- # 男性向け
メンズ足脱毛とは?メリット・デメリットや医療脱毛とサロンの違いなど徹底解説!
比較的露出する機会の多い足は、メンズ脱毛の中でもとくにおすすめの部位の一つです。「すね毛だけを脱毛する」「毛の量を減らして、ナチュラルな仕上がりにする」ということもできるため、濃い足の毛にコンプレックスがある方からの人気も高いです。この記事では、メンズの足脱毛における種類や料金、デメリット、注意点などについてまとめました。
アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
目次
メンズの足脱毛とは?
男性の足のムダ毛は濃くて目立つため、メンズ脱毛の中でも人気のある部位です。とくに夏などはハープパンツや水着を着るシチュエーションが増えるため、季節に合わせて脱毛を考えている人もいるでしょう。まずはメンズの足脱毛について、範囲や種類を解説します。
足脱毛で狙える部位とは?
サロン・クリニックによって脱毛部位の分け方は異なりますが、一般的に足脱毛は以下の表のようにパーツが分かれています。
足脱毛で狙える部位と特徴
部位 | 痛み | 特徴・注意点 |
---|---|---|
ひざ上(太もも) | 感じにくい | ひざ下に比べて毛は細く、筋肉や脂肪もほどよくついている部位なので、強い痛みは感じにくいです。 |
ひざ | 比較的、感じやすい | 脂肪が少なく、骨に近い部分や、毛が濃くて太い方は痛みを感じやすいです。メンズ脱毛では「ひざ下」や「ひざ+ひざ下」を足脱毛としているところもあります。 |
ひざ下(すね) | 比較的、感じやすい | |
甲 | 感じにくい | 毛質は硬めですが、毛量は少なく、照射範囲も限定的です。そのため、足脱毛の中では痛みの小さい部位です。 |
指 | 比較的、感じやすい | 足の甲と同様に毛量が少なく、照射範囲も狭いですが、骨に近い場所は痛みを感じやすいです。 |
※痛みの感じ方には個人差があります。記事の後半でも解説するのであわせてご確認ください。
足脱毛の主な種類と特徴
メンズ足脱毛の主な種類は「医療脱毛」「サロン脱毛(美容脱毛・エステ脱毛)」「セルフ脱毛」の3つです。
足脱毛の主な種類と特徴
足脱毛の方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
医療脱毛 | 永久脱毛の効果が期待できる | まとまった費用が必要になる |
サロン脱毛 | 1回あたりの費用が安い | 一時的な減毛・抑毛にとどまる維持するには長期的に通う必要がある |
セルフ脱毛 | 手軽にムダ毛をケアできる | 家庭用脱毛器の抑毛効果は、サロンに比べても低い |
医療脱毛
クリニックで受けられる医療脱毛では、医療用のレーザー脱毛機を使用します。サロンで使われるものよりも出力が高く、発毛組織を破壊することで永久脱毛の効果が期待できます。また、医師が常駐しているため、「肌にトラブルが起きたときはすぐに対応してもらえる」という安心感もメリットです。
サロン脱毛(エステ脱毛・美容脱毛)
サロンの脱毛は、主に光脱毛です。クリニックで使用される機器に比べて出力が弱く、さまざまな波長の光が含まれており、永久脱毛の効果はありません。発毛組織にダメージを与えて減毛・抑毛を目指します。機器の出力が低いとはいえ、男性の濃くて太いすね毛などは痛みを感じやすいです。
セルフ脱毛
家庭用脱毛器や除毛クリーム、ワックスなどを用いて自分自身でムダ毛をケアする方法です。除毛クリームやワックスは手軽ですぐ毛を取り除けますが、一定期間でまた毛は生えてきます。家庭用脱毛器の基本的な仕組みはサロンの脱毛機と一緒ですが、安全性に考慮して、出力はさらに抑えられていることが多いです。
施術後の効果はどれくらい続く?
