最終更新日:

ダイエット

脂肪溶解注射で二の腕は痩せられる?通う回数や費用、メリット・注意点などを解説!

脂肪溶解注射で二の腕は痩せられる?通う回数や費用、メリット・注意点などを解説!

二の腕を細くしたい方のなかには、手軽さを重視して脂肪溶解注射を検討している方も多いでしょう。脂肪溶解注射は脂肪細胞を減少させる効果があり、部分的には痩せにくいといわれている二の腕にも効果が期待できる施術です。この記事では、脂肪溶解注射で本当に二の腕の部分痩せができるのか、何回受ければ効果を実感できるのかなどについて詳しく解説します。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任
医療ダイエットをお考えの方はお気軽にご相談ください!

当院の医療ダイエットをご紹介

医療ダイエットについて

お電話でのご相談やご予約

0120-706-860

受付時間:11:00~20:00 / 不定休(年末年始など)

インターネットで簡単予約!

無料カウンセリングのご予約

24時間受付中

二の腕が痩せにくい原因とは?

二の腕が痩せにくい原因はさまざまです。ここでは、3つの原因について詳しく紹介します。

年齢とともに太りやすい部位だから

二の腕は、年齢を重ねるとともに太りやすくなる部位です。次第に二の腕の筋肉を使う機会が減り、筋力が落ちると基礎代謝も落ちて脂肪が蓄積してしまいます。上腕二頭筋や上腕三頭筋などの筋肉が衰えると、二の腕に脂肪が蓄積しやすくなります。

セルライトが蓄積しやすいから

二の腕はセルライトが蓄積しやすい部位だともいわれています。セルライトができるメカニズムについてはまだはっきりしたことがわかっていませんが、リンパや血液の流れが悪くなり、老廃物や余分な水分が脂肪細胞に溜まると発達すると考えられています。
セルライトは分解に時間がかかるため、運動をしてもなかなか落ちません。このため一度セルライトがついてしまうと、痩せにくくなってしまいます。

リンパの流れが悪いから

二の腕はリンパが滞りやすい部位です。リンパは体に溜まった余分な水分や老廃物を運ぶ働きがあるため、ここが滞留してしまうと代謝が進みません。代謝が落ちると脂肪が蓄積したり、むくんだりします。
運動不足の方やデスクワークで同じ姿勢でいることが多い方は、血行が悪くなりやすくリンパも滞りやすいです。定期的に体を動かすようにしましょう。

脂肪溶解注射で二の腕の部分痩せができる?

脂肪溶解注射でも、二の腕の部分痩せはできます。通常のダイエットでは部分痩せは難しいといわれることもありますが、脂肪溶解注射なら部分痩せも可能です。
とくに、脇から二の腕につながる「腕の付け根」は曲線も多いため、脂肪冷却やハイフなどのマシンを活用した医療ダイエットが難しいです。脂肪溶解注射なら、こうした細かい調整が必要な部位も痩せられます。
ただし、脂肪溶解注射で注入できる薬剤の量は限られています。薬剤の量が多すぎると、身体に負担となるからです。脂肪の量が多い方は、脂肪溶解注射だけで「二の腕をカリカリにする」といった目標は現実的ではないこともあります。
二の腕痩せを希望する場合は、カウンセリングで脂肪の状態を見てもらい、希望の仕上がりを含めて適切な施術を判断してもらうとよいでしょう。
他の部位については次の記事で解説しています。

脂肪溶解注射と脂肪吸引の違いは?

脂肪溶解注射は、脂肪細胞を溶かして破壊し、体外への排出を促す施術です。皮下脂肪に注射をするだけで効果があらわれます。使用できる薬剤の量の関係で、他の施術よりは除去できる脂肪量が少ない代わりに、ダウンタイムが短く、痛みもほとんどありません。手軽に受けられる医療ダイエットとして知られています。
脂肪吸引は、脂肪細胞を物理的に吸引して取り除く施術です。短期間で脂肪を減らせますが、費用が数十万円と高く、痛みや内出血などのダウンタイムがあることがデメリットです。

脂肪溶解注射での二の腕痩せは何cc注入すると効果を実感できる?

二の腕痩せをするために必要な脂肪溶解注射の注入量は、一概に「何cc注射すると終わる」などとは決まっていません。片方の腕につき、1回あたりおよそ10cc注入することが多いです。
必要な注入量は、脂肪の量や注射したい範囲、脂肪溶解注射の種類に左右されます。その人に合う注入量があるため、医師と相談して適切な量で施術を受けることが大切です。

脂肪溶解注射での二の腕痩せのために何回通えばいい?必要な回数の目安は?

脂肪溶解注射は、1回でも効果は出ます。しかし、1回の施術で劇的な変化を求めるのは難しいでしょう。注射できる薬剤の量にも限度があるため、3~5回ほどを目安に通うことが多いです。人によっては10回通う方もいます。
脂肪溶解注射は一気に目標の細さにするのではなく、少しずつ細くして理想の二の腕に仕上げていくものです。施術回数を重ねることで、二の腕痩せを実現できます。
通う頻度は脂肪溶解注射の種類によって異なることが一般的です。腫れや赤みなどの症状が落ち着く約1~4週間の間隔を目安に通うことが多いでしょう。

脂肪溶解注射での二の腕痩せに必要な費用の目安

脂肪溶解注射で二の腕痩せをするためにかかる費用は、どのような薬剤を何cc注射するのか、何回通うのかによって変わります。
たとえば、片方の二の腕に1回10cc注射し、合計で5回通うとなると50cc必要です。1ccあたりの費用は、薬剤によって異なります。1ccあたり3,000円の薬剤であれば、片方の二の腕で1回3万円、両方の二の腕で1~5回で6万~30万円です。5,000円の薬剤であれば両方の二の腕で10万~50万円かかる計算です。
効果が高い薬剤は1ccあたりの料金も高い傾向がありますので、費用と効果を考慮して検討しましょう。
もちろん、必ずしも5回通わなければならないわけではありません。脂肪溶解注射は1回ずつ様子を見ながら通えるので、10万円前後の予算からでも試せます。1ccあたりの料金もクリニックによって違うので、50万円という費用は一つの目安として見ておくようにしてください。

