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脱毛

お尻やOラインの脱毛とは?痛みや回数の目安、メリットを紹介

お尻やOラインの脱毛とは?痛みや回数の目安、メリットを紹介

お尻の毛が気になり、頻繁に自己処理をしていて、脱毛を受けようか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。お尻周りの毛はセルフでは処理しにくいため、女性も男性も脱毛を検討している方が多い部位の一つです。
本記事では、お尻(Oライン)脱毛に必要な施術の回数や、受けることによって得られるメリットを解説します。記事の後半では、お尻の脱毛を受ける際の恥ずかしさなど、リアルなQ&Aも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任
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お尻の医療脱毛とは


医療脱毛とは、専門医が在籍する病院やクリニックで、長期的に毛の本数を減らせる施術です。毛穴に存在する発毛組織を破壊し、その機能を失わせることで毛が生えない状態にします。
お尻の脱毛では、脱毛したい箇所に専用のレーザーを照射します。患者は照射部位に合わせてうつ伏せ、または横向きなどに姿勢を変えながら、施術を受けます。
お尻の厳密な脱毛範囲はクリニックによって異なりますが、椅子に座るときに座面に触れるお尻の「表面」の部分と、肛門周りは区別されていることが多いです。たとえばアステリアクリニックでは、縦は「骨盤の出っ張っている部分」から「お尻の下部の曲線」にかけて、横は身体を横から見たときの中央にあたるラインまでを「お尻」の範囲としています。
肛門周りの脱毛を受けたい場合はOライン脱毛という分類になるので、間違えないように気をつけましょう。

お尻の脱毛に必要な回数

お尻の医療脱毛で自己処理がほとんど要らなくなるまでには、8〜10回程度の施術が必要です。ただし毛量や体質には個人差があるため、回数は前後する可能性もあります。
医療脱毛において複数回の施術が必要となる理由には、毛が生え変わる周期である「毛周期」が関係しています。毛は「成長期」「退行期」「休止期」という3つの段階を繰り返しています。レーザーを照射した際に脱毛の効果が得られるのは、成長期の毛のみです。
一度の施術で成長期を迎えている毛の割合は、20%程度だといわれています。そのため、毛周期に合わせて複数回の照射をすることで、全体的に毛の量を減らすことができるのです。
お尻の場合は1.5〜3ヶ月おきに施術を受けるようにしましょう。毛周期に合わせて照射を行うことで、効率的に脱毛できます。

お尻の医療脱毛を行うメリット

お尻の医療脱毛を行うメリットは、大きく分けて自己処理と清潔さの2つの観点にあります。以下で詳しく解説します。

自己処理の手間が省ける

お尻の医療脱毛を行うことで、自己処理の労力を減らすことができます。とくにお尻は自分では見えにくく、カミソリやシェーバーでの処理が難しい部位です。鏡を見ながら、処理がきちんとできているか確認するのも一苦労でしょう。
お尻の医療脱毛によって毛がほとんど生えない状態を実現することで、手間を減らし、時間も節約できます。カミソリの替刃やシェーバーの買い替えにかかる費用も減るため、長い目で見ると経済的です。

お尻を清潔に保てる

医療脱毛でお尻の毛を減らすことで、清潔な状態を保てるようになるのもメリットです。お尻の毛は男性が悩むことが多いですが、Oラインの毛は女性も悩んでいる方が多いです。
こうしたお尻・Oラインの毛量が多いと、汗をかいた際にムレやすく、不快に感じることもあります。脱毛によってお尻の毛が少なくなることで、汗をかいても素早く乾くようになり、スポーツをするときや暑い季節なども快適になります。
また、お手洗いの際のお手入れが簡単になり、清潔な状態を保ちやすくなります。拭く回数が減れば、切れ痔の方も症状の改善が見込まれる可能性があります。

お尻の医療脱毛は痛い?

お尻の医療脱毛での痛みは、他の部位よりも比較的痛みを感じにくいといわれています。毛質や肌質、用いる脱毛機の種類などによって異なりますが、中断したくなるほど痛みを感じる方は少ないでしょう。お尻は脂肪や筋肉が比較的多いため、神経が刺激を受け取りにくい部位なのです。
ただしお尻脱毛の中でも、肛門周りのOラインの場合は太く濃い毛が多く、皮膚もデリケートです。Oラインは色素沈着しやすい部位でもあります。皮膚が黒ずんでいるとレーザーがメラニン色素に反応してしまい、痛みを感じやすいです。
クリニックによっては部分的に麻酔を使用できたり、照射時に皮膚を冷却できる脱毛機を導入していたりするところもあります。不安な場合は事前にホームページで確認するか、カウンセリングなどで質問してみてください。

Oライン脱毛とはどこまでの範囲?

