を作らなくてもよいと脳に勘違いをさせることができます。
卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)の分泌量が減ることによって、卵胞の発育と排卵を抑制することができ、卵巣の休止状態をキープすることができるようになるのです。
排卵がおこらなければ、精子が子宮内に入ったとしても卵子がそこに存在しないため、受精することはなくなります。
他にも、ピルを飲むことで子宮内膜が厚くなることができず、受精卵が着床しづらくなったり、本来、排卵期に精子の働きを助ける子宮頸管粘液の機能も弱くなり、精子が子宮に入りづらい状態になったりします。
避妊目的で内服する場合、月経が始まったタイミングから5日以内に服用をはじめる必要があります。
そして、7日間以上服用を継続することで避妊効果を得られるようになります。
月経周期の改善
ピルを活用することで、乱れた月経周期を改善させることができます。
生理日を自身でコントロールできるようになるため、旅行やデート・スポーツの予定なども立てやすくなります。
ピルを服用することで、ピルに含有される卵胞ホルモンと黄体ホルモンの作用により子宮内膜が維持されるため、生理が起こらなくなります。
そしてピルの休薬期間、つまりプラセボの錠剤を飲んでいる期間は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが体内で減少することで子宮内膜が維持できなくなり、子宮内膜が剥がれ落ちて出血が起こるようになります。つまり、薬の成分によって生理のタイミングをコントロールできるため、月経周期を安定化させることができるようになります。
プラセボとは、薬効成分を含まない偽薬のことで、出血後にピルの再開時期を忘れてしまうことを避けるために、プラセボもセットでついてきているケースも多いです。
月経困難症・月経前症候群(PMS)の改善
ピルは月経困難症や、月経前症候群(PMS)を改善してくれると考えられています。
月経困難症は月経中に腹痛や腰痛をはじめとする不快な症状が起こるもの、月経前症候群は月経の前の期間に精神的な症状や身体的な不快感などの症状が起こるものとして違いがあります。
まず月経の際に痛みが生じる原因についてお話します。
排卵期になると、卵子が卵巣から卵管を通り子宮に運ばれ、ここで卵子は受精を待ちます。
しかし受精に至らなかった場合、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち、体外に排出されます。これを月経といいます。月経の際、子宮内膜を体外に押し出すために、プロスタグランジンという子宮が収縮させる成分が体内で作られます。
このプロスタグランジンによる子宮収縮が、月経中の痛みの原因なのです。
このプロスタグランジンの分泌量が多い場合、子宮が強く収縮して痛みが増すことになり、いわゆる重い月経となります。
しかし、ピルを服用することで子宮内膜が厚くなることを抑制し、体外に押し出さなければならない子宮内膜の量が減るため、プロスタグランジンの量が減り、子宮の強い収縮も抑えられることになります。その結果、痛みを減らすことができるのです。
月経前症候群(PMS)は、原因がはっきりしていないことが事実ですが、1つに卵胞ホルモン・黄体ホルモン・卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体形成ホルモン(LH)などの女性ホルモンの分泌量の変動が原因ではないかと考えられています。
特に排卵後から月経に至るまでの期間(黄体期)には、プロゲステロンの分泌量が多くなると言われています。
このプロゲステロンの分泌量が多くなりすぎると、PMSの症状を引き起こすと言われています。
ピルは、体内のホルモン量を低いレベルで安定化させることができるため、PMSにも効果があると考えられています。
月経量減少による月経過多の改善
またピルは月経過多の症状を改善してくれると考えられています。
なぜなら、ピルの服用により子宮内膜が厚くなることを防いでくれるからです。
通常、排卵後に卵子が到着した子宮は、精子を受け入れるために子宮内膜を厚くするように作用します。受精しなかった場合は、子宮が収縮することで厚くなった子宮内膜が剥がれ、血液とともに外に流れていきます。これがいわゆる月経という現象になります。
そもそもピルは、排卵自体を抑制ますが、子宮内膜を厚くすることを抑制する効果もあります。
そのため剥がれ落ちる子宮内膜も減り、月経量が減ることになります。
子宮内膜症の改善
