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脱毛

背中脱毛をする3つのメリットとは?後悔しないための注意点

背中脱毛をする3つのメリットとは?後悔しないための注意点

背中のムダ毛が気になる方も、背中脱毛をすれば水着やドレスなどの背中が開いた服装でもかわいく着こなせます。
しかし、自己処理のしやすい腕や脚、顔のムダ毛と比べて、背中は自己処理が難しい部位です。また、無理に自己処理をすると肌トラブルの原因にもなりかねません。
そこで本記事では、背中脱毛について主に以下の内容を解説します。

  • 背中脱毛で実感できるメリット
  • 背中脱毛における注意点
  • 背中脱毛に適した時期
  • 背中脱毛の前後に行うケア

背中脱毛のメリットや注意点を把握し、より効果を感じるため、自身でできるケアも確認していきましょう。「背中脱毛が終わらない」と感じる時の対処法についても解説しているため、なかなか効果が実感できない方や、背中脱毛にトライするか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任
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背中脱毛をする3つのメリット

背中脱毛をすることで得られるメリットがあります。主なメリットを3つ挙げました。

  • 背中の開いた服装に自信が持てる
  • 背中の肌トラブルの改善につながる
  • 煩わしい自己処理から解放される

以上のようなメリットについて詳しく解説していきましょう。

背中の開いた服装に自信が持てる

背中脱毛をすれば、他人の目を気にせずに自信を持って背中の開いた服やドレス、水着などを着こなせます。
背中のムダ毛は体のなかでも自分で見るのが難しい箇所。自己処理をしようにも、手が届きにくいのも難点です。そのため、自分が思っている以上に他人の目からは背中のムダ毛が目立っている恐れもあります。

背中の肌トラブル改善につながる

背中脱毛をすると、汗や汚れが残りにくくなるため、ニキビをはじめとする肌トラブルの軽減につながることが期待できます。
背中は皮脂腺が多いため、ニキビができやすい部分です。ムダ毛が多いと毛穴に汗や汚れが詰まりやすく、ニキビの発生や治りにくさに影響を及ぼします。また、ムダ毛が多いと汗で蒸れてしまい、ニオイの原因となる懸念もあるでしょう。

煩わしい自己処理から解放される

クリニックで背中脱毛することは、自己処理にかける時間の軽減になります。
背中のムダ毛は、カミソリなどで自己処理も可能です。しかし、手が届きにくいことに加え、カミソリを多用することで肌を傷つける可能性もあります。
きれいになったと思ったら、すぐに次の毛が生えてくる感覚もある方もいらっしゃるでしょう。頻繁に自己処理をすることをストレスに感じる方は、背中脱毛をすれば煩わしい自己処理をしなくても済むようになります。

背中脱毛を後悔する理由

背中脱毛には複数のメリットがありますが、一方で注意点もあります。背中脱毛で注意しておくべき点について解説していきましょう。

硬毛化や毛嚢炎のリスクがある

背中脱毛の注意点として挙げられるのが、硬毛化や毛嚢炎のリスクです。
それぞれ解説していきます。

硬毛化のリスク

レーザー脱毛や光脱毛では、照射による刺激によって毛の成長を促され、硬毛化を起こす可能性があります。
硬毛化が起こる原理は解明されているわけではありませんが、施術による刺激や、発毛組織を破壊するのに十分なエネルギーを伝えきれなかったために起こるのではないかといわれています。通常レーザー照射では、太くて濃い毛に対しては発毛組織を破壊することが可能です。逆に色素の薄い産毛の場合は、十分なエネルギーを伝えることができず、単なる刺激となってしまうことがあります。その結果、硬毛化が起こることで、元の毛よりも濃くなってしまう恐れがあります。
ただし、硬毛化は一時的なものであることがほとんどといわれています。次の施術までの期間を空けたり、レーザーや照射方法を変えた施術を行っていくことで、に落ち着いてくると考えられています。

毛嚢炎のリスク

毛嚢炎は、毛根を包んでいる箇所に起こる炎症です。
毛穴にできた傷などから、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの常在菌が侵入することにより炎症をきたすことで生じます。赤みや膿を伴う発疹、かゆみが出るのが特徴です。
背中は汗腺が多く汗や汚れがたまりやすい部分であるため、脱毛をしていなくても毛嚢炎が起こる可能性はあります。
クリニックのなかには、硬毛化や毛嚢炎に対して別の脱毛プランを紹介してくれたり薬の処方などの対応をしてくれたりするところもあるため、確認してみると良いでしょう。

