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うなじ脱毛はしないほうがいい?後悔しないためのコツを解説

「髪を上げるヘアスタイルをしてみたい」「うなじの毛をきれいに整えたい」という思いを抱いている方は多いのではないでしょうか。また、髪を上げて肌を露出することに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、うなじの脱毛範囲やうなじを脱毛するメリット、しないほうがいいといわれる理由について詳しく解説しています。またうなじ脱毛で失敗や後悔をしないための対処法についてもまとめているため、ぜひ参考にしてください。

アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
目次
うなじ脱毛の範囲と特徴
うなじとは首の後ろあたり全体を指し、うなじの脱毛範囲は首と背中の境から髪の生え際までを指す場合が多いです。
髪の生え際に関しては、髪質や生え方など個人差が大きく、どこまで脱毛が可能かという点に関しては差が出やすいです。
産毛のような細い毛ではなく、髪の毛とほぼ同じ太さのしっかりと毛が生えている場合は脱毛が難しいかもしれません。
どこまで脱毛ができるかに関しては、カウンセリング時に確認しておきましょう。
うなじ脱毛のメリットとデメリット

うなじ脱毛を行う上でのメリット、デメリットを表にまとめました。
うなじ脱毛のメリット | うなじ脱毛のデメリット |
---|---|
髪を上げたヘアスタイルに挑戦できる | 1度脱毛すると形を元に戻せない |
後ろ姿に自信が持てる | うなじと他の毛の境目が目立つ |
首周りがすっきりする | うなじ脱毛は痛みが出やすい |
うなじの自己処理から解放される |
うなじ脱毛のメリット詳細
うなじ脱毛をすることによるメリットは、以下のとおりです。
- 髪を上げたヘアスタイルに挑戦できる
- 後ろ姿に自信が持てる
- 首周りがすっきりする
- うなじの自己処理から解放される
髪を上げたヘアスタイルに挑戦できる
脱毛によってうなじの形が整えられれば、髪を上げたヘアスタイルに挑戦できます。
襟足やうなじに自信がないため、うなじが隠れるようなヘアスタイルを選択していた方は少なくないでしょう。
またうなじは自己処理しにくいため、脱毛するメリットは非常に大きいといえます。
後ろ姿に自信が持てる
うなじを整えることで日常生活においての服装だけでなく、自信を持ってドレスや浴衣などの衣装を着ることができます。
また後ろからの目線を気にしたり、ストレスに感じたりすることもなくなっていくでしょう。
首周りがすっきりする
髪の毛の生え際であるうなじの毛が整っていないと、首との境目がはっきりせずに顔などもメリハリがなくなる可能性があります。
うなじ脱毛をおこなうことで、首周りをすっきりさせて細長く見えたり、清楚に見えたりします。
うなじの自己処理から解放される
うなじはほかの部位と比較して自己処理をしにくい部位のため、時間や手間がかかります。
また肌へのダメージも大きくなる可能性があるため、脱毛をすることで時間や手間を省けるだけでなく肌荒れを防ぐことも可能です。
うなじ脱毛のデメリット詳細

逆に、うなじ脱毛はしないほうがいいといわれたり、後悔するといわれたりする理由は、以下のとおりです。
- 1度脱毛すると形を元に戻せない
- うなじと他の毛の境目が目立つ
- うなじ脱毛は痛みが出やすい
それぞれ解説します。
1度脱毛すると形を元に戻せない
うなじは一度脱毛すると、仮に形がイメージどおりにいかずに失敗したとしても、元の形に戻せません。
うなじ脱毛を失敗する可能性を減らすためにも、事前カウンセリングの際に自身の理想のうなじの形を伝えるようにしましょう。
またうなじは自身では見にくい部位のため、自己処理の際にきれいに剃毛できない可能性があります。アステリアクリニックでは、患者様とデザインを相談しながら看護師が剃毛しています。お気軽にご相談ください。
うなじとほかの毛の境目が目立つ
個人差はありますが、うなじ脱毛をおこなうと周囲の毛との境目が目立ちます。特に背中の毛が濃い方は、境目に違和感を感じる可能性が高いでしょう。