子宮内膜症とは、子宮の内側の組織(子宮内膜)に似た組織が、腹膜・卵巣・卵管・ダグラス窩などさまざまな場所にできてしまう病気のことです。
子宮内膜症でできた組織は、女性ホルモンの影響を受けて、厚みをましたり剥がれて子宮とは別の部位で出血を起こしたりします。その結果、患部からの出血が排出されずに貯まってしまい、組織との癒着や痛みを引き起こします。結果として、月経以外の時(例えば排便時や性交時)にも痛みを引き起こしたりする場合や、重度の場合は子宮の癒着による不妊を引き起こす可能性があります。
そしてピルは、子宮内膜症の痛みを改善することができると考えられています。
ピルを服用することで、低いレベルで女性ホルモンが安定するため、子宮とは別の部位にできた子宮内膜に似た組織が厚くなることもなくなり、組織が剥がれたり出血する量も抑えることができるようになるため、結果として痛みを軽減することができるようになります。
卵巣がん・子宮がんのリスク低下
ピルは、卵巣がんや子宮がん(子宮体がん)のリスクを下げてくれることが明らかになっています。
ピルを服用することで、卵巣がんの発症リスクは40~50%ほど下がると言われています。
考えられる理由は2つあります。
卵巣がんは排卵回数と関係があり、排卵回数が少ないほど卵巣がんのリスクを下げることができるといわれています。ピルを服用して排卵を抑えることで、生涯の排卵回数を減らすことができ、結果的に卵巣がんとなるリスクを下げることができます。
また、卵巣がんは子宮内膜症によってもリスクが上昇するといわれています。ピルの服用で子宮内膜症を抑制することができ、結果として卵巣がんの抑制につながると考えられています。
一方、子宮がんは、子宮内膜増殖症が発生原因の1つと言われています。
子宮内膜増殖症は、子宮内膜が過剰に厚くなってしまう病気のことで、卵胞ホルモン(エストロゲン)の値が高くなることで発症します。
ピルは、ホルモン分泌に働きかけエストロゲンを低いレベルに抑え続けてくれるため、子宮内膜増殖症になることを防いでくれ、結果として子宮がんの発生を抑えてくれるのです。
ニキビや多毛の改善
ピルを服用することでニキビや多毛の予防ができます。
ニキビについては、黄体ホルモンの作用が大きく関係しています。
ニキビの原因は、皮脂なのですが、黄体ホルモンは皮脂の分泌を促す作用があります。
ピルには、黄体ホルモンの分泌量を抑える効果があるため、ニキビの発生確率を下げてくれるのです。
また多毛の原因は主に男性ホルモンによる作用ですが、実は卵巣からは男性ホルモンも分泌されています。ピルを服用することで卵巣を休止状態にすることで男性ホルモンの分泌を抑えることができ、多毛を改善することができます。
ただし、脱毛の効果はなく新しく生えてくる体毛を減らすといった効果のため、効果を実感するには数ヶ月程度要することになります。
ピルの副作用
ピルの副作用は以下の5つです。
- 吐き気や頭痛、むくみが起こる
- 血栓症が起こってしまう可能性
- 不正出血
- 乳房痛
- イライラやだるさを感じる
1つずつ解説します。
吐き気や頭痛、倦怠感が起こる
この副作用は、ピルの服用初期にホルモンバランスが乱れることで起きると言われています。特にピルを内服し始めた直後は、もともと身体が分泌するホルモンと、ピルのホルモンの両方が作用してしまうため、症状が出やすいです。
ただし、多くの方は1~2週間飲み続けると症状が安定してくるでしょう。ピルによってホルモンが補充されるため、体内でホルモンを分泌する必要がないと身体が理解し始めるからです。
それでも悪心などが治らない方は、医師と相談しながら3ヶ月程度飲み続けてみてください。ホルモンバランスが整ってくることで、自然に症状が落ち着いていくケースが多いと言われています。症状が治るまでの間、吐き気どめや頭痛薬などを併用することも効果的です。
血栓症が起こってしまう可能性
ピルの副作用で特に気を付けるべきものは血栓症です。
血栓症は、血管の中でできた血の塊(血栓)が血液の流れを妨げてしまう病気のことです。
なぜ血栓症になるかというと、ピルに含まれる卵胞ホルモン(エストロゲン)は、血液を凝固させる作用を持っているからです。
低用量ピルを内服している女性が血栓症を発症する確率は、1万人あたり3〜9人程度といわれています。一方、低用量ピルを内服していない女性でも1万人あたり1〜5人程度は血栓症を発症するといわれているため、低用量ピルによって血栓症となるリスクが飛躍的に高まるというわけではないといえるでしょう。
ただし。以下の特徴がある人は、血栓症となるリスクやその他の副作用のリスクが飛躍的に高くなるため、ピルの服用を控えた方が良いとされています。