前述のとおり、医療脱毛であれば永久脱毛も可能ですが、サロン脱毛で期待できるのは減毛・抑毛の効果です。そのためサロンで足脱毛を受けた場合は、一定期間で毛は再度生えてくる可能性があります。
医療脱毛とサロン脱毛の効果の持続期間
脱毛方法 | 効果の持続期間 |
---|---|
医療脱毛 | 一度破壊した発毛組織からはほとんど毛が生えてこなくなる※生涯にわたって1本も生えないようにできるわけではありません |
サロン脱毛 | 減毛・抑毛効果が持続するのは約3年程度 |
足脱毛の効果を長く維持したい場合は、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 毛周期にあわせて施術を受けるようにする
- ローションや乳液で保湿をしっかりして、良い肌の状態で施術を受ける
- 照射範囲の露出は避けて、日焼け止めなどで紫外線対策を行う
- 施術前後の飲酒、施術後の激しい運動は控える
- 自己処理をする場合は、肌や毛根への負担が小さい電動シェーバーを利用する
足の脱毛で得られるメリット
ここからはメンズ足脱毛のメリットを3つ紹介します。
見た目の清潔感が向上する
毛の生え方にもよりますが、モジャモジャのすね毛は清潔感に欠けると感じる人も多いです。気温が高くなると蒸れやすく、不衛生になるケースもあります。足脱毛によってムダ毛の少ない肌にすれば、見た目の清潔感が向上するだけでなく、蒸れなどによる肌トラブルの防止にも役立つでしょう。
見た目の清潔感がアップすれば、自信につながり、さまざまなファッションにも挑戦しやすくなります。
自己処理の手間が省ける
足の毛は、剃ったり、除毛クリームで処理したりしている人も多いでしょう。しかし、自己処理は一時的にムダ毛をなくすことはできても、生えてくるたびに行う必要があります。
数日〜数週間でまた生えてくるので、ツルツルの状態をキープするには、月に何度もケアする必要があります。一方、自己処理がほとんどいらないレベルまで脱毛してしまえば、その手間はなくなります。
自己処理の手間が省けることで、別のことに時間をかけられるようになりますし、剃刀や除毛クリームを使うことによる肌への負担も減らせるでしょう。
コンプレックスの解消に繋がる
男性の体毛の中でも濃くて、目立ちやすいすね毛は、コンプレックスに感じている人も多いでしょう。学生の場合は同級生と比べて「恥ずかしい」と感じたり、異性の視線が気になったりすることもあります。また、すね毛が見えるハーフパンツや水着の着用が嫌で、「ファッションやデートを楽しめない」という人もいるかもしれません。
足脱毛で気になる部位のムダ毛をきれいにしてしまえば、このようなコンプレックスは解消できます。自信を持って足を出すことができますし、ムダ毛が気になってファッションや行動が制限されるということもありません。
足の脱毛のデメリット
男性の足脱毛にはメリットが多いですが、デメリットもよく確認したうえで検討することが大切です。
施術中の痛みのリスクがある
サロンやクリニックでの脱毛のデメリットは、痛みです。個人差はありますが、男性の足に生えている毛は太くて濃い傾向にあり、比較的痛みを感じやすいです。
脱毛機の中には冷却装置がついていて痛みを軽減できる機種や、痛みの小さい照射方式の機種などもあります。医療機関であるクリニックであれば麻酔を使用できるケースもあるため、痛みが不安な方は事前に相談しましょう。
永久脱毛したら戻せない
クリニックの医療脱毛は、発毛組織を破壊することで、毛が生えてこない状態にします。そのため、一度永久脱毛をしたらもとの状態に戻すことはできません。「すね毛は気になるけど、完全になくすべきか迷う」という人は注意してください。
医療脱毛であっても、事前に希望を伝えておけば毛量を調整しながら脱毛することもできます。ナチュラルな状態に仕上げたいという人は、カウンセリングのときに相談してみましょう。
足の脱毛にかかる費用と期間は?
