医療ダイエットの危険性・デメリットや効果について解説

医療ダイエットは「自分でやるダイエットよりも楽に痩せられる」と注目を集めている美容医療の一つです。しかし、医療機器や医薬品を使うため「危険性はないか」「デメリットはどの程度あるのか」など、気になる点も多い方法でしょう。本記事では、医療ダイエットの危険性やデメリットを紹介し、医療ダイエットを安全に受けるためのポイントも解説します。

アステリアクリニック院長
当院の医療ダイエットをご紹介
目次
そもそも医療ダイエットとはどのようなもの?

医療ダイエットとは、その名の通り医学的根拠にもとづき、医師の指導のもと痩せるために実施する治療や施術のことを指します。医薬品で食欲を抑えながら減量するものもあれば、医療機器などを使用して脂肪細胞を破壊し、ボディラインを整えるものなどもあります。さまざまな種類があるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
代表的な医療ダイエットの種類は以下の通りです。
医療ダイエットの種類 | 概要 |
---|---|
GLP-1ダイエット | 薬を服用または注射する。空腹を感じにくくさせたり、胃の内容物が運ばれるスピードを遅くしたりして、摂取カロリーを減らし体重を落とす。 |
脂肪溶解注射 | デオキシコール酸などを主成分とする薬剤を注射し、脂肪細胞を破壊することで注射した部分が痩せる。 |
脂肪冷却 | 医療機器で脂肪のついた部分を冷却し、脂肪細胞を凍らせて破壊することで、施術を受けた部分が痩せる。 |
脂肪吸引 | 外科的手術によって身体に管(カニューレ)を挿入する。管から皮下脂肪を吸引し、直接取り除くことで痩せる。 |
医療ダイエットは危険?デメリットについて解説
医療ダイエットが危険だといわれることがあるのは、副作用やリスクを伴うからです。ここでは主な副作用を含む、4つのデメリットを紹介します。
副作用がある
医療ダイエットでは、次のような副作用が起きる可能性があります。
医療ダイエットの種類 | 主な副作用 |
---|---|
GLP-1ダイエット | 冷や汗、手の震え、ふらつき、脱力感、だるさ、便秘、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛など |
脂肪溶解注射 | 痛み、腫れ、むくみ、内出血など |
脂肪冷却 | 赤み、内出血、腫れ、鈍痛、感覚麻痺、凍傷、逆説的過形成など |
脂肪吸引 | 痛み、しびれ、内出血、むくみ、色素沈着、かゆみ、拘縮(皮膚のこわばり・凹凸)など |
医療機器や医薬品を使用した医療ダイエットでは、命に関わるような危険性の高い副作用が起こることはめったにありません。しかし外科的な手術を必要とするものは、その分体に負担がかかるため副作用やリスクが大きく、命にかかわることもあります。副作用の現れ方には個人差があるため、施術を受けるかどうかは医師とよく相談して決めましょう。
費用がかかる
医療ダイエットは自由診療となるため、どうしても費用は高額になってしまいます。必要となる量や回数は場合によって異なりますが、おおよその相場は以下の通りです。
医療ダイエットの種類 | 費用相場 |
---|---|
GLP-1ダイエット | 約10,000~70,000円(1ヶ月分) |
脂肪溶解注射 | 約25,000~100,000円(5~10cc) |
脂肪冷却 | 約30,000~100,000円(1部位) |
脂肪吸引 | 約200,000~400,000円前後(1部位) |
思ったような効果が出ない可能性がある
冒頭でも触れたとおり、医療ダイエットは治療・施術によって目的が異なります。減量をしたいのに、ボディメイクが得意な脂肪溶解注射を打っても、思ったような結果につながりません。逆もまた然りです。ダイエットの目的をはっきりさせ、自分に合った施術を探しましょう。
また除去できる脂肪の量は、使用する機械・薬剤の種類、体質や脂肪のつき方、施術そのものの性質によって変わります。想定している仕上がりと、施術によって実現できる仕上がりにギャップがあれば、「思ったより効果が出なかった」と感じる可能性もあるでしょう。医薬品を使用したダイエットでは、用法容量を守らないことでうまく効果が出ないケースもあります。医師の説明をよく聞き、相談しながら医療ダイエットを受けてください。
リバウンドのリスクがある
医療ダイエットのうち、GLP-1ダイエットのように内服薬を使用するものは、服用を中止するとリバウンドする可能性があります。内服薬による食欲を減退させる効果などは、服用している間しか現れないためです。とはいえ、自分の意志のみで食事制限を行うダイエットよりは、継続しやすいはずです。服用期間中も、食生活を改善するよう心がけましょう。
一方で脂肪冷却や脂肪溶解注射などのように、比較的リバウンドしにくい施術もあります。脂肪細胞の数を減らせるため、施術を受けた部位が太りにくくなるのです。
医療ダイエットで痩せない人・向いていない人の特徴

