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脱毛

医療脱毛は何歳からできる?早めに始めるメリットやリスクを徹底解説

医療脱毛は何歳からできる?早めに始めるメリットやリスクを徹底解説

近年、自身の体毛に悩みを抱えている子どもが増えてきています。特に「思春期」は、自身のムダ毛を気にする時期でしょう。
そこでこの記事では、医療脱毛が何歳から受けられるのかを詳しく解説しています。
また医療脱毛を早めに開始するデメリットやリスクについてもまとめているため、ぜひ参考にしてください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任
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医療脱毛は何歳から可能?

医療脱毛には、明確な法的年齢制限は定められていません。
多くの方が、小学生高学年から中学生にかけて体毛を気にし始める傾向にあります。ただ、医療脱毛を開始する年齢は大きく個人差があり、小学生からの方・高校生から始める方・社会人になってから始める方などさまざまです。

「医療脱毛は何歳から?」に明確な答えはない

医療脱毛は何歳からがおすすめなのか明確な年齢の規定や医学的根拠はありません。しかし医療脱毛は、成人と比較して未成年の場合はリスクやデメリットが大きいため、「中学生以上」や「高校生以上」など年齢制限を設けているクリニックが多いと言えます。

子どもの医療脱毛は何歳から始めるのがベスト?

医療脱毛は何歳から開始するのがベストなのか、その考え方について解説します。医療脱毛を開始する時期の目安は次の2つです。

  • 第二次性徴が終了してから
  • 毛の成長がある程度終了してから

第二次性徴が終了してから

医療脱毛を開始する目安の一つが第二次性徴が終了したタイミングです。第二次性徴は女性の場合、10~15歳前後までで乳房発育や陰毛発生、初経がみられます。
第二次性徴期は発毛組織が発育途中のため、毛周期が安定していません。医療脱毛は毛周期に合わせて施術を行うため、十分な効果が得られない可能性があります。
そのため、「第二次性徴が終了してから」を医療脱毛を開始する1つの目安とするのは有効といえます。

子どもの成長がある程度終了してから

もう1つの目安が、「子供の成長がある程度終了したタイミング」です。この場合の成長とは、心ではなく体を指します。
具体的には、8〜9歳から開始される第二次性徴のなかで、身長が急激に伸びて落ち着く11歳ごろです。
毛の成長が終了する「第二次性徴の終了」を待つのではなく、身長の増加が終了したタイミングで医療脱毛を開始するのも、1つの選択肢といえます。

早めに医療脱毛を開始する2つのリスク

前章にて、医療脱毛を開始するタイミングとして「未成年の段階から始めるときの考え方」について解説をしましたが、早めに医療脱毛を開始するのには次の2つのリスクが存在するのも事実です。

  • 脱毛完了後に再び毛が生える可能性がある
  • 子どもの成長への影響がわかっていない

脱毛完了後に再び毛が生える可能性がある

仮に成長段階で脱毛が完了したとしても、永久脱毛は毛がまったく生えなくなるわけではありません。成長ホルモンやその他のホルモンバランスの影響で、その後の成長に伴って再び生えてきてしまう可能性があります。
また、子どもの時期は毛が細いため、太い毛に反応する医療脱毛レーザーの効果が出にくいです。そのため、効果のなかった毛が大人になって太くなることで「毛が生えてきた」と感じることがあります。

子どもの成長への影響がわかっていない

医療脱毛によって、子どもの成長へどのようなリスクがあるのか現在ではわかっていません。
体毛は傷の治りや周囲の組織に関わっているとされています。体毛がなくなることで成長過程にどのような影響があるのか、明確な結果やエビデンスがないのが現状です。
ただ、医療脱毛がスタートしてから20年以上経過した現在まで、子どもへの医療脱毛によるトラブルは報告されていないというのも事実です。

子どもが医療脱毛をするメリットとデメリット

小学生や思春期の子どもが医療脱毛をするメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

子どもが医療脱毛をするメリット

子どもが医療脱毛をするメリットは次のとおりです。

  • 毛に関するコンプレックスから解放される
  • 自己処理による肌トラブルを軽減できる
  • 自己処理にかかるお金と時間を節約できる
  • 肌が乾燥しにくくなる
  • 毛穴が目立たなくなる
  • キャンペーンを利用できることが多い

毛に関するコンプレックスから解放される

特に思春期の子どもは、体毛に関する悩みを抱えている方が多いです。また、学校の活動でプールに入ったり部活で炎天下のなか半袖になる必要があったりと、肌を見せるタイミングが多い年代でもあります。
医療脱毛によってその悩みを根本から解決し、体毛によるストレスを軽減することが可能です。

自己処理による肌トラブルを軽減できる

子どものときから自己処理を重ねることで、以下のような肌トラブルを起こすリスクがあります。

  • 色素沈着による黒ずみ
  • 毛嚢炎
  • 埋没毛
  • 皮膚の炎症

よって早い段階から医療脱毛を始めることで、自己処理をする機会を減らし、肌トラブルの予防が可能です。

自己処理にかかるお金と時間を節約できる

早い時期から医療脱毛を完了させることで、その後の長い人生で自己処理にかかるお金や時間を節約できます。
自己処理にかかるお金や時間は一時的に見ると大したことはありませんが、長い人生でそれが積み重なって結果的に大きな節約になるでしょう。