- 喫煙者
- BMIが30を超える肥満の方
- 40歳以上の方
- 持病がある方(前兆を伴う片頭痛、血栓症、重度な肝障害、乳がん、糖尿病など)
- 高血圧の方
不正出血
ピルには、生理以外の時に性器から出血が起こってしまうリスクもあります。
ピルの内服により体内のホルモンバランスが一時的に崩れ、子宮内膜が剥がれ落ちてしまうことがあるからです。毎日欠かさずピルを飲み続けることで次第に落ち着いてくるため、必要以上に気にする必要はありません。
またピルの飲み忘れによっても不正出血が起きる可能性があります。
もしピルを飲み忘れてしまった場合は以下を参考に対処してください。
飲み忘れたピルの数 | 内容 |
---|---|
1錠(1日) | ・気づいたタイミングで1錠飲む ・いつも飲んでいる時間にもう1錠飲む ・いつも飲んでいる時間に前日の飲み忘れに気づいた場合は、2錠同時に飲む ・残っているピルはその後も定期的に飲み続ける |
2錠(2日)以上 | ・その月のピルの服用をやめる ・飲みかけになっているシートは捨てる ・次回の月経開始日から5日以内に再度新しいシートで内服をスタートする |
不正出血は長くても2週間以内に治ることが多いですが、もし出血が止まらない場合は医師に相談するようにしましょう。
蕁麻疹・発疹・かゆみ・アレルギー
ピルの内服によって、蕁麻疹や発疹、かゆみなどのアレルギー反応が起こることもあります。
ピルによって引き起こされる薬物アレルギーは、比較的軽症なケースも存在しますが、服用を続けていると、重篤なアレルギー症状が現れることもあります。異変を感じたら服用を中止し、医師へ相談しましょう。
イライラやだるさを感じる
ピルの服用を開始した直後は、些細なことでイライラしたり、心身が健康状態であっても倦怠感を感じたりすることがあります。
ピルを飲み始めると、体内で分泌されるホルモンと、ピルによるホルモンが一時的に同居してしまうことでホルモンバランスが崩れる場合があり、その結果として感情が不安定になると考えられています。
多くの場合は1〜2週間、長くても3ヶ月間ほどピルの服用を続けることで、ホルモンバランスが整い、イライラやだるさの症状は寛解していくでしょう。
しかし、しばらく服用を続けても症状が改善する傾向が見られなければ、医師に相談しましょう。ピルの種類を変えることで症状が改善する可能性もあります。
もし薬を変えたのにも関わらず、気分がすぐれない場合は、ピルの他に原因があるかもしれません。
ピルのよくある質問
ピルに関してよくある質問とその回答を、3つに分けてご紹介します。
ピルの副作用はいつから?
ピルの副作用は、飲み始めの時期ほどでやすいと考えられています。
副作用の種類によりますが、最初の数日から、長い場合は数ヶ月程度持続する場合もあるでしょう。
副作用の多くは、基本的には数週間、長くても3ヶ月間程度飲み続ければ次第に落ち着いてきます。
しかし、何か気になることがあれば早めに医師に相談することをおすすめします。
ピルを飲まない方がいい人は?
タバコを吸う方、BMIが30を超える肥満の方、前兆を伴う片頭痛・血栓症・重度肝障害・乳がん・糖尿病・重度の高血圧などの病気にかかっている方、40歳以上の方、妊娠・授乳されている方はピルの内服を控えましょう。
ピルの副作用が出やすい人は?
ピルを飲まない方がいい人とほとんど同じ回答になります。
タバコを吸う方、BMIが30を超える肥満の方、片頭痛持ちの方、血栓症の既往がある方、重度の肝障害・乳がん・糖尿病・重度の高血圧などの病気にかかっている方
血栓症やその他の副作用のリスクが高まるため、服用はしないようにしてください。
まとめ
本記事では、ピルの種類やメリット・デメリットに関して解説しました。
ピルは高い避妊効果だけでなく、生理痛を和らげたり病気の予防になったりと、多くのメリットがある安全性が確認された薬です。
しかし、ご自身に何らかの既往歴や喫煙習慣があると血栓症などの重篤な副作用を起こしてしまうリスクもあります。
服用を始めて違和感を覚えたら、自己判断はせず医師の受診を受けてください。
アステリアクリニックでは、日本産婦人科学会認定の専門医監修のもと、適切にピルの処方を行っております。オンライン診療にて全国の方にピルをお届けできますので、ピルを始めてみたいけど、近くの産婦人科に通院する時間がない、行くのが億劫という方はぜひご相談ください。
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アステリアクリニック院長