脱毛完了まで時間がかかる

脱毛に用いられるレーザーや光照射は、黒く太い毛に対して効力を発揮する仕組みです。産毛の多い背中の場合、レーザー照射によるエネルギーが十分に熱エネルギーに変換されない場合があり、脱毛の効果を実感できるまでに時間を要する傾向にあります。
脱毛完了までは回数を重ねる必要がありますが、産毛に向いた脱毛方式や脱毛機器を導入しているクリニックでは、少ない回数で完了する場合も。
脱毛を始める前に、脱毛完了を目指す時期などをクリニックと相談してみましょう。

ニキビの状態次第で施術を受けられないことがある

背中脱毛は、ニキビの状態によっては施術を断られるケースもあります。広範囲にわたり背中にニキビが広がっている場合、レーザーの照射によってより悪化してしまったり、火傷を起こしてしまうリスクがあるからです。
軽度のニキビであれば施術可能な場合もありますが、ニキビの種類や肌の状態などによって変わるため、自分では判断が難しいでしょう。クリニックや脱毛サロンの方針や脱毛方法にもよるため、事前の相談やカウンセリングをおすすめします。

背中と他部位の境目に注意する

背中脱毛をして背中はきれいになったとしても、他の部位の脱毛をしていなければ、境目ができてしまいます。部位としては背中に接するうなじや腰などが該当するでしょう。
背中脱毛はムダ毛がなくなるだけではなく、肌のトーンまで明るくなります。したがって、背中の空いた服を着ると、きれいになった背中部分と施術をしていないうなじとの境目がはっきりしがちです。他部位との境目ができるという、また別の悩みが生じてしまうことを心得ておくと良いでしょう。

背中の脱毛範囲について

背中脱毛をする際は、選択する脱毛プランがどの範囲までを網羅しているのかをよく把握しておくことが重要です。多くの方は背中といえば「うなじの下からお尻の上」あたりを想定するのではないでしょうか。しかし、クリニックや脱毛サロンなどが示す背中の範囲は「うなじの下からウエストラインまで」の場合も多くあります。
背中脱毛は他部位との境目が気になるケースがあるとお伝えしましたが、他部位との境目をなくすためには、うなじや襟足、腰などの部位を別途追加する必要が出てくる場合もあるでしょう。
また、首やうなじを含んだ全身脱毛のプランを設定しているクリニックやサロンもあります。より徹底した脱毛を目指すなら、全身プランについて尋ねてみると良いでしょう。

背中脱毛が終わらない?必要回数と期間は?

実際に背中脱毛が完了するまでには、どれくらいの回数が必要なのでしょうか。背中脱毛に必要な回数と期間について解説していきます。

必要回数と期間

背中脱毛を医療脱毛クリニックや脱毛サロン・エステで受けた場合、回数や期間は以下の通りです。

回数期間
医療脱毛5~8回1年〜1年半
エステ脱毛16~18回以上2~4年以上

毛の生え具合や使用する脱毛器などにより差が生じますが、脱毛サロンやエステの場合は長いものだと全18回ほどになるプランもあります。
休止期の毛がある程度成長期に移行するまで、部位によっても異なりますが2~3カ月程度必要といわれています。脱毛は毛の周期に合わせて施術するため、自ずと2~3カ月に1回の頻度で通うことになります。以上の理由から、脱毛サロンやエステでは16〜18回の施術を受けるために2~4年以上を要するのです。
クリニックで医療脱毛を受ければ、脱毛サロンやエステよりも少ない回数で済みます。施術期間も約1年〜1年半と短期間で終了するのがメリットといえるでしょう。
背中脱毛を早く完了したい方は、クリニックでの医療脱毛がおすすめです。

背中脱毛が終わらないと感じる時の対処方法

背中脱毛の効果を実感するためには、医療脱毛では5〜8回、エステ脱毛では16〜18回の施術が必要です。そのため、背中脱毛がなかなか終わらないと感じる方もいるのではないでしょうか。
色素の薄いうぶ毛は脱毛器のレーザーや光が反応しにくいため、施術回数を重ねる必要があります。特にエステ脱毛は照射出力が弱いため、背中脱毛が完了するまでには2〜4年かかります。一方、医療脱毛は照射出力が高く、約1年〜1年半で脱毛が完了する場合が多いです。エステ脱毛で効果を実感できない方は、医療脱毛への切り替えを検討すると良いでしょう。
ただし、医療脱毛であっても、うぶ毛のない状態を目指す場合は8回以上の施術が必要となるケースもあります。腕や脚に比べると変化がわかりにくいですが、脱毛回数を重ねることで効果を実感できるため、継続して施術を受けましょう。

