ハイジニーナとは？メリットや注意点・施術の流れを徹底解説

VIO脱毛でハイジニーナという方法を聞いたことあるけど、そもそもどんな方法か気になっている方がいるのではないでしょうか。
この記事では、ハイジニーナ脱毛の詳細やメリット、注意点、施術の流れなどを解説しています。
ぜひ参考にしてください。

ハイジニーナとは？

ハイジニーナは、「衛生」を意味するHygiene（ハイジーン）という英単語が由来となっています。
ハイジニーナ脱毛とは、Vライン（ビキニライン）やIライン（女性器周辺）、Oライン（肛門付近）すべての毛を脱毛することを指します。

VIO脱毛との違い

VラインやIライン、Oラインの3つの部位の減毛をしたり形を整えたりするのがVIO脱毛で、VIOすべての毛を脱毛することがハイジニーナ脱毛といわれています。
Vラインの施術範囲は、正面からアンダーヘアをみたときにショーツからはみ出す部分です。
Iラインは女性器周辺を指し、Oラインは肛門の周りを施術範囲としています。

海外ではハイジニーナにする人が多い

海外ではVIO脱毛をおこなう場合、ハイジニーナにしている人の割合が高いです。
皮膚を清潔に保ったり、身だしなみの一部として整えたりする目的でハイジニーナ脱毛をおこなうケースが多くみられます。
欧米ではハイジニーナ脱毛とまではいかなくとも、多くの人がVIO脱毛をおこない毛量を減らしたり、形を整えたりしているといわれています。

日本でハイジニーナにする人の割合は？

日本でハイジニーナ脱毛をおこなう人の割合は、若い世代で徐々に増えてきていますが、まだ少数です。
日本でVIO脱毛をしている人は約60％といわれているため、欧米に比べると少ないことが分かります。

老後を考えてハイジニーナにする人は多い

最近では老後のことを考え、介護者の負担を少しでも減らす目的で、ハイジニーナ脱毛をおこなう人が増えてきています。
アンダーヘアを脱毛しておくことで、介助の際に排せつ物を拭き取りやすくなり、デリケートゾーンを衛生的に保つことが可能です。
医療脱毛で用いるレーザーは黒い色素に反応し脱毛効果を発揮するため、年齢を重ねてアンダーヘアが白髪になった後では、効果が十分に得られないでしょう。
そのため、早めにハイジニーナ脱毛をおこなうことがおすすめです。

ハイジニーナ脱毛のメリット

ハイジニーナ脱毛のメリットは、以下の4つです。

• デリケートゾーンを清潔に保てる
• デリケートゾーンの蒸れを防げる
• デリケートゾーンの自己処理によるトラブルがなくなる
• 下着・水着に自信が持てる

それぞれ解説します。

デリケートゾーンを清潔に保てる

ハイジニーナ脱毛によって、デリケートゾーンを清潔に保つことが可能です。
たとえば、生理中に経血が毛に付着したまま長時間過ごすと、デリケートゾーンの肌トラブルが起きやすくなります。雑菌の繁殖を軽減してデリケートゾーンを清潔に保つことができるため、ハイジニーナ脱毛はおすすめです。
また将来介護を受けることになっても、ハイジニーナ脱毛をおこなっておくことで、排せつ物を拭き取りやすくなり、臭いや肌トラブルを予防できるでしょう。

デリケートゾーンの蒸れを防げる

ハイジニーナ脱毛をおこなうと、毛が少なくなるため下着の中の通気性が改善され、デリケートゾーンの蒸れを防げます。
そのため、デリケートゾーンの蒸れによる臭いや雑菌の繫殖を抑制することが可能です。

デリケートゾーンの自己処理によるトラブルがなくなる

ハイジニーナ脱毛をおこなうことで、自己処理による色素沈着(黒ずみ)や埋没毛などの肌トラブルの予防をすることができます。
特にデリケートゾーンは、自己処理を頻繁におこなうと肌を痛める可能性が高い部位です。
そのため、ハイジニーナ脱毛で自己処理の頻度や手間を軽減し、自己処理による肌トラブルを予防することをおすすめします。

下着・水着に自信が持てる

ハイジニーナ脱毛をおこなうと、ムダ毛を気にせず下着や水着を身につけられます。
また自己処理の回数が減るため、セルフケアによる色素沈着（黒ずみ）や肌のダメージなどが起きにくくなります。
それによって、肌に自信を持てるようになるでしょう。