脂肪溶解注射で二の腕痩せをするメリット

地道なダイエットでもなく、脂肪吸引でもなく、脂肪溶解注射で二の腕痩せするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。以下では4つのメリットを紹介します。

リバウンドしにくい

脂肪溶解注射で痩せた場合は、リバウンドしにくいです。運動や食事制限では脂肪細胞の大きさを小さくすることしかできません。そのため、普段通りの生活に戻ると、再び脂肪細胞が大きくなってしまいます。
しかし、脂肪溶解注射なら脂肪細胞の数そのものを少なくできるため、リバウンドにしくいいのです。ただし、暴飲暴食を続けていると体に残った脂肪細胞が大きくなり、二の腕が太くなることがあるので気をつけましょう。

痛みのリスクがほとんどない

脂肪溶解注射では、細い針を使用します。注射前に施術箇所を冷やしたり、注射用の麻酔薬を一緒に注入したりするため、施術時はほとんど痛みを感じません。
メスも使用しないことから、施術後の痛みも強くなりにくいです。痛みが苦手な方でも受けやすいでしょう。

ダウンタイムが短い

脂肪溶解注射のダウンタイムは短いです。まれに腫れ、むくみ、内出血などが生じるケースもありますが、数日で症状が引くことがほとんどです。
そのため、ダウンタイムを考慮して何日も日程を空けておく必要はありません。施術日当日しか休みが取れない方でも、気軽に受けられます。

自然な仕上がりになる

脂肪溶解注射は、1回の施術で劇的な変化が出るものではありません。ダイエットをしているときと同じように、施術を複数回受けることによって少しずつ変化を実感できます。周囲からも気づかれにくい施術です。
また、針が細いので施術後に傷跡が残る心配もありません。徐々に脂肪を減らしていき、施術回数を調整することで仕上がりもコントロールできるため、自然な仕上がりを目指せます。

脂肪溶解注射で二の腕痩せをするデメリット・注意点

脂肪溶解注射はダウンタイムが少なく、ナチュラルな二の腕痩せが実現できる方法です。しかしデメリットや注意点もあるので、よく確認して検討しましょう。

腫れや赤みが出る可能性あがる

脂肪溶解注射では、まれに腫れや赤みが出ることがあります。脂肪吸引と比べるとダウンタイムは短いのですが、気になってしまう方もいるかもしれません。
ダウンタイムが心配な方は、腫れや赤みが出ても目立たないように衣類で隠せる時期に施術を受けるとよいでしょう。
先述のとおり、施術後の症状は数日程度で落ち着くことがほとんどです。どうしても症状が気になる場合は、クリニックへ相談してみてください。

効果が出るまでに複数回の施術が必要

二の腕への脂肪溶解注射は、1回の施術で満足のいく結果が出ることはあまりありません。効果の出方には個人差があり、希望する仕上がりによっても必要な回数は異なります。回数を重ねる必要があることは覚えておきましょう。

体質によっては施術を受けられない可能性がある

脂肪溶解注射は薬剤を使用するため、体質によっては受けられないことがあります。次のような方は施術を受けられないので注意しましょう。

  • 妊娠中または妊娠の可能性がある方
  • 授乳中の方
  • 甲状腺機能亢進症の方
  • アトピー性皮膚炎の方
  • 糖尿病の方
  • 重篤な心疾患がある方
  • 重篤な腎疾患がある方
  • 脂肪溶解注射の成分に対してアレルギーがある方

脂肪溶解注射での二の腕痩せが向いている人・向いていない人の特徴

脂肪溶解注射を使った二の腕痩せは、ダウンタイムが短い施術を希望している方に向いています。ダウンタイムのために仕事を休めない方、施術をしたことを周りに知られたくない方は脂肪溶解注射が向いているといえるでしょう。
1回の施術で見た目が大きく変わることはないものの、徐々に脂肪を減らしていけるので、どれくらい脂肪を除去するか決めかねている方にも向いています。
一方で、医療ダイエットとしての即効性を求める方には脂肪溶解注射はあまり向いていません。複数回の施術を受ける必要があるため、すぐに結果を出すことは難しいのです。ダウンタイムの有無や効果の即効性などを加味して、自分に合う施術を選ぶことが大切です。

まとめ

脂肪溶解注射の施術で二の腕痩せを実現できます。脂肪細胞の数を減らす効果があるので、脂肪が蓄積しやすい二の腕でもリバウンドしにくいでしょう。また、少しずつ変化があらわれるので自然に見た目を引き締められます。
通う回数については、とくに決まっていません。3~5回程度が目安だといわれていますが、個人差があるので医師に相談して回数を決めましょう。
アステリアクリニックでは二の腕を含め、痩せたい方のサポートができるメニューを複数ご用意しています。二の腕の脂肪溶解注射は、希望する仕上がりと実現可能な仕上がりのすり合わせが大切です。何回通えばいいのか想像がつかない、二の腕痩せをしたいけどどうしていいのかわからないといった方は、ぜひアステリアクリニックのカウンセリングへお越しください。

このコラムの監修者
辻井 鴻
辻井 鴻
一般社団法人 美星会
アステリアクリニック院長
【医師の経歴】
2020年 北海道大学医学部卒業
2022年 北海道内の病院にて初期臨床研修を終了
2023年10月 アステリアクリニック札幌院 院長就任