足脱毛にかかる費用や期間は、クリニック・サロンのどちらで受けるかによって大きく変わります。クリニック・サロンによって料金設定など異なりますが、平均的には以下のようになります。
足脱毛の費用・期間の目安
医療脱毛 | サロン脱毛 | |
---|---|---|
必要な施術回数 | 5回〜8回程度 | 12回〜18回以上 |
脱毛完了までの期間 | 半年〜1.5年 | 1年〜2年 |
平均的な費用 | 10万円〜 | 20万円〜 |
サロンの光脱毛は機器の出力が低く、完全に発毛組織を破壊することはできないので、必要な照射回数もクリニックより多くなります。施術1回あたりの費用はサロンの方が安くなるケースもありますが、少ない回数・短い期間で完了するのが医療脱毛のメリットです。
医療脱毛の相場と回数
クリニックで足の医療脱毛を受ける場合、5回〜6回のコースで10万円程度のところが多いです。クリニックによってコースの回数が異なるケースもあるため、比較するときは回数も忘れずにチェックしましょう。
また「足脱毛」のコースの、照射範囲も確認するようにしてください。コースによっては足の甲や指が含まれていないケースもあります。照射範囲が狭ければ料金設定は安くなるため、通常価格が相場よりも非常に安い場合は、なぜ安いのかを調べておくと安心です。
サロン脱毛の相場と回数
サロン脱毛で12回〜18回以上の施術を受ける場合、5回~8回で10万前後のセットプランを2~3周することになります。
サロンの足脱毛プランも5回前後のことが多いですが、その回数では効果に満足できないケースもあるでしょう。施術1回あたりの額面はクリニックよりも安いですが、総額で考えると医療脱毛と同じくらいか、それ以上になることも少なくありません。最終的な総額で比較検討するよう気を付けてください。
医療脱毛とサロン脱毛の選び方を徹底比較
お店で脱毛を受ける場合、選択肢は「クリニックの医療脱毛」と「サロン脱毛」の2種類です。それぞれ異なるメリット・デメリットがあるので、特徴を理解して、自分に合った方を選びましょう。
施術方法の違いを理解する
クリニックで使用する脱毛機は医療用のレーザー機器です。医師や看護師といった有資格者しか施術できず、高い出力で照射できるため、少ない回数で脱毛効果を実感できるのが特徴です。
その一方で、サロンで行われる光脱毛は、業務用の機器であっても出力が低めです。光脱毛にもいくつかの種類はありますが、いずれも永久脱毛の効果はなく、必要な照射回数が多い点は共通になります。
医療脱毛もサロン脱毛も、男性のすね毛のように濃くて、太い毛への照射は痛みを感じやすいです。光脱毛の場合、減毛・抑毛の効果は一時的なので、「短期間で脱毛を終わらせたい、とにかく自己処理を減らしたい」という人にはクリニックの医療脱毛が向いています。
価格帯の比較
繰り返しになりますが、施術1回あたりの費用はサロン脱毛の方が安いケースもあります。ただし、脱毛完了までに必要な照射回数はクリニックよりも多いです。
料金設定はお店によって異なるものの、医療脱毛では人気の高い脱毛機を選べたり、アフターケアが充実したりしていると高くなる傾向にあります。サロン脱毛では、アフターケアの保湿商品がセットになって高くなっていたり、逆にお店に置かれている機械を使用する「来店セルフサービス型」にすることで安くしていたりします。
永久脱毛ができるという意味では、サロンよりもクリニックの方がコストパフォーマンスは高いとも考えられるでしょう。
医療脱毛とサロン脱毛の価格帯(足脱毛の場合)
医療脱毛 | サロン脱毛 | |
---|---|---|
期待できる効果 | 永久脱毛 | 減毛・抑毛 |
平均的な費用 | 10万円〜 | 20万円〜 |
必要な施術回数 | 5回〜8回程度 | 12回〜18回以上 |
1回あたりの費用の目安 | 2万円〜4万円程度 | 1.5万円〜2.5万円程度 |
足の脱毛方法と施術の流れを解説
クリニックやサロンで足脱毛を受ける場合、一般的には以下のような施術の流れになります。
【足脱毛の施術の流れ】
カウンセリングまで
- 公式ホームページなどでカウンセリングを予約する
- 予約日に来店して、スタッフによるカウンセリングを受ける