もともと、部分脱毛で特定の部位だけ施術を受けていた方も、境目が気になり最終的には全身の脱毛を追加でおこなうといったケースも少なくありません。
そのため部分的にうなじ脱毛をおこなうのではなく、全身脱毛やうなじ周囲の背中の脱毛も同時におこなうことをおすすめします。
うなじ脱毛は痛みが出やすい
うなじ脱毛では、ほかの部位と比較して痛みが出やすいといえます。特に髪の毛の生え際部分や、太くて濃い毛がある部分は痛みを強く感じる可能性が高いでしょう。
うなじ脱毛をおこなう際は、ほかの部位の施術に用いる出力よりも、少し下げておこなうなど、施術時の痛みの対策のために事前カウンセリングで確認することをおすすめします。
また施術前に、麻酔を使用することも選択肢の一つです。
うなじ脱毛の料金相場
多くの施設では、よく契約される回数でセットになったコースプランが用意されています。プランの内容は施設ごとに異なるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
たとえば、単発(都度払い)の施術に対応している施設もありますが、複数回セットのプランに比べると割高になることが多いです。契約回数が増えるほどお得になる施設もあります。どれが自分に合っているかよく検討して契約してください。
医療脱毛の施術回数ごとの一般的な料金(うなじ脱毛の場合)
総額 | 施術1回当たりの費用 | |
---|---|---|
1回(単発) | 約1万円〜2.5万円 | 約1万円〜2.5万円 |
5〜6回コース | 約4万円〜6万円 | 約8000円〜1万円 |
7〜8回コース | 約6.5万円〜8.5万円 | 約8000円〜1万円 |
サロン脱毛の施術回数ごとの一般的な料金(うなじ脱毛の場合)
総額 | 施術1回当たりの費用 | |
---|---|---|
1回(単発) | 約3000〜6000円 | 約3000〜6000円 |
5〜6回コース | 約1.5〜4万円 | 約3000〜6000万円 |
7〜8回コース | 約2万円〜5万円 | 約2500円〜6000円 |
うなじ脱毛で失敗・後悔しないためにできる対策
うなじ脱毛で失敗や後悔しないためにできる対策は、以下のとおりです。
- 無料カウンセリングでうなじの脱毛範囲を確認する
- 脱毛後のうなじのデザインを伝える
- 無理に自己処理をしない
- 脱毛部位の日焼けを避ける
- 背中脱毛も同時に進める
- 施術時に麻酔クリームを使う
無料カウンセリングでうなじの脱毛範囲を確認する
うなじを脱毛する場合の範囲を、脱毛前の無料カウンセリングで前もって確認しておきましょう。
実際に、どこまで脱毛できるのかによって自身の理想の脱毛範囲も変わってくるため、脱毛範囲の確認は非常に重要です。
脱毛後のうなじのデザインを伝える
脱毛後のうなじのデザインをしっかり伝えることも重要といえます。
無理に自己処理をしない
自身で無理にうなじの毛の自己処理をしないことも、うなじ脱毛で失敗しない対策の一つです。
うなじや背中は、自身ではなかなか見えない部位のため自己処理がしにくいでしょう。脱毛を受ける際の自己処理には、それぞれの部位に合った正しい方法があります。
以下の記事で部位別の正しい自己処理の方法をまとめているため、ぜひ参考にしてください
脱毛部位の日焼けを避ける
脱毛部位の日焼けを避けることも重要です。
うなじに限らず、日焼けは脱毛にとって天敵です。日焼けをすることで施術時に痛みを感じやすくなり、希望どおりの形に脱毛できない可能性があります。
特にうなじは、髪に隠れてはいますが、季節に関係なくほとんどの服装で露出するでしょう。そのため、日焼け止めなどの対策を徹底する必要があります。
脱毛を受ける際の日焼け対策について、以下の記事でまとめています。ぜひご覧ください。
背中脱毛も同時に進める
うなじ脱毛で失敗しないための対策の一つは、背中脱毛も同時に進めることです。
個人差はありますが、背中の毛が太くて濃い方はうなじとの境目が目立ってしまい、違和感を感じる方も少なくありません。そのため、うなじ脱毛と併せて背中脱毛も同時に進めることをおすすめします。