背中脱毛で後悔しないために

ここからは、背中脱毛で後悔しないための3つのポイントを紹介します。それぞれ詳しく見ていきましょう。

背中脱毛を始めるなら秋~冬がおすすめ

背中脱毛は年中いつでも始められますが、適した季節があります。それは秋から冬にかけてです。
背中脱毛では、日焼けした肌はトラブルの原因になるためタブー。したがって、日焼けしやすい夏は背中脱毛の開始には向いていないでしょう。
秋~冬であれば日差しも落ち着き、日焼けによる肌トラブルの可能性も低くなります。また、秋~冬に脱毛を開始することで、背中の空いた服や水着を着る機会が増える夏場には、きれいな背中になっていることも夢ではありません。

背中脱毛なら医療脱毛がおすすめ

背中脱毛には、クリニックや皮膚科で行われる「医療脱毛」と、エステやサロンなどで行われる「エステ脱毛」があります。それぞれに違いがあり、背中脱毛をする際は医療脱毛がおすすめです。医療脱毛とエステ脱毛の主な違いを以下にまとめました。

医療脱毛エステ脱毛
主な脱毛方法レーザー脱毛光脱毛
背中脱毛の回数5〜8回16〜18回以上
医師や看護師の在籍⚪︎×
肌トラブル時の対処クリニックに常駐する医師が診察や薬の処方などを迅速に対応医療機関を受診する

医療脱毛は、医療機関のみが使える高出力レーザーで照射する脱毛方法となり、エステ脱毛で行われる光脱毛より高い脱毛効果が期待できます。そのため、施術回数はエステ脱毛よりも少なく済み、短い期間で完了します。
また、医療脱毛はクリニックに医師が常駐しているため、肌トラブルの対処やアフターケアが充実している点もメリットです。医師による診察や症状に応じた薬の処方など、迅速に対応してもらえます。無料でアフターケアを行っているクリニックも多いため、万が一トラブルが生じた際も相談しやすい環境が整っています。
背中脱毛の方法に悩んでいる方は、ぜひ医療脱毛を検討してみてください。

脱毛の範囲を決めてくことがおすすめ

背中脱毛は、クリニックやサロンによって脱毛範囲が異なります。脱毛プランの内容をしっかりと確認して脱毛範囲を決めておきましょう。
例えば、背中の脱毛では上部と下部でプランが分かれている場合があります。また、うなじや襟足、腰などは背中の脱毛範囲に含まれていないケースが多いです。脱毛をしていない部位との境目が目立つ可能性があるため、うなじや襟足などが含まれている脱毛プランを選んだり、他部位の追加を検討したりして脱毛範囲を決めましょう。

背中脱毛前の事前準備

背中脱毛を受ける際には、事前準備が必要です。しっかりと準備をして施術に臨みましょう。

電動シェーバーで自己処理をしておく

脱毛を受ける前には、できる限り自己処理を行います。ただし、毛抜きやカミソリは使わないこと。比較的肌への負担が軽い電気シェーバーの使用がおすすめです。
クリニックや脱毛サロンによっては、脱毛前に背中のシェービングを無料で行ってくれる場合もあります。よく確認しておきましょう。

日焼けを避ける

背中脱毛は施術前後に限らず日焼けを避けましょう。施術前後に日焼けをすると、やけどのリスクが高まることが理由です。夏に脱毛をする場合は、日焼け対策をより強化しましょう。

背中脱毛後に必要なケア

背中脱毛後のケアも怠ってはいけません。肌トラブルが起きないよう、丁寧にケアしましょう。

保湿を徹底する

保湿といえば顔や手・脚をイメージするかもしれませんが、脱毛後は肌が乾燥しやすいため、背中の保湿も欠かさずに行います。ボディーローションやクリームなどをしっかりと塗っておきましょう。

強い刺激を与えない

脱毛後の肌は非常に敏感です。入浴時に強く擦ることや、ホールド力の強い下着の着用は避けましょう。

まとめ

背中脱毛をすると、ムダ毛が減るだけに留まらず、ニキビの緩和や肌トーンアップが実感できるなどメリットが多々あります。一方で、背中脱毛には肌トラブルや毛の変化など注意点もあるのも事実です。納得のいく結果を得るには、脱毛範囲に制限があることや、時間がかかる点を理解しておくのがポイントとなるでしょう。
そのためには、事前にクリニックやサロンで脱毛プランやコースを把握しておくことや、使用する脱毛器についての情報を得ておくことが大切です。
アステリアクリニックでは、入念なカウンセリングを行い最適な施術プランをご提案のもと、その方に合った適切な脱毛器を使用しておりますので、安心してご来院ください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任