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ヒゲ(髭)脱毛の間隔の空け過ぎは良くない?ベストな間隔や注意点についてご紹介
「ヒゲ剃りにかかる時間を短縮させたい」「清潔感のある肌を目指したい」そのような理由で、ヒゲ脱毛をされる方が増えています。
ところが、ヒゲ脱毛に通う中で「忙しくて予定通りに施術を受けられない…」「脱毛の間隔を空けすぎても大丈夫だろうか…」といった悩みも出てくるでしょう。
そこでこちらの記事では、以下の内容に沿って詳しく解説します。
- ヒゲ脱毛の正しい施術間隔
- 適切な間隔でのヒゲ脱毛が推奨される理由
- 間隔以外で気をつけたいポイント
効率よく髭脱毛を完了させ、理想的な素肌を手に入れるには正しい施術間隔を把握することが大切です。施術前に脱毛スケジュールの予定を組む際には、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
目次
ヒゲ脱毛の正しい施術間隔とは?
では、ヒゲ脱毛はどのくらいの間隔で通うといいのでしょうか。ここでは、サロンとクリニックのそれぞれで推奨されている、正しい施術間隔について説明します。
そもそもヒゲ脱毛の仕組みとは?
ヒゲには、毛周期という生え変わるサイクルがあります。毛周期は成長期・退行期・休止期という3つのフェーズからなっており、このサイクルを繰り返しています。
ヒゲ脱毛で使う医療レーザーは、成長期の毛のみに作用するため、毛周期に合わせて定期的に通う必要があります。
施術を受けると、施術の方法にもよりますが1~3週間で毛が抜け落ちます。一時的には綺麗になりますが、1回では処理しきれません。
一般的に成長期の毛は10~20%といわれているため、綺麗にしたい場合は最低でも5回以上は継続的に医療レーザーの施術を受けましょう。
まったく生えてこない状態を目指す場合は、医療レーザーのヒゲ脱毛でも1年〜2年ほど継続的に通う必要があります。
ヒゲの毛周期に合わせて施術を受ける
脱毛には、医療脱毛でおこなわれるレーザー脱毛のほかにサロンの光脱毛など、いくつかの種類があります。どれもムダ毛にアプローチするという意味では同じですが、照射方法によって施術を受けるべき間隔は異なります。
一般的に推奨されている施術間隔は、医療脱毛の場合で1~3カ月、脱毛サロンの場合で3~4週間です。なお、医療脱毛の場合は回数を重ねるごとに毛が生えそろうまでの間隔は長くなるため、そのときの毛の状態に合わせて施術を受けるようにしましょう。
なお、部位ごとに成長期や退行期・休止期の期間が異なりますので、同じ施設でも部位ごとに推奨される間隔が異なっている場合があります。
髭は毛の中でも比較的成長期の期間が長いといわれています。しかしながら、髭は他の部位の毛と比べて密度が高く、1度のレーザー照射で成長期の毛を全て脱毛しきることは、火傷などの肌トラブルの観点から考えても難しいです。そのため、他の部位の毛と比べて期間を短くして照射をして良い代わりに、比較的回数を重ねる必要があります。
VIOは退行期・休止期が長く、1年間定期的に脱毛クリニックに通っても医療レーザーで処理できない毛がある場合もあります。
反対に、ワキに関してはVIOは退行期・休止期が短いとされており、1年間で脱毛効果を実感しやすい部位です。
脚は、VIOとワキの中間の立ち位置で、1年である程度は効果を見込める部位です。部位によってかなり異なるため、ヒゲ脱毛の間隔について気になる場合は、クリニックで相談しましょう。
サロンやクリニックで脱毛間隔が異なる理由
サロンとクリニックで施術間隔が大きく異なるのはなぜでしょうか。ここでは、サロン脱毛と医療脱毛の特徴を踏まえ、脱毛間隔が異なる理由を説明します。
サロンでのヒゲ脱毛の特徴
脱毛サロンで用いられるのは、ムダ毛が生えるのを一時的に抑える施術です。照射出力が弱いため、発毛組織そのものを破壊することはできません。
そこで、脱毛効果を実感するためには施術を繰り返す必要がありますが、脱毛サロンで目指しているレベルはあくまで抑毛や減毛です。施術を受けた箇所からも、しばらくすると毛が再生してきます。
一般的に脱毛サロンで用いられる脱毛器の特徴と、それぞれの効果が感じられる回数の目安は以下の通りです。