そのほか背中脱毛のメリットや注意点について、以下の記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。
施術時に麻酔クリームを使う
施術時に麻酔クリームを使うこともおすすめです。
うなじはほかの部位より痛みを感じやすいためレーザーを照射できなかったり、照射の出力を弱める必要があります。
よって施術時に麻酔クリームを使用し、痛みを軽減することも選択肢の一つです。
人気のあるうなじ脱毛デザイン

ここでは先ほど簡単に触れた、うなじ脱毛で人気のあるデザイン4種類について、より詳しく紹介します。
MW型
MW型とは、うなじの中央がくぼんだジグザグのようにする脱毛デザインです。
こちらは首を長く見せる効果が期待できるため、シャープで大人っぽい印象に仕上げたい方におすすめです。
ポニーテールなどアップにする髪型をした際にもバランスが取りやすく、幅広い髪型に合わせることができるでしょう。
ただ、MW型の注意点として、施術者の技術や経験によって完成度が左右されるデザインでもあります。
MW型を希望する場合は、経験豊富な方にお願いするようにしましょう。
U型
U型とはうなじがUのように大きく丸くなるようにする脱毛デザインです。
U型は柔らかく女性らしい印象を引き出せます。
ロングヘアーやパーマをした際にもうなじがふんわりと見えるため、似合う脱毛デザインといえるでしょう。
ただ、U型は首が短く見えてしまう傾向があるため、首の短さが気になる方には向かないデザインです。
直線型
直線型はうなじのラインが真っすぐになるような脱毛デザインです。
直線型はシンプルでスタイリッシュに見せることができます。
髪型をアップにしてもスマートに見せてくれるため、ショートヘアなどの髪型に合わせやすいです。
ただ、真っすぐなラインのうなじは自然ではないため、違和感のないデザインにできるかは施術者の技術に左右される傾向にあります。
うなじ脱毛完了までの回数・期間の目安
うなじ脱毛が完了するまでの回数は、クリニックによる医療脱毛とサロンでのサロン脱毛では違いがあります。
医療脱毛 | サロン脱毛 | |
---|---|---|
完了までの回数 | 最短5回 | 12回〜18回以上 |
施術期間 | 半年〜1.5年 | 約1年〜2.5年以上 |
自己処理が不要になるまで脱毛を続ける場合は、医療脱毛では8回以上、サロン脱毛では12回以上の施術が必要です。特にうなじは、うぶ毛が多く脱毛の効果が得られにくいため、なかなか実感しにくいです。
またうぶ毛の量には個人差があるため、事前カウンセリングにてしっかり確認しておきましょう。
うなじ脱毛のカウンセリングの重要性
どの部位を契約する場合でもカウンセリングでしっかり話を聞き、納得した上で契約するのが重要ですが、特にうなじ脱毛ではカウンセリングでしっかり自分の希望を伝えるのが大事です。
うなじはそれ以外の部分の毛とは異なり、デザイン性も求められる部位であることや、髪の毛との境目になる部分であり、火傷等の肌トラブルを避けるるため、施設によっては希望のところまで施術を行ってもらえないこともあるからです。
せっかく契約を行うのなら、希望のデザインを叶えてもらえるような脱毛を行いたいですよね。
思っていたのと違ったということを避けるためにも、事前のカウンセリングにてしっかりと自分の希望を伝えて契約を行うことが非常に重要です。
うなじ脱毛の医療脱毛とサロン脱毛の違い
うなじ脱毛の医療脱毛とサロン脱毛(エステ脱毛・美容脱毛)の違いについて、以下の表へまとめました。
医療脱毛 | 美容脱毛 | |
---|---|---|
脱毛効果を実感し始めるまでの回数 | 5回〜8回程度 | 12回〜18回以上 |
脱毛効果を実感するまでの期間 | 半年〜1年半程度 | 約1年〜2年半以上 |
施術頻度 | 1ヶ月半〜3ヶ月に1度 | 1ヶ月〜3ヶ月に1度 |
痛み | うなじ以外の部位よりは痛みを感じやすい必ずしもサロン脱毛より痛いわけではない | うなじ以外の部位よりは痛みを感じやすい痛みはマイルドな場合もあるといわれている |
料金 | 総額はサロン脱毛と大差ないことが多い(1回あたりの単価はサロン脱毛より高いことが多い) | 総額は医療脱毛と大差ないことが多い(1回あたりの単価は医療脱毛より安いことが多い) |
