中学生から医療脱毛は可能?中学生で医療脱毛をするメリットや注意点
思春期を迎える中学生にとって、ムダ毛は大人が思う以上に気になるものです。ムダ毛にコンプレックスを抱えている場合は、医療脱毛を受けることでその悩みから解消され明るい学校生活を送れるようになるでしょう。
ただし、中学生が医療脱毛を受けるうえで知っておきたい注意点もあります。そこで本記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- 中学生の脱毛事情
- 中学生のムダ毛処理方法
- 中学生が医療脱毛するうえでの注意点
施術後に後悔しないためには、年齢が早い段階で受ける医療脱毛のメリットと注意点をよく検討し家族で十分に話し合うことが大切です。その際にはぜひこちらの記事をお役立てください。
アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
目次
中学生でも医療脱毛はできる?
医療脱毛に興味を持つ中学生は今や少なくありません。ここでは、中学生における医療脱毛の可否や脱毛事情について詳しく見ていきましょう。
中学生でも医療脱毛の施術は可能
結論から言うと、中学生でも医療脱毛は受けられます。医療脱毛には「何歳以上でなければ受けられない」という明確な基準が設けられていないからです。
ですが、10代始めの身体は成長過程にあり、レーザー照射時に毛が生えそろっていないこともよくあります。そのため脱毛を完了したと思っていても、成長に従いムダ毛が新たに生えてくる可能性も否定はできません。大人であれば永久脱毛の効果が期待できる医療脱毛ですが、年齢が早い段階での脱毛は思うような効果を得られないこともあるのです。
中学生の脱毛事情
「ゼネラルリサーチ調査」及び脱毛サロン「恋肌」の調査結果よると、脱毛を始めた年齢に対して10代女性から以下のような回答が得られたことが報告されています。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000035615.html
※2022年12月7日(水)~2022年12月8日(木)の期間で脱毛をしている10代女性1012名を対象に、インターネット調査をおこなった結果。
この結果からは、脱毛している10代女性の3割近くが中学生までに脱毛を始めたことがわかります。意外と多いようにも思えますが、思春期を迎える中学生は同級生や友人と比べてムダ毛の濃さ・多さが気になってくる年頃です。脱毛によりコンプレックスを解消したいと考えるのも不思議ではありません。
クリニックごとの年齢制限に注意
中学生でも医療脱毛は受けられますが、何歳から施術を受け付けているかはクリニックによって異なります。それぞれのクリニックを利用できる年齢は以下の通りです。
クリニック | 年齢制限 |
---|---|
レジーナクリニック | 中学生以上 |
エミナルクリニック | 中学生以上 |
じぶんクリニック | 12歳以上 |
リゼクリニック | 14歳以上 |
アリシアクリニック | 16歳以上 |
アステリアクリニック | 中学生以上 |
※2023年10月時点での情報です。変更されている可能性もございますので、あらかじめご了承ください。
このように、早いところだと12歳以上から施術できるクリニックもあることがわかります。ただしいずれの場合も、親権者の同意書や同伴などが必要です。
中学生のムダ毛処理方法
先ほどご紹介したデータからもわかるように、多くの中学生が早い段階で脱毛に興味を持ちムダ毛処理を始めています。では中学生は、実際にはどのような方法でムダ毛処理をおこなっているのでしょうか?
