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鼻毛脱毛はできる?メリット・デメリット!痛みやリスクを徹底解説!
気づかないうちに鼻毛が伸びていて、恥ずかしい思いをしたことがある方は意外と多いのではないでしょうか。鼻毛脱毛を検討してみたけれど、そもそも脱毛しても問題がないのか疑問に思う方もいるでしょう。この記事では、鼻毛脱毛のメリット・デメリット、痛み・リスクについて解説します。
アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
目次
鼻毛の脱毛はしても問題ないの?
結論から述べると、鼻毛の脱毛は可能ですが、あまりおすすめではありません。鼻毛の役割は、体内にウイルスや細菌が入り込まないようにしたり、ほこりなどの異物をバリアしたりすることです。
鼻毛がまったく生えていない状態では、バリア機能が低下し、免疫力が下がって風邪を引きやすくなることがあります。また鼻毛がなくなってしまうと鼻水が垂れやすくなる可能性もあります。鼻毛脱毛をする場合は、慎重な検討が必要です。
現在サービスとして提供されている鼻毛脱毛の多くは、鼻毛をすべて脱毛するわけではありません。免疫や鼻水に直接影響が出にくいよう、目立ちやすい一部の毛のみを脱毛するということが多いです。
鼻毛脱毛の重要性と背景
近年、鼻毛脱毛を検討する男性が増えています。男性はホルモンの影響で体毛が濃くなりやすいため、鼻毛も太く長く生えてしまい、加齢とともにその傾向が強くなることもあります。また女性も化粧直しのタイミングでふと鼻毛に気が付いて、慌ててマスクで隠すといった経験をしたことがある方も少なくないでしょう。こうした悩みから自己処理の手間を省きたい方、鼻毛が出ていないか不安に感じる方が鼻毛脱毛を受けることが多いです。
鼻毛を脱毛するメリットとデメリット
それではさっそく、鼻毛を脱毛するメリット・デメリットを解説します。
鼻毛脱毛の具体的なメリット
鼻毛脱毛を行うメリットは主に3つあります。
- 手入れの手間が省ける
- 清潔感が向上する
- 鼻の通りが良くなる
ただし冒頭で触れたように、鼻毛脱毛は脱毛可能な範囲が限られていることが多いです。このため鼻毛の処理が不要になったり、鼻の通りが劇的によくなったりするということは考えにくいです。あくまでも、現状よりも多少向上するという程度でイメージしておくとよいでしょう。
1. 手入れの手間が省ける
鼻毛の手入れを頻繁に行わなければならず、面倒に感じている方もいるでしょう。鼻毛脱毛を行うことで鼻毛が伸びるスピードが遅くなり、頻繁な処理をする必要がなくなります。
カッターやカミソリでの自己処理では鼻の中を傷つけるリスクがありますが、脱毛で自己処理が減ればこのようなリスクも減少します。
2. 清潔感が向上する
鼻毛脱毛を行うことで、清潔感が向上するというメリットもあります。鼻毛は意外と目立ちやすく、気づかないうちに出ていて、人に指摘されてしまうこともあります。不潔な印象を与えることもあるかもしれません。
脱毛を行うことでよく目立つ鼻毛を減らし、清潔感がアップして相手に好印象を与えることができます。
3. 鼻の通りが良くなる
鼻毛が濃い人は、鼻毛脱毛を行うことで鼻毛の量が減り、鼻の通りが良くなったと感じることもあります。ただし、鼻毛はウイルスや異物の進入を防ぐ重要な役割を持っているため、毛量を減らしすぎないように注意してください。脱毛する範囲は、鼻の入口から1センチ程度にとどめましょう。
鼻毛脱毛の具体的なデメリット
鼻毛脱毛にはメリットだけでなく、次のようなデメリットもあります。
- 感染症のリスクが増加する
- アレルギー反応の可能性
- 鼻の機能への影響
- 脱毛後の後悔について
鼻毛は決して無駄な毛ではなく、ウイルスやほこりなどの侵入を防ぐフィルターとしての役割や、鼻の中の乾燥を防いで粘膜を守る重要な役割を持っています。むやみに鼻毛脱毛をしてしまうと、免疫が下がったり鼻水が垂れやすくなったりする可能性があり、脱毛範囲や方法には注意が必要です。