ハイジニーナ脱毛には注意点もある

ハイジニーナ脱毛の注意点は、以下のとおりです。

• 医療脱毛完了後にデザインを変更しづらい
• 施術時に痛みを感じやすい
• 施術時にデリケートゾーンを見られるのが恥ずかしい
• 脱毛完了までに回数がかかる
• デリケートゾーンの黒ずみ・たるみが目立つ

それぞれ解説します。

医療脱毛完了後にデザインを変更しづらい

医療脱毛でハイジニーナ脱毛をおこなうと、脱毛が完了した後に毛のデザインを変更しづらくなります。
医療脱毛は発毛組織を破壊することで毛を成長しづらくさせる仕組みのため、一度脱毛を完了するとデザインを変更したいと思っても難しいです。
また一度医療脱毛をおこなうと、脱毛完了までは毛がまばらに生えてくる可能性があります。
ハイジニーナ脱毛を受けると、アンダーヘアのデザイン変更は難しくなるため事前によく考えてから行うようにしましょう。

施術時に痛みを感じやすい

ハイジニーナ脱毛をおこなう場合、個人差はありますがゴムで弾かれるような痛みを感じることが多いです。
デリケートゾーンの毛は、毛質が太く、毛の密度も高いことなどから、ほかの部位と比較して痛みを感じやすいという方が多いです。アステリアクリニックでは、痛みの強い患者様へ「麻酔クリーム」をご用意しております。
麻酔クリームによって痛みを和らげながら脱毛することが可能ですので、安心してご来院ください。

施術時にデリケートゾーンを見られるのが恥ずかしい

ハイジニーナ脱毛の際、デリケートゾーンを看護師にみられるのが恥ずかしいと感じる方も少なくありません。
アステリアクリニックでは、タオルなどを使用して露出を減らし、患者様に最大限配慮するよう努めております。不安がある場合は、カウンセリング時にご相談ください。

脱毛完了までに回数がかかる

ハイジニーナ脱毛は、脱毛完了までに回数がかかる可能性が高く、効果を実感できるまで最低でも5回以上の照射が必要とされています。
さらに、脱毛完了までに平均して8回以上の施術が必要です。
脱毛完了までの期間には個人差があるため、回数はあくまで目安として考えてください。

デリケートゾーンの黒ずみ・たるみが目立つ

アンダーヘアで皮膚が隠れているときには、デリケートゾーンの状態が見えづらいですが、ハイジニーナ脱毛をおこなうとでデリケートゾーンの形や色がみえやすくなります。
デリケートゾーンは、摩擦や乾燥で黒ずみなどの色素沈着が起こりやすく、また加齢や筋肉量の低下でたるみも起こりやすい部位です。
ハイジニーナ脱毛によって、今までアンダーヘアで隠れていた部分がみえやすくなるため注意が必要です。

ハイジニーナ脱毛を受けるときの流れ

ハイジニーナ脱毛を受けるときの流れを解説します。

施術前の準備

施術前の準備は、以下のとおりです。

• 保湿によって乾燥を防ぐ
• 脱毛前日までに自己処理を済ませる

それぞれみていきましょう。

保湿によって乾燥を防ぐ

デリケートゾーンの自己処理をおこなった後は、保湿による乾燥予防が大切です。
自己処理後の肌は外部からの刺激に敏感になっているため、化粧水や保湿クリーム、ローション、ジェルなどを使用して乾燥を防ぎましょう。

脱毛前日までに自己処理を済ませる

ハイジニーナ脱毛では、施術日の前日までに自己処理を済ませましょう。自己処理を済ませておくことで、施術日の剃毛の時間を短縮できるため、限られた施術時間でも余裕を持って脱毛を受けられます。
また、自己処理をおこなわずに施術を受けると、レーザーが残っている毛のメラニン色素に反応し、毛根まで熱が伝わらないことが起こり得るため脱毛効果が低下してしまう可能性があります。
VラインやIラインは自身でも確認しやすいため、自己処理はそこまで難しくありません。ただしVラインは、毛をハサミである程度の短さまでカットしたうえで剃毛しましょう。
Oラインは、鏡を使用しても確認しづらい部位です。無理に自己処理をおこなうと、皮膚や粘膜を傷つける可能性があるため、担当の医師や看護師に相談し、可能であれば剃毛してもらいましょう。
また、自己処理をおこなう際は肌トラブルを予防するためにも、カミソリより肌への負担が少ない電気シェーバーを使用することをおすすめします。
アステリアクリニックでは、手の届きにくいOラインのシェービングを無料でおこなっております。スタッフまでお気軽にご相談ください。