脱毛器の種類 | 特徴 | 脱毛効果を感じ始める回数 | 脱毛効果を実感し、自己処理が楽になる回数 |
---|---|---|---|
IPL脱毛 | 毛根に熱を加え、ダメージを与える。 | 10回以上 | 20回以上 |
S.S.C脱毛 | 抑毛効果が期待できるジェルを塗布し、クリプトンライトを照射する。 | 10回以上 | 20回以上 |
SHR脱毛 | 発毛指令を出す細胞(バジル領域)にダメージを与える。 | 10回以上 | 20回以上 |
クリニックでのヒゲ脱毛の特徴
医療脱毛は高出力のレーザーで発毛組織を破壊し、破壊された毛根からは長期間にわたって毛が生えません。医療脱毛には「ダイオードレーザー」「アレキサンドライトレーザー」「YAGレーザー」といった種類がありますが、いずれも1回の施術で得られる脱毛効果は高いのが特徴です。
また、サロン脱毛と比較して施術間隔は長いものの、脱毛終了までの回数は少なくて済みます。それぞれの脱毛器の特徴と、効果が感じられる回数の目安は以下の通りです。
脱毛器の種類 | 特徴 | 脱毛効果を実感し、自己処理が楽になる回数 | ほとんどの毛がなくなる回数 |
---|---|---|---|
ダイオードレーザー | 発毛組織を破壊する「熱破壊式」と、発毛因子であるバルジ領域にアプローチする「蓄熱式」の両方でよく採用されている。 | 5回程度 | 10〜15回以上 |
アレキサンドライトレーザー | ほとんどが熱破壊式。メラニンへの反応性が高く、濃く太い毛に脱毛効果を発揮しやすい。 | 5回程度 | 10〜15回以上 |
YAGレーザー | ほとんどが熱破壊式で、肌の深部まで熱エネルギーを伝える。根深い毛への効果が高い。 | 5回程度 | 10〜15回以上 |
適切な施術間隔でのヒゲ脱毛が推奨される理由
適切な施術間隔で通うべき理由として、以下の2つがあります。
- 効率的に脱毛を完了できるため
- 肌へのダメージが少ないため
詳しく説明します。
効率的に脱毛を完了できるため
適切な施術間隔で脱毛することで、レーザーが反応しやすい成長期の毛にアプローチすることが可能です。よって、効果的に脱毛を完了できます。
そのため、クリニックやサロンは毛周期に合わせた施術スケジュールをお客様にご提案しています。これにより、効率の良い脱毛を実現しているのです。
肌へのダメージが少ないため
脱毛を受けると、照射方法に関係なく肌に負担がかかります。施術間隔が決められているのは、肌の状態を照射方法に応じて回復させるという意味もあります。そうすることで、肌へのダメージを抑えつつ、脱毛効果を高められるのです。
特に顔は皮膚が薄く、非常にデリケートな部位です。適切な間隔で施術を受けることが、肌の保護に繋がります。
ヒゲ脱毛の間隔を空けすぎても脱毛効果は落ちない
結論からいうと、ヒゲ脱毛の間隔を空けすぎてもこれまで受けてきた施術の分の脱毛効果には影響はありません。ですが、間隔を空けすぎてしまうと、脱毛再開後に必要な施術回数が、適切な間隔で通い続けたときと比べて多くなってしまう可能性があります。ここでは、脱毛間隔を空けすぎた場合と空けなかった場合の対処法についてそれぞれ説明します。
また施術を再開すれば問題ない
ヒゲ脱毛の間隔を空けすぎてしまった場合でも、また施術を再開すれば問題はありません。
脱毛期間中、仕事や家庭の都合により、次回の予約まで時間が空きすぎることがあるでしょう。
ムダ毛が再び生えてくると「脱毛効果がなくなってしまったのでは…」と不安になるかもしれませんが、これまで施術を受けた分の効果はなくなりません。
通常、毛は成長期・退行期・休止期のサイクルを繰り返し、生え変わっています。このサイクルの中で医療脱毛のレーザーが反応するのは、成長期のメラニン色素が多く含まれている毛。つまり再び生えてきたムダ毛は、まだ医療脱毛できていない毛が肌の表面に出てきただけなのです。
間隔が空いたとしても、脱毛を再開すれば、特に問題はありません。施術を受ければ、引き続き脱毛効果を感じられるようになるでしょう。
ただし、過度に間隔を空けすぎてしまうと、残っている毛の毛周期が再度バラバラとなってしまい、再開前と後の合計で必要な施術回数は増えてしまう可能性があります。ですので、特別な事情がない限りは適切な間隔で通い続けていただくことがベストです。