また、鼻毛がなくなることでアレルギーが悪化する可能性や、鼻の機能が低下するリスクもあります。鼻毛脱毛を検討している方は、これらのデメリットをよく理解したうえで施術にのぞみましょう。
1. 感染症のリスクが増加する
鼻の内部は非常にデリケートなため、レーザーの刺激によって鼻前庭炎(びぜんていえん)や鼻せつなどの症状を引き起こす可能性もあります。
鼻前庭炎とは鼻の入口付近に細菌が入り込んで、炎症が起きた状態のことです。鼻せつは鼻前庭炎がさらに悪化して、皮下組織まで炎症が広がり腫れ上がってしまう症状のことです。
鼻毛脱毛を行うことで鼻毛のフィルター機能が損なわれ、体内にウイルスや異物が入り込みやすくなることで、風邪を引きやすくなる可能性もあります。
2. アレルギー反応の可能性
鼻毛脱毛によってアレルギーが悪化する可能性があります。
鼻毛のフィルター機能は、細菌やほこり、花粉などの侵入を防いでいます。アレルゲンが鼻から体内に入りやすくなるので、アレルギー症状が悪化することがあります。
また鼻毛が少ない人は喘息になりやすいという研究結果も報告されているため、アレルギー体質の方は控えたほうがよいでしょう。
3. 鼻の機能への影響
鼻毛を脱毛してしまうと、鼻の機能が低下します。鼻毛には異物の侵入を防ぐ役割だけでなく、鼻の中を保湿する役割があります。保湿機能が損なわれることで鼻の中が乾燥しやすくなる可能性があります。鼻の中が乾燥すると、かゆみや痛み、鼻血、かさぶたなどが生じやすくなります。
4. 脱毛後の後悔について
機械を使用した鼻毛脱毛は、粘膜につながる部位であるため、基本的には医療脱毛でのみ扱われています。しかし医療脱毛には半永久的な効果があり、脱毛を完了した毛は基本的には二度と生えてくることはないといわれています。
そのため、一度鼻毛脱毛を完了してしまうと、万が一鼻の機能が低下したりアレルギー症状が悪化したりしても、元に戻すことはできません。このため鼻毛脱毛を行う場合は、デメリットをよく理解したうえで施術を受ける必要があります。
とくに、アレルギー体質の方や喘息などの持病をお持ちの方は、鼻毛脱毛を控えた方がよいでしょう。どうしても希望する場合は、必ず医師に体質を相談してください。
鼻毛を脱毛する方法
鼻毛を脱毛する方法には以下のものがあります。
- 医療レーザー脱毛
- ニードル脱毛(針脱毛)
- ワックス脱毛
- 自己処理(ハサミやシェーバー)
半永久的な効果がある医療レーザー脱毛とニードル脱毛(針脱毛)、自宅で手軽にできるワックス脱毛、ハサミやシェーバーでの自己処理、それぞれについて詳しく解説します。
1. 医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は半永久的な脱毛効果を得られる脱毛方法で、レーザーを鼻毛の生える箇所に照射することで、発毛組織を破壊して脱毛します。
複数回通う必要はありますが、一度脱毛を完了すれば頻繁に自己処理をしなくても清潔な状態を維持できます。医療脱毛はクリニックで行うため、医療行為である発毛組織の破壊が可能です。その分、施術時に痛みがある点や費用が高いことがデメリットです。
2. ニードル脱毛(針脱毛)
ニードル脱毛(針脱毛)は、毛穴に細い針を差し込み、電流を流すことで発毛組織を破壊します。白髪でも半永久的に脱毛できますが、非常に強い痛みを伴います。1本1本処理するため、照射漏れのリスクがありませんが、その分レーザー脱毛よりも費用がかかります。また鼻毛のニードル脱毛を行っているクリニックは非常に少ないです。
3. ワックス脱毛
ワックス脱毛は、サロンや自宅で行う脱毛方法で、厳密には除毛です。鼻毛が生えている部分にワックスを塗り、少し時間をおいてワックスが固まったら、鼻毛ごとワックスを引き抜いて脱毛を行います。
一度にまとめて鼻毛を処理でき、安く手軽にできるのがメリットです。しかし、毛を引き抜く際は痛みが生じ、鼻の粘膜を傷つけるおそれがあります。傷ついた毛穴から細菌が入り込み、鼻前庭炎や鼻せつなどの炎症を引き起こすリスクもあるため、安全に配慮して脱毛する必要があります。