肌が乾燥しにくくなる

毛の自己処理は少なからず肌へダメージを与え、肌を乾燥させる原因になります。医療脱毛を行うことで自己処理の負担が軽減され、肌も乾燥しにくくなるでしょう。

毛穴が目立たなくなる

大人になって毛穴が目立つ原因は、成長を終えた太いムダ毛によって押し広げられることにあります。成長過程の子どもの時期は大人と比較して毛が細く、その段階で脱毛することで毛穴が広がるのを予防できます。

キャンペーンを利用できることが多い

子どもの脱毛の場合、大人と比較して施術面積が狭いため料金が安く設定されている傾向にあります。また子ども脱毛のキャンペーンを行なっているクリニックもあり、安価で脱毛を受けられる場合が多いでしょう。
よって早めに医療脱毛を始めることで、脱毛にかかる費用の節約につながります。

子どもが医療脱毛をするデメリット

子どもが医療脱毛をするデメリットは次のとおりです。

  • 費用が高い
  • 医療脱毛が原因で肌トラブルの可能性がある
  • 日焼け対策を徹底する必要がある
  • 痛みに耐えられない可能性がある
  • 保護者の同意書が必要

費用が高い

費用は決して安いわけではないため、一時的には大きな出費となるでしょう。
しかし子どものうちに医療脱毛をすることで、生涯的に見ると安く脱毛を完了できます。

医療脱毛が原因で肌トラブルの可能性がある

医療脱毛は効果が高い分、照射の出力も強いといえます。つまり肌への負担がより大きくなり、火傷や毛嚢炎などの肌トラブルを起こす可能性があります。
ただ医療脱毛の場合、万が一肌トラブルが起きても、医師による迅速で適切な対処が可能です。

日焼け対策を徹底する必要がある

成長期の子どもは学校の体育や部活など、外に出る機会が多いでしょう。日焼けをした肌の状態によっては、医療脱毛のレーザーを照射できないことがあります。
よって医療脱毛にとって天敵の日焼け対策を徹底しなければなりません。

痛みに耐えられない可能性がある

子どもは大人と比較して痛みを強く感じやすいため、施術の痛みに耐えられない可能性があります。脱毛は完了するまで適切な間隔で通い続ける必要があり、身体的にも精神的にも負担がかかってしまうでしょう。
アステリアクリニックでは、お子様の痛みに最大限配慮しながら医療脱毛を進めさせていただきます。また、麻酔クリームの使用も可能です。安心してお越しください。

保護者の同意書が必要

未成年の場合、医療脱毛の契約や施術には保護者の同意書が必要です。
よって保護者へ電話で確認を取るか、保護者同伴でクリニックに行く必要があります。
ただ同意書はクリニックの公式ページでダウンロードできるため、事前に準備しておくとスムーズに手続きが可能です。

子どもが医療脱毛を受けるときに確認しておくべきポイント

子どもが医療脱毛を受ける際に確認すべきポイントは次のとおりです。

  • クリニックごとの年齢制限を確認する
  • 保護者の同意書を用意する
  • 保護者の同席が可能か確認する
  • キャンペーンを確認する

クリニックごとの年齢制限を確認する

クリニックによって医療脱毛で制限している年齢は異なります。
よって、事前にクリニックに医療脱毛が受けられる年齢を確認しておきましょう。

保護者の同意書を用意する

未成年の子どもが医療脱毛を始めるには、保護者の同意書が必要です。同意書は公式ページでダウンロードし印刷できることが多いため、事前に同意書を記入してもらい用意しましょう。

保護者の同席が可能か確認する

子ども1人で施術を受ける場合、不安になる方もいらっしゃるでしょう。精神的に不安定な状態で施術を受けると、より痛みを感じやすくなり継続が辛くなる可能性があります。
よって保護者の同席が可能かどうか、前もって確認するのも重要です。

キャンペーンを確認する

子どもの医療脱毛の場合、大人と比較して安価で受けられることが多いため事前にキャンペーンや費用などを確認しておきましょう。

まとめ

今回は、医療脱毛は何歳から受けられるかについて解説しました。医療脱毛に明確な年齢制限などはありませんが、「子どものころから医療脱毛を受けたい・受けさせたい」とお考えの場合は、早くても11〜12歳ごろから開始するのがおすすめです。
また早い時期から医療脱毛を開始することでメリットはありますが、デメリットやリスクも存在します。
上記の脱毛のタイミングを目安にしていただいたうえで、アステリアクリニックでは基本的に中学生以上から脱毛を可能としています。親権者とご一緒にご来院いただき、医師に相談の上ご対応可能です。
「もう脱毛を受けても大丈夫か知りたい」という方は、ぜひ1度アステリアクリニックのカウンセリングにてご相談ください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任