Oライン脱毛は、一般的には肛門周りの数cmの範囲を指すことが多いです。ただし、粘膜部分はそもそも毛が生えていないため、照射は行いません。またお尻の表面部分はOラインに含まれないことも多いため、部分脱毛をするときは注意してプランを選びましょう。
アステリアクリニックの脱毛プランでは、肛門周りの「粘膜を含まない約3cm」の範囲をOラインとして照射を行っています。

Oラインの脱毛をするメリット

肛門周りのOライン脱毛も、清潔さと自己処理の観点でメリットがあります。以下で詳しく解説します。

お尻の臭いを抑えられる

Oラインの毛を脱毛することで、肛門周りの不快な臭いを抑えることができます。Oラインは通常、お尻によって隠れており、とくに雑菌が繁殖しやすい部位です。また排泄物が毛に絡んでしまい、不衛生な状態になってしまうことも、臭いの原因となります。
Oラインの脱毛をすることで、清潔に保ちやすくなるでしょう。臭いだけでなく、かゆみや炎症などの予防にもつながります。

自己処理の手間が省ける

Oラインはデリケートゾーンの中でも、とくに処理が面倒で難しい部位です。鏡を使っても見えにくく、自己処理をする際の体勢も不安定になりがちです。凹凸があり、小さな部位なので、カミソリで切ってしまうこともあります。
カミソリやシェーバーなどで皮膚を傷つけてしまうと、炎症が起きたり、細菌が侵入して感染症にかかったりするリスクが高まります。医療脱毛でOラインの毛がほとんど生えないようになれば、こうした怪我をしてしまう心配もなくなります。

Oライン脱毛の施術の様子は?

Oラインはデリケートな部位の一つであるため、プライバシーに配慮して施術を行います。
細かい手順はクリニックによって異なりますが、大まかな内容はほとんど変わりません。可能な限り患者が恥ずかしさを感じないように、照射部位以外をタオルなどで隠したり、施術に必要な範囲だけが露出するように紙ショーツをずらしたりしながら行います。
最初は慣れないかもしれませんが、数回繰り返すことで次第に気にならなくなることが多いです。Oライン脱毛では肛門部分に機械を当てる必要があるため、うつ伏せの状態になり、必要に応じて横向きなどに体勢を変えながら施術します。

お尻の脱毛に関するよくある質問

最後に、お尻の脱毛に関するよくある質問にお答えします。他の脱毛方法との比較や費用など具体的な内容にも触れているので、ぜひ目を通してみてください。

お尻の脱毛は自己処理やサロン脱毛ではだめですか?

ほとんど毛が生えない状態を目指したい場合は、自己処理やサロン脱毛(美容脱毛・エステ脱毛)では実現が難しいです。自分の目的にあった処理方法を選びましょう。
自己処理は手軽ですが、皮膚の表面に存在する毛を一時的に除去するに過ぎません。再び毛が成長してしまうため、そのたびに自己処理をしなければならなくなります。
サロン脱毛は医療脱毛と異なり、発毛組織を破壊するほどのエネルギーを発生させることはできません。発毛組織にダメージを与えることで、一定の抑毛・減毛効果を目指すものです。施術完了までに2〜3年と長期間必要となる点も考慮しましょう。

お尻の脱毛はどれぐらいの費用と期間がかかりますか?

お尻の表面部分の医療脱毛の場合、5回あたり約4万円で受けられるクリニックも存在します。Oラインの医療脱毛の場合、5回あたり約3〜5万円が費用相場です。ただしVIOのセットプランとなっているクリニックも多く、その場合は5回あたり約5~13万ほどかかります。
医療脱毛の場合、自己処理がほとんど要らなくなるまでにかかる期間は、およそ1.5〜2.5年です。自己処理が楽になる程度でよければ、約10ヶ月~2年で済むことが多いでしょう。

お尻の脱毛は恥ずかしくないですか?

たしかにお尻はデリケートな部位であり、普段他人に見せる部分ではないため、恥ずかしさを感じる方は多くいらっしゃいます。脱毛の施術を受けるのが初めての方は、どのような流れで進むのか想像できず、不安に思うのは当然かもしれません。
多くのクリニックでは、こうした恥ずかしさや不安な気持ちに配慮した対応を心がけています。たとえば、プライバシーの配慮を徹底しているクリニックであれば、施術は完全個室で行われ、なるべく同性のスタッフが担当したり、予約時に同性スタッフを指定できるようにされていたりすることもあります。
またお尻の表面だけの脱毛であれば、肛門まで見せることはないため、それほど恥ずかしくないでしょう。

お尻の脱毛後のケアはどうすればいいですか?

お尻やOラインに限らず、医療脱毛を受けた後の肌は一時的に敏感になっています。肌トラブルを避けるため、施術当日は摩擦や熱などの刺激を極力避けることが大切です。
少なくとも施術当日は、お尻をこすって洗わないように注意してください。シャワーは施術当日から浴びても問題ありませんが、刺激を与えないようぬるめのお湯にし、優しく洗い流す程度にとどめましょう。

まとめ

お尻の医療脱毛は、自己処理の手間が少なくなり、衛生的にもなる施術です。Oラインの場合はやや痛みを感じやすい傾向にありますが、冷却機能を有する脱毛機を選んだり、麻酔を使用したりすることによってある程度軽減できます。
お尻の脱毛は恥ずかしさによる心理的抵抗が大きいかもしれませんが、クリニックは可能な限りプライバシーに配慮して施術を行います。不安な場合はカウンセリングで相談してみてもよいでしょう。
アステリアクリニックでは、個室で施術を行っているためリラックスして受けていただけます。またVIOのセットはもちろんのこと、お尻やOラインだけの部分脱毛が可能なプランも用意しています。気になるところだけ脱毛したい方、すでに何回か施術を受けたけどまだ残っている毛を処理したい方など、興味のある方はぜひお問い合わせください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任