4. 自己処理(ハサミやシェーバー)
ハサミやシェーバーでの自己処理は、もっとも手軽に鼻毛を脱毛できる方法です。鼻毛専用のハサミやシェーバーを使用すれば、簡単で安全に鼻毛の自己処理ができます。
いつでも手軽に鼻毛を処理でき、一度シェーバーを購入すればその後はほとんど費用がかからないのがメリットです。しかし鼻の中は自分からは見えにくいため、見落としや、怪我をする可能性もあります。
鼻毛脱毛を検討する方の理由
鼻は非常にデリケートなので、むやみに脱毛するのは控えた方がよいでしょう。しかし、以下のような方は鼻毛脱毛を検討してみてもよいかもしれません。
- 鼻毛が気になる
- 清潔感を重視する
なお、アレルギーや持病がある方は、鼻毛脱毛は控えることをおすすめします。
鼻毛が気になる
毛量が多い、長い、太くて目立つといった方は、鼻毛が気になるという方も多いです。
鼻毛が出ていて恥ずかしい思いをしたことがあったり、忙しくてつい処理を後回しにしてしまったりして、鼻毛脱毛を検討する方もいます。
清潔感を重視する
鼻毛脱毛は清潔感を重視する方にも適しています。鼻毛が出ていると、不潔な印象や間抜けな印象を与えてしまうことがあります。とくに、ビジネスシーンやフォーマルな場で鼻毛が出ていると、相手に悪い印象を与えかねません。
接客業や営業職など、常に清潔感のある状態をキープする必要があり、鼻毛脱毛を検討する方は多いようです。
鼻毛の脱毛に関するよくある質問
鼻毛の脱毛に関するよくある質問をまとめました。
- 鼻毛脱毛の施術回数はどれくらい?
- 鼻毛脱毛は痛いのか?
- それぞれの脱毛方法はどんな人に向いている?
それぞれの質問に詳しくお答えします。
鼻毛脱毛の施術回数はどれくらい?
医療脱毛の場合、個人差はありますが少なくとも5回から7回程度の施術が必要です。
鼻毛が濃い方は毛が減ってくるまでにさらに回数がかかり、10回以上必要になることもあります。
レーザーは毛周期(毛が生えるサイクル)のうち成長期の毛にのみ反応するため、1回の施術で効果があるのは全体の20%程度です。次の毛が生えそろったら施術を受けられますが、最低でも1〜2ヶ月は空ける必要があるため、脱毛完了までおよそ半年から1年程度の期間が必要です。
鼻毛脱毛は痛いのか?
鼻の中はデリケートなため、鼻毛の医療脱毛では痛みを感じることがあります。ただし、ヒゲ脱毛の痛みや毛抜きで鼻毛を抜く痛みに比べると、それほど痛くないといわれており、照射時間も短いため耐えられる方がほとんどです。
もし痛みを感じる場合は、施術担当者に申し出て出力を下げてもらいましょう。なお、鼻の内部には粘膜があり、表面麻酔を使用できないことが多いです。どうしても麻酔を使用したい場合は、契約前に確認しましょう。
それぞれの脱毛方法はどんな人に向いている?
鼻毛脱毛を行う方法として、医療レーザー脱毛、ニードル脱毛(針脱毛)、ワックス脱毛、ハサミやシェーバーでの自己処理と、4つの方法があります。
医療レーザー脱毛・ニードル脱毛(針脱毛)は、何度も通いたくない、半永久的な効果を希望したいという方に向いています。
ワックス脱毛は痛みが強く感染症のリスクもあるため、あまり頻繁には行わない方がよい方法です。大事な予定がある前日、急遽綺麗にしなければならなくなったといったタイミングが向いています。
ハサミやシェーバーでの自己処理では鼻の中を傷つけるリスクがありますが、もっとも手軽に鼻毛を処理できる方法です。基本的にはハサミやシェーバーを用いて自己処理を行い、どうしても鼻毛が気になるのであれば医療脱毛を検討してみるのがよいでしょう。
まとめ
医療脱毛で鼻毛を脱毛することで、鼻毛の処理の手間が省けたり、清潔感がアップしたりするなどのメリットがあります。ただし鼻毛にはウイルスや異物の侵入を防ぐ重要な働きがあるため、安易に脱毛するのは控えた方がよいでしょう。
清潔感をアップさせることが目的なら、顔や眉毛、男性でしたらヒゲの脱毛も選択肢の一つです。アステリアクリニックでは顔やヒゲ単体のプランもご用意しています。気になる方はぜひカウンセリングまでお越しください。
アステリアクリニック院長