- プランや施術方法の説明を受けて、納得したなら契約する
- 初回施術日の予約を行う
施術当日
- 受け付け後、施術室などで着替えを済ませる
- 肌の状態をチェックして、問題なければ希望部位に照射を行う
- アフターケアを受けて、次回施術日の予約を行う
初回カウンセリングと施術は別日になるケースが多いですが、事前に希望を伝えておけば、すぐに施術を受けられたり、テスト照射を受けられたりすることもあります。
カウンセリングを受けて、そのまま契約する可能性がある人は、支払いのためのクレジットカードなども持参しましょう。カウンセリング時に本人確認書類が必要になることもあるため、案内を確認のうえ、予約時間に遅れないように注意してください。
施術前の準備と注意事項
クリニックやサロンで脱毛の施術を受ける場合、足脱毛は事前に照射部位の毛を自己処理しておく必要があります。施術当日の処理では、肌にダメージが残り、照射でトラブルが起きやすくなります。肌への負担が少ない電動シェーバーを用いて、施術の前日には完了させましょう。
脱毛期間中の日焼けや乾燥はNGですが、施術当日は日焼け止めや保湿クリームの使用は避けましょう。日焼け止めやクリームの油分が毛穴に詰まると、十分な効果が得られないためです。
【施術前の注意事項】
- 数日前までに自己処理を済ませておく
- 前日から飲酒を控える
- 前後1週間程度は予防接種を控える
施術当日の流れ
到着まで
予約時間の10分くらい前にお店に到着しておくようにしましょう。時間に遅れるとほかの予約者との兼ね合いで、施術を受けられないケースもあります。少し早めに来店して、受付を済ませておくと安心です。
施術前
受け付け後は施術室に案内され、用意されているガウンなどに着替えます。足脱毛の場合、クリニックやサロンによっては、脱毛する部分が見えていれば着替えなくてもよい場合もあります。クリニックやサロンによってルールが異なるので、案内に従いましょう。
施術
着替えが完了したら、照射の前に肌の状態をチェックしたり、必要に応じてマーキングをしたりします。足脱毛の所要時間は30分〜60分ほどの施設が多いため、来店から退店までは60分〜90分前後と考えておくとよいでしょう。
医療脱毛も、サロン脱毛も、施術中に痛みを感じることがあります。もし我慢が難しいほどの痛みを感じたら、遠慮なくスタッフに相談しましょう。出力の調整をすることで、安全に照射できます。
施術後のケアと注意点
脱毛の施術後は自宅でもケアを行うようにしましょう。肌が乾燥すると外部からのダメージに敏感になって、痛みを感じやすくなります。また日焼けした場合は、施術を受けられないこともあります。施術後の注意点についてはスタッフから説明があるので、分からない点は確認することが重要です。
施術後のケアと注意点
ケアの方法 | 期間 | 注意点 |
---|---|---|
ローションや乳液での保湿 | 施術を受けている期間中 | 痛みや乾燥を考慮して出力を下げると、効果にも影響が出る施術直前は油分の多い保湿剤を使用しない |
日焼け止めなどでの紫外線対策 | 施術を受けている期間中 | レーザーや光は日焼けをしている肌にも反応するため、火傷などのリスクが高まる |
飲酒・運動・サウナなどを控える | 施術後2〜3日程度 | 血行が良くなるような行動は、炎症が長引いたりやかゆみが出たりするリスクを高める施術当日は適温のシャワーで済ませるとよい |
まとめ
メンズ足脱毛を受ける場合、主な選択肢は「クリニックの医療脱毛」と「サロンの光脱毛」です。一般的に「医療脱毛の方が痛みを感じやすい」といわれることが多いですが、濃くて太い男性の足の毛は、サロンでも痛みを感じやすいです。
サロン脱毛は完了までに必要な照射回数が多いため、「スピーディに脱毛を完了させたい」という人は医療脱毛を検討するのもよいでしょう。
アステリアクリニックでは、部分脱毛で足だけを受けられるプランのご用意もあります。事前に相談いただければ麻酔クリーム(3,300円)を利用でき、声をかけながら施術することで肌が敏感な人や痛みが心配な人も安心して受けられるよう努めています。気になった方は、ぜひ無料のカウンセリングまでお越しください。
アステリアクリニック院長