脱毛できない条件とは?脱毛不可となる肌や健康状態について徹底解説
「できるだけ早く気になる部位の脱毛を始めたい!」と考えている方も、脱毛できない条件に当てはまっていれば、クリニックやサロンでの脱毛を進められないことがあります。
そのため、自分の容姿にもっと自信をつけたい方にとって、脱毛ができない条件は何か知っておくことが大切です。
そこで、本記事では以下の内容について解説します。
- 脱毛できない条件
- 脱毛できない部位
- 脱毛できないときの対処法
脱毛できない条件にはさまざまあります。まずは自分が該当しているかどうかを確認してみましょう。
また、対処法についてもあわせて解説するので、参考にしてください。
アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
目次
脱毛できない条件①肌の状態
脱毛できない条件には、以下のような肌の状態が大きく関与します。
- 日焼けや色黒の肌
- ニキビや炎症・傷のある肌
- ホクロやシミのある肌
- そり残しのある肌
- 敏感肌で肌荒れした肌
- 傷跡やタトゥーのある肌
上記のような状態の肌は、クリニックやサロンで脱毛できない可能性があります。脱毛できない理由と、脱毛を可能にするための対処法について解説しましょう。
日焼けや色黒の肌
日焼けをしている肌や、色黒の肌は脱毛ができません。これには、脱毛の仕組みが関係しています。
クリニックやサロンで行う主な脱毛方法はレーザー照射です。レーザーは黒色のメラニン色素に反応して毛乳頭を刺激し、脱毛を促進します。
通常は肌に影響せず毛根に作用しますが、日焼けをした肌や色黒の肌ではレーザーが反応してしまい、やけどなど皮膚を直接傷つけてしまう恐れがあるためです。
ただし、日焼けをしている方や色黒の肌の方も、蓄熱式脱毛やSHR脱毛によってクリニックやサロンで施術可能なケースもあります。脱毛方法について、事前に相談してください。
ニキビや炎症・傷のある肌
ニキビや傷がある肌、炎症を起こし赤くなっている肌は、基本的に脱毛はできません。
しかし、赤くないニキビであれば、脱毛が可能な低出力の脱毛機を使って施術を行うクリニックやサロンもあるので、事前に相談してみましょう。
ホクロやシミのある肌
ホクロやシミも、日焼けした肌と同様の理由から、脱毛できない条件として挙げられます。
ただし、該当する箇所にテープなどを貼って対処できる場合や、薄い色のホクロやシミであれば、レーザー照射が可能な場合もあります。施術時に相談してみてください。
そり残しのある肌
クリニックやサロンで施術を受ける前は、シェーバーなどで自己処理をするのが基本です。万が一そり残しがあると、残っていた毛にレーザーや光が作用し、肌を傷めてしまいます。
自己処理が面倒という方は、施術前のシェービングを無料で行ってくれるクリニックやサロンを探すと良いでしょう。
敏感肌で肌荒れした肌
アトピー性皮膚炎や、ひどく乾燥した肌など、敏感肌の方も脱毛できない条件に当てはまります。
レーザーによる脱毛は、毛のメラニン色素に反応し、毛根部分に損傷を与えることで脱毛する仕組みです。目に見える毛以外にも、肌の表面部分には多少なりともメラニン色素が存在します。そのため、施術を行うと肌表面のメラニン色素も反応を起こしてしまい、肌のつっぱり感をはじめとした違和感を抱くことがあるのです。
敏感肌の方の場合、違和感がひどい炎症となって現れるリスクもあります。アトピーや肌荒れの程度によって施術が可能か不可かは異なるため、クリニックやサロンの判断を仰ぐと良いでしょう。
また、脱毛の前後は肌の保湿を念入りに行い、肌の調子を整えて肌荒れを軽減してから、施術を受けるようにしてください。
傷跡やタトゥーのある肌
傷跡やタトゥーのある色素が濃い肌も、レーザーや光が反応してしまう可能性があるため、施術不可となる場合があります。
ただし、ホクロやシミと同様に該当の箇所をテープなどで覆うとOKなケースも。あまりに広範囲であれば難しい場合もあるため、クリニックやサロンに確認してください。
脱毛できない条件②健康状態
脱毛できない条件には、肌の状態の他、以下のような健康状態も大きく関与します。