ヒゲ脱毛の間隔が短すぎるのは効果が落ちる
一方で、適切な間隔を空けなかった場合は脱毛効果を実感できないこともあります。前述したように、ヒゲは毛周期のサイクルで生え変わっています。短すぎる間隔で施術を受けても、成長期に移行している毛の本数が少なく、脱毛効果が得られづらくなってしまいます。
また、医療脱毛を受けた肌はレーザーによるダメージを受け、敏感になっている状態です。適切な間隔を空けずに施術を受けた場合は、赤みややけどなどの肌トラブルを引き起こす可能性が高いです。
肌に異常があれば施術を断られることもあるため、ヒゲ脱毛の効果を高めるには、適切な間隔を空けて施術を進めることが重要なのです。
ヒゲ脱毛で間隔以外に気をつけるポイント
ヒゲ脱毛を効率よく進めるには、間隔以外にも気をつけたいポイントがあります。ここでは、4つのポイントについて詳しく説明しましょう。
ヒゲ脱毛期間中は日焼けをしない
ヒゲ脱毛後は、施術のダメージにより肌のバリア機能が低下します。そのため紫外線対策を怠れば、シミや色素沈着といった肌トラブルを引き起こすこともあります。肌トラブルが起きれば、状態が落ち着くまで施術を受けられなくなる可能性もあります。
また、医療脱毛で用いる脱毛器のほとんどは、毛のメラニンに反応して脱毛を促す仕組みです。日焼けした肌にはメラニンが多く沈着しており、そのような状態で施術を受けると痛みややけどのリスクが高まります。
日焼けした状態では、適切な間隔で施術を受けられない可能性も出てくるため、脱毛期間中は日焼け止めをこまめに塗りなおすなど、紫外線対策をしっかりとおこないましょう。
自己処理は電動シェーバーでおこなう
ヒゲ脱毛期間中の自己処理は、電動シェーバーを使用しましょう。
なかでも毛抜きを使った自己処理には要注意。毛抜きで毛根から毛を抜くと、レーザーの熱が伝わらず、脱毛効果がなくなってしまいます。
カミソリはカミソリ負けや目に見えないお肌の傷の原因となってしまうので、脱毛期間中の自己処理は電動シェーバーがおすすめです。
ヒゲ脱毛期間中は保湿を徹底する
ヒゲ脱毛期間中は、クリームなどで普段よりも保湿ケアを念入りに実施しましょう。施術を受けたあとの肌は、肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくデリケートな状態です。
外部からの刺激により、赤みや痒み、毛嚢炎といった肌トラブルを引き起こす可能性があります。
肌トラブルが起きれば、その部分を避けて施術する必要があり、結果として脱毛効率は低下します。こういった問題を避けるためには、保湿ケアで肌を健康な状態にキープすることが重要です。
スケジュールを立てやすいクリニック・サロンを選ぶ
予約が取りにくいクリニック・サロンでは、いくら自分のスケジュールを調整しても、適切な間隔で施術を受けられないことがあります。毛周期に合わせて脱毛を進めるのなら、アクセスや予約のしやすさなど、スケジュールを立てやすいクリニック・サロン選びが大切です。
アステリアクリニックでは、クリニックの都合で予約が取れない状況を回避するため、契約段階ですべての施術予約を取得可能です。効率よく脱毛完了を目指すなら、予約の取りやすさも重視すべきポイントのひとつです。
ヒゲ脱毛を早く終わらせたいなら医療脱毛がおすすめ
ヒゲ脱毛を早く終わらせたい方には、医療脱毛がおすすめです。
医療脱毛は、主に発毛組織を破壊し脱毛を促します。サロン脱毛と比較して、少ない回数・短期間で変化を実感しやすくなっています。医師が常駐しており、肌トラブルに迅速に対応できるのも大きなメリットです。
ヒゲ脱毛を早く完了させたい方は、予約のしやすさを重視しているクリニックで医療脱毛を受けるとスムーズです。コンプレックスや日々の自己処理から解放され、理想的な肌を手に入れられるでしょう。
まとめ
ヒゲ脱毛で間隔を空けすぎた場合の対処法や、適切な間隔を空けるべき理由を解説しました。素肌に自信を持てるようになるため、ヒゲ脱毛はムダ毛に悩む男性におすすめしたい施術のひとつです。
医療脱毛を検討する場合は、ぜひ予約が取りやすいアステリアクリニックで。スムーズに脱毛完了できるよう、スタッフがサポートいたします。
アステリアクリニック院長