トラブル時の対応 | 医師・看護師が常駐しており、診察・処置・薬の処方を即座に行える | 肌トラブルが起こった際には、別の皮膚科などを自身で受診する必要がある |
医療脱毛とサロン脱毛にはそれぞれメリット・デメリットが存在します。
医療脱毛に向いているのは以下のような人です。
- 永久脱毛をしたい
- 脱毛による効果を早期に実感したい
- 短い期間と回数で脱毛を完了したい
- すぐに医師へ相談できる環境で脱毛したい
一方で、サロン脱毛に向いているのは以下のような人です。
- 一度の脱毛費用を安く済ませたい
- 痛みが少ない脱毛をしたい
- 長期的に通うことになっても問題ない
- 永久脱毛はしなくても良い
- 肌が弱いので刺激が少ない脱毛をしたい
このような違いを理解した上で、自身にあった脱毛施術を受けられる施設を検討するのが良いでしょう。
うなじ脱毛で使用する脱毛機器の種類
医療脱毛では照射出力に優れた医療レーザーを用いて施術をします。レーザーを照射すると、毛のメラニン色素が反応し熱を帯びます。この熱が毛を生やす元となる毛乳頭および毛母細胞を破壊するため、発毛を阻止できるのです。
一方の美容脱毛は低出力の光を照射する光脱毛(フラッシュ脱毛)でおこないます。発毛組織にダメージを与えることはできますが、細胞を破壊するほどのパワーはありません。そのため、脱毛をやめると再び毛が生えてきます。
医療脱毛 | サロン脱毛 | |
---|---|---|
脱毛機器の種類 | レーザー脱毛・アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザー | 光脱毛・IPL・SSC・SHR・THR |
特徴 | 毛乳頭・バルジ領域など、発毛組織を破壊できる | 発毛組織を破壊することはできない |
効果 | 永久脱毛 | 抑毛・減毛 |
うなじ脱毛でよくある質問
うなじ脱毛でよくある質問について解説します。
Q.うなじ脱毛は危険と聞いたのですが本当ですか?
うなじは髪の毛の生え際に最も近い部位の一つです。そのため施術時のレーザーが、髪の毛に反応して火傷を起こしてしまう可能性があるため、危険といわれることがあります。
またうなじの毛が、脱毛をおこなう前よりも太く硬くなってしまう硬毛化を引き起こす可能性もあります。
一般的に火傷や硬毛化を避けるよう施術をおこないますが、脱毛前に十分に確認することが重要です。
Q.うなじ脱毛の脱毛範囲はどこまでですか?
うなじ脱毛は、髪の毛は含まれず髪の毛の生え際から首の付け根にかけてが脱毛範囲です。
ただしうなじには個人差があり、明確な範囲の境目があるわけではありません。施術で使用するレーザーは髪の毛に強く反応するため、事前に脱毛が可能な範囲をカウンセリングにて確認しておくことをおすすめします。
Q.うなじの毛が濃くても脱毛できますか?
もちろん可能です。
しかしうなじの毛が濃い場合、脱毛時の痛みを強く感じてしまう可能性が高いといえます。そのため、日常生活から日焼け止めや保湿を徹底することが重要です。
またうなじの毛の濃さには個人差があるため、髪の毛の生え際も含めて毛質を確認する必要があります。
Q.うなじ脱毛はどのくらいで効果が出ますか?
うなじ脱毛は、クリニックによる医療脱毛の場合は5回以上、サロンによる美容脱毛の場合は8回以上で効果が出るとされています。
うなじはうぶ毛の量が多いため、ほかの部位と比較して脱毛の効果を実感しにくいといえます。また毛質や日焼けにより非常に痛みを感じやすい部位でもあるため、出力を下げなければならない可能性もあるでしょう。
そのため保湿や日焼け対策を徹底し、できるだけ効率よく脱毛をおこなうことが大切です。
まとめ
今回は、うなじの脱毛範囲やうなじを脱毛するメリット、しないほうがいいといわれる理由について詳しく解説しました。うなじ脱毛はしないほうがいいといわれている反面、メリットも多数挙げられます。
失敗や後悔をせずにうなじ脱毛をおこないたい場合は、事前にしっかりとカウンセリングにて希望する形を伝えておく必要があります。
「絶対に失敗したくない」という方は、ぜひ一度アステリアクリニックのカウンセリングにてご相談ください。

アステリアクリニック院長