- 持病や服薬中の方
- 妊娠中や授乳中の方
- 予防接種を受けたばかりの方
- 脱毛当日に体調不良の方
- 基礎疾患のある方
- 生理中の方
基本的に、クリニックやサロンで施術を受けるには、健康状態に問題がないことが前提です。各症状に対して脱毛できない条件となる理由や、対処法について詳しく解説します。
持病や服薬中の方
レーザー照射を行う脱毛は、アトピーやアレルギーなどの持病を悪化させるリスクがゼロではありません。レーザーや光に過敏な反応をする光過敏症の方も、施術が制限される場合があります。
服薬に関しても注意が必要です。
- 向精神薬
- 抗うつ薬
- 抗ヒスタミン薬
- 抗てんかん薬
- 免疫抑制薬
- 抗血小板薬
- 抗凝固薬
- クロレラをはじめとした一部のサプリメント
これらのような薬を服薬していると、脱毛を受けられない可能性があります。
また、上記であげたような内服薬以外にも服薬NGな薬があったり、塗り薬などの外用薬も脱毛できなかったりする場合があるため、注意が必要です。
どのような薬でも、使用中の薬があればカウンセリングの際に忘れずに伝えましょう。
妊娠中や授乳中の方
妊娠中や授乳中に脱毛の施術が受けられないのは、ホルモンのバランスが著しく変化していることが理由です。
施術を受けたからといって赤ちゃんに直接影響を及ぼすわけではありません。ただし、ホルモンバランスの変化によって普段は起こりにくい肌トラブルが生じることがあるため、注意しましょう。
また、妊娠中は匂いにも敏感になるため、施術中の匂いに反応し気分が悪くなる可能性があります。
クリニックやサロンのなかには、脱毛の休会制度を設けられていることがあります。
そのため、妊娠が判明したら施術を一旦ストップし、産後の体調を見ながら改めて通えるクリニックやサロンへ相談しましょう。
当院では、妊娠による休会制度や途中解約が可能です。妊娠がわかりましたら、スタッフまでご相談ください。
予防接種を受けたばかりの方
予防接種を受けた直後は、体調の変化が起きやすいものです。なかには、発熱する方もいらっしゃいます。そのため、脱毛できない条件の1つです。
クリニックやサロンによって条件はさまざまですが、接種から1週間~10日ほど経つと施術が受けられるケースが多いでしょう。
脱毛当日に体調不良の方
脱毛は万全な体調で臨むのが基本です。「せっかく予約したのだから…」と無理をして施術を受けるのはおすすめできません。体調不良のときの肌は、想像以上に敏感になっていることがあり、施術後にかゆみや赤みが発生することがあるからです。
風邪をはじめ体調に不安があるときは、予約日を変更できないか尋ねてみると良いでしょう。
基礎疾患のある方
医療脱毛ができない基礎疾患としては、以下が挙げられます。
- 心疾患
- 甲状腺疾患
- 出血性疾患
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
基礎疾患をお持ちの方は、施術により不整脈など不測の事態が起きることや、硬毛化などの副作用が起きる懸念があります。
上記に挙げた基礎疾患に限らず、病気を抱えている方は必ずカウンセリングで相談しましょう。
生理中の方
妊娠中や産後と同様に、生理中もホルモンバランスが乱れている場合があるため、脱毛できないことが多いです。刺激に敏感になっているため、通常は感じない照射による痛みや違和感が生じる可能性があります。
生理中の施術に関しては、クリニックやサロンによって見解がさまざまです。VIO脱毛やヒップ周り以外であれば可能なクリニックやサロンもあります。また、生理中の施術は一切NGとするところや、タンポンや月経カップなどの使用でVIO脱毛も可能とするところも。カウンセリング時に確認すると良いでしょう。
脱毛できない条件③その他
脱毛できない条件には、肌の状態と健康状態以外の要因も考えられます。ここでは、クリニックやサロンが独自に定める主なルールについて説明します。
クリニックごとに設けられている年齢制限
クリニックやサロンでは脱毛に年齢制限を設けている場合があります。年齢の上限は設けていないクリニックやサロンが多いですが、小学生から受けられる脱毛サロンもあるなど下限についてはさまざまです。