医療ダイエットを受けても痩せない人や、医療ダイエットが向いていない人には、次のような特徴があります。
偏った食生活をしている人
栄養バランスの悪い食事や間食の多い習慣を続けていると、医療ダイエットの効果が出にくくなります。たとえば内服薬で食欲を減らして食べる量が減っても、カロリーの高い食事内容のままなら意味がありません。摂取したカロリーを消費しきれず、結局脂肪をため込んでしまいます。また糖質が多い食品ばかりの生活は、血糖値が上がりやすく、脂肪もつきやすくなります。
活動量が少ない成人女性における1日の必要カロリーは、1,400~2,000kcalです。カロリーと食事内容に気をつけて生活してください。
BMIが低い人
BMIが18.5未満の人は、GLP-1ダイエットのように減量を目指すタイプの医療ダイエットは、健康リスクが高くなるため推奨されません。
脂肪冷却や脂肪溶解注射など、脂肪細胞の数そのものを減らして部分痩せを目指す施術は、BMIが低い人でも受けられます。自分に合った施術を選びましょう。
セルライトが多い人
セルライトが多い人も、医療ダイエットの効果が出にくくなります。一度硬くなってしまったセルライトを取り除くのは、簡単ではありません。医療ダイエットで無理に除去しようとすると、施術によっては、かえって凹凸が目立ってしまうこともあります。
セルライトをつけない、これ以上発達させないためにも、マッサージや運動などで血行を促し、日頃のケアを欠かさないことが大切です。今あるセルライトが気になる方は、ボディハイフやラジオ波などの温めることで脂肪細胞を破壊する施術も検討してみてください。
医療ダイエットを安全に行うために
医療ダイエットを安全に行うためには、次の4つのポイントを押さえておく必要があります。
事前に医師のカウンセリングを受ける
医療ダイエットを行う前に、必ず医師のカウンセリングを受けるようにしてください。カウンセリングは、不安な点や気になること、自分の体質や脂肪のつき方に合わせた施術などを質問するチャンスです。
希望通りの仕上がりになるかどうか、他の施術を受ける場合とはどう異なるのかなど、しっかりと確認しましょう。丁寧に回答し、疑問の残らないようにしてくれる医師なら、その後の施術も信頼して任せられます。
使用するマシンや薬を確認する
医療ダイエットと一口に言っても、使用している医療機器や医薬品はクリニックによりさまざまです。たとえば、同じ「脂肪溶解注射」という名前のメニューでも、使われている可能性がある薬剤はカベリン、BNLS、FatXなど何種類も存在し、それぞれ効果や副作用の現れ方が異なります。
基本的にはカウンセリングの際に説明されますが、事前に確認しておけば比較検討する時間もできるため、後悔する可能性を減らせるでしょう。
副作用やリスクを確認する
繰り返しになりますが、医療ダイエットは医薬品などを使用して身体に変化を与えるため、その分副作用などリスクがあります。またアレルギーや一部の疾患を持つ人は受けられないことがあるほか、経験や技術によって仕上がりが変わる施術はイメージ通りにならないこともあります。
副作用やリスクの心配がない医療ダイエットはありません。医療機器や医薬品による医療ダイエットは、日常生活への影響も小さい傾向にありますが、腫れや内出血など見た目に現れる副作用もあります。事前にしっかりと確認しておきましょう。
期間や費用相場を確認する
医療ダイエットには、即効性があるものと効果が出るまでに時間を要するものがあります。通院や、複数回にわたる施術が必要なものも多いです。目標としている結果が出るまでにどれくらいの期間がかかるのか、あらかじめ医師に確認しておきましょう。
また、医療ダイエットを検討する前に、費用の相場をチェックすることも大切です。相場よりも安いクリニックは、アフターケアなどのサービスが必要最低限にとどめられていることが多いです。医療機器や医薬品の種類でも金額が変わるため、相場と比較しながら検討しましょう。
医療ダイエットを受けるならアステリアクリニック
アステリアクリニックでは、安全性を考慮し、医療ダイエットを始める前に血液検査を実施しています。アレルギーや体質を確認し、副作用や医薬品の禁忌を避けるためです。
また医療ダイエットを受けている期間中は定期的にカウンセリングを行い、患者様の体調の異変、副作用の現れ方なども確認しています。相談できる機会が増えることで、ちょっとした不安でもすぐに解決できる仕組みです。安全性が心配だという方も、アステリアクリニックのカウンセリングでぜひご相談くださいませ。
まとめ
医療ダイエットには、見た目や体調にかかわる副作用が存在します。また保険診療ではできないさまざまな施術を受けられる分、費用も高くなりがちです。決して安くない買い物なので、副作用やリスクをしっかりと確認し、納得できるクリニックで契約しましょう。
医師のカウンセリングで希望を伝え、体質などを確認してもらったうえで、自分に合った施術を受けてください。どれほど些細な疑問でも丁寧に対応してくれる、信頼できるクリニックを見つけましょう。

アステリアクリニック院長