脱毛当日の流れ

脱毛当日は、全身脱毛の場合は専用のガウンやショーツに着替える場合がほとんどですが、ハイジニーナ脱毛のみであれば上半身は着替える必要はありません。
基本的にVラインやIラインは仰向け、Oラインはうつ伏せで施術をおこないます。
ハイジニーナ脱毛の所要時間は、目安として30分程度みておきましょう。

脱毛後のケア

脱毛後の肌は、軽い炎症状態で肌のバリア機能が低下している状態のため、保湿と日焼け対策を徹底しましょう。肌トラブルの予防に繋がります。
また血行が良くなる激しい運動や入浴・飲酒は、肌の炎症を悪化させる可能性が高くなります。十分に期間を空けてから再開するようにしてください。
そのほかデリケートゾーン専用の保湿クリームやローションを使用することもおすすめです。

ハイジニーナ脱毛がむいている人・むいていない人

ハイジニーナ脱毛がむいている人・むいていない人の特徴について、以下の表で解説します。

	特徴
ハイジニーナ脱毛がむいている人	・デリケートゾーンを清潔に保ちたい ・自己処理の手間をなくしたい ・将来のために介護脱毛をしたい ・デリケートゾーンの蒸れや臭いが気になる
ハイジニーナ脱毛がむいていない人	・デリケートゾーンの蒸れや臭いが特に気にならない ・ハイジニーナ脱毛に抵抗がある ・水着など肌を露出することが少ない ・痛みに弱く苦手

ハイジニーナ脱毛にはメリットがある一方で、注意点もあります。
ご自身のライフスタイルやデリケートゾーンの状態を踏まえて、よく考えてから行うことをおすすめします。

ハイジニーナにするなら医療脱毛がおすすめ！

ハイジニーナ脱毛をおこなう際は、医療脱毛がおすすめです。
エステ脱毛では、デリケートゾーンに密集した太い毛の脱毛が終わるまでに時間がかかります。また一度脱毛が完了しても、時間が経過すると再び毛が生えてくる可能性が高いです。
ハイジニーナ脱毛で十分な脱毛効果を得たい方は、より照射強度が高く脱毛効果を得られやすい医療脱毛をおこないましょう。
アステリアクリニックでは、ハイジニーナについてのご相談も随時承っています。まずは無料カウンセリングからご利用ください。

ハイジニーナについてよくある質問

ハイジニーナについてよくある質問を紹介します。

自己処理でもハイジニーナにできますか？

カミソリやクリームを使用した自己処理でハイジニーナにすることは可能ですが、効果は一時的です。
また、カミソリやクリームなどで自己処理を繰り返すと、皮膚の黒ずみが目立ったり、肌トラブルを起こしたりする原因となります。
デリケートゾーンをハイジニーナにしたい方は、脱毛効果を早く実感できる医療脱毛を推奨します。

ハイジニーナは何回で完了しますか？

ハイジニーナ脱毛は、毛量が少なめの人でも最低5回以上施術を受ける必要があるといえます。
多くの場合は、脱毛完了までに平均して8回以上必要とされています。
ただし満足するまでの回数には個人差があるため、上述の回数はあくまでも目安になります。事前のカウンセリングで十分に確認しましょう。

生理中にハイジニーナの施術は受けられますか？

基本的に生理中は、ハイジニーナ脱毛の施術は受けられません。
ただし、VIO・ヒップ以外は施術を受けることが可能です。
ハイジニーナ脱毛の施術当日に生理が被ってしまう場合は、できるだけ早くクリニックへ連絡し、予約を別日に変更しましょう。

ハイジニーナにして後悔することはありますか？

ハイジニーナ脱毛をおこなうと、下着の中の蒸れが軽減されて快適になったと感じる人が多いです。
しかし温泉で恥ずかしい思いをしたり、デリケートゾーンのたるみが露出したりと後悔する人もいるのが事実です。
パートナーへ相談なしにハイジニーナ脱毛をおこなうと喧嘩になった人もいるため、後悔しないように事前に相談や確認をおこなうことをおすすめします。

メンズでもハイジニーナにできますか？

アステリアクリニックでは、男性もハイジニーナ脱毛が可能です。
ただし歳をとって毛が白髪になると、レーザーが反応しづらく脱毛効果がほとんど得られません。老後の介護が必要になった場合を見据えて、早めの時期からハイジニーナ脱毛をすることをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、ハイジニーナの詳細やメリット、注意点、施術の流れなどについて解説しました。
ハイジニーナはデリケートゾーンを衛生的に保ちやすく、自己処理による肌トラブルの予防が期待できます。
「ハイジニーナ脱毛をおこなおうか迷っている」という方は、ぜひ一度アステリアクリニックのカウンセリングにてご相談ください。