基本的に医療脱毛を行うクリニックでは、未成年でも脱毛が可能で、明確な年齢制限を設けていない場合も。ただし、ホルモンバランスの安定を考慮し、16歳以上の施術を推奨するクリニックが多い傾向にあります。
アステリアクリニックでは保護者の同意書を提出し、お申込み時に保護者の同席があれば、中学生以上の施術が可能です。
親権者による同意を得られていない未成年
多くのクリニックやサロンでは、親権者による同意書の提出や同伴があれば施術を受けられる傾向にあります。カウンセリングも保護者を同伴して受けることが必須、または推奨しているところも。
未成年で脱毛の施術を受けるなら、医療脱毛が行えるクリニックをおすすめします。医療脱毛を行うクリニックには医師や看護師をはじめ、カウンセラーが在籍しており、トラブルにも対処しやすい環境が整っているためです。
また、クリニックでの脱毛は、肌トラブルの対処だけではなく脱毛に適した時期や期間などの相談にも丁寧に応じてもらえるメリットもあります。
当院では「親権者同意書」を保護者同伴のうえで提出いただければ、未成年(中学生以上)でも施術が可能です。カウンセリングは保護者と一緒に受けていただくこともできます。
未成年の方で医療脱毛をご検討中の方は、一度当院までご相談ください。
挙式を控えている方
結婚式には少しでもきれいな体で臨みたいと思うものです。背中の空いたドレスを着る機会も多いため、脱毛に関心を寄せる新婦さんは多いでしょう。しかし、挙式直前の脱毛は受け付けていないケースも多いです。
レーザー照射による脱毛は、肌に赤みやかゆみなど何らかの症状が現れるリスクがあります。挙式直前に施術を受け、肌トラブルが起きてしまうと大切な結婚式にベストな状態で臨めなくなってしまうことも。
納得のいく脱毛効果を得るには、挙式より半年~1年ほど前には相談してみましょう。
脱毛できない部位もある
クリニックまたはサロンにより差はありますが、基本的に脱毛できない部位があります。
- 頭部やうなじ
- 目の周辺や唇・鼻の中
- 粘膜やIラインの内側
以上のような部位が脱毛できない条件となる理由を解説します。
頭部やうなじ
前述したように、レーザー照射による脱毛は、毛に含まれるメラニン色素に反応して効果を発揮します。そのため、毛髪の生えている頭部は脱毛機に反応してしまうため施術できません。
うなじは背中に近い側の産毛であれば脱毛が可能ですが、頭部に近い側では毛髪があるため脱毛が困難です。うなじ周辺の脱毛は、毛を毛髪と判断するか、産毛と判断するかによって脱毛の可否が決まる傾向にあります。
自分では判断が難しいため、実際にクリニックやサロンでうなじ周辺を見てもらい、施術が可能か確認しましょう。
目の周辺や唇・鼻の中
多くのクリニックやサロンでは、目の周辺や唇の脱毛は避ける傾向にあります。目の周辺は、レーザーや光の照射が目にとって悪影響だからです。
唇は肌の色が濃いため照射を避けます。また、鼻の中はレーザーや光の照射ヘッドが挿入できないなどの理由で、脱毛は難しいです。
ただし、クリニックやサロンのなかには、鼻の穴の入り口付近であれば脱毛可能とするところもあります。カウンセリングで相談しましょう。
粘膜やIラインの内側
粘膜の部位は皮膚が薄いことや、肌の色が濃いこと、脱毛による刺激に弱いなどの理由から脱毛には適していません。
Iラインのアンダーヘアを整えたい方もいらっしゃると思いますが、Iラインの内側は基本的には毛が生えない部位です。粘膜の部位にもなるため、脱毛できないクリニックやサロンが多い傾向にあります。
粘膜の部位ギリギリまで施術を行うところもあるので、希望する方は尋ねてみると良いでしょう。
まとめ
脱毛できない条件の基本的なものは、肌の状態や健康状態です。また、クリニックやサロンごとに定めている年齢制限や未成年者への対応も、脱毛の可否に関わります。
当院には多種多様な先進の脱毛機を完備。一般的に脱毛できないとされる日焼けした肌に対応できる他、さまざまな肌に照射が可能な脱毛機を取り揃えております。疑問や不安な点は丁寧なカウンセリングでしっかり解消いたしますので、安心してお任せください。
アステリアクリニック院長