中学生がムダ毛を処理する3つの選択肢
中学生がムダ毛を処理する方法は、主に3つあります。
医療脱毛
医療脱毛は、レーザー照射により毛根組織を破壊することで脱毛を促す方法です。サロン脱毛よりもパワーが強い機械を使用することが多いです。また、毛周期に合わせて施術をおこなうため、効果が実感しやすいのも特徴となっています。
毛周期とは、毛が生え変わるサイクルのこと。人間の体毛は通常、休止期、成長期、退行期というサイクルを繰り返しながら生え変わります。毛周期の中でレーザー照射が脱毛効果を発揮するのは、成長期の毛のみ。医療脱毛では約2~3ヶ月に1度訪れる成長期に合わせて施術をおこなうため、ムダ毛に効率よくアプローチできるのです。
サロン脱毛
サロン脱毛は、施術部位に光を照射することで毛根組織にアプローチする脱毛方法です。医療脱毛よりもパワーが弱い光を照射するため、施術中の痛みは強くないのが特徴。脱毛の痛みが気になる方でも、サロン脱毛なら受けられることが多いです。
ただしサロン脱毛は、毛根組織そのものを破壊するわけではないため、年齢が若いほど将来的にムダ毛が生えてくる可能性も少なくはありません。
自己処理
自己処理は手軽に自宅でできる方法ですが、いくつかの手段があります。
自己処理方法 | デメリット・注意点 | |
---|---|---|
電動シェーバー | 電動カミソリで毛を剃る方法。 | ・直接刃が肌に触れないため負担が少ない反面、剃り残しや剃りムラが出やすい。 ・肌が濡れていると毛がくっついて剃り残しの原因になるため、肌が乾いている状態で使用する。 |
カミソリ | カミソリの刃で毛を剃る方法。 | ・刃を直接肌に当てるため、肌の角質を削り取るリスクがある。 ・皮膚の表面から出ている毛のみを除去するため、2~3日程度で新しい毛が見えてくる。 ・肌への負担を抑えるには、肌を温め毛を柔らかくしてから剃る。 ・処理後は十分保湿するなど、アフターケアを心がける。 |
除毛クリーム | 脱毛を促す専用のクリームを肌に塗る方法。 | ・タンパク質を溶かす成分が入っている除毛クリームを使うと、肌に負担がかかる。 ・敏感肌や肌への刺激が気になる場合は使用しない。 ・VIOや顔といった皮膚が薄い部位への使用は基本的に避ける。 |
毛抜き | 毛抜きで毛を根元から抜く方法。 | ・皮膚表面の下に毛が埋まる「埋没毛」を引き起こすリスクがある。 ・埋没毛のような肌トラブルを避けるには、蒸しタオルなどで肌を温め、毛穴を開かせた状態でおこなう。 |
上記の方法で1番リスクの少ない自己処理は、電動シェーバーです。できるだけ肌に負担をかけないよう、電動シェーバーを利用するようにしましょう。
中学生におすすめなのは「医療脱毛」
さまざまな脱毛方法がある中でも、中学生におすすめしたいのは医療脱毛です。医療脱毛をおこなうクリニックには、医師をはじめとした医療従事者が在籍しています。そのため肌トラブルが起きたときでも皮膚の状態を迅速に判断し、適切な対応を取ることが可能です。
ホルモンバランスが不安定で肌が敏感な未成年だからこそ、脱毛をおこなううえではアフターケアの有無が重要なポイントとなります。専門的な知識を有する医療従事者がいるクリニックでの脱毛は、本人にとっても保護者にとっても安心できる脱毛方法といえるでしょう。
中学生で医療脱毛をするメリット
年齢が早い段階で医療脱毛を受けるのは、多くのメリットがあります。ここでは4つのメリットについて詳しく解説します。
太い毛に対して脱毛効果を感じやすい
医療脱毛は、毛を生やす組織そのものにアプローチします。高出力のパワーで照射し、少ない回数で脱毛を完了できるのが特徴です。中学生でも太く濃い毛が生えている方は特に効果を実感しやすいといえます。
ただし、成長過程にある中学生は、毛が生えそろっていなかったり毛が細く生えていたりと体毛の状態が安定していません。そのためレーザー照射に反応しなかった毛根が、脱毛を完了したあとに新たな毛を生やすことがあるでしょう。
ですが、一度受けた施術がムダになるわけではありません。医療脱毛で使うレーザー照射は、長期的に脱毛を持続させる効果が期待できます。ムダ毛が再生する力を抑える働きがあるため、将来の脱毛回数を減らしてくれる可能性が高いです。
思春期のコンプレックスから解消される
医療脱毛を受けると、ムダ毛によるコンプレックスから解消されます。思春期は大人が思う以上に、他人と異なる見た目が気になる年頃です。
医療脱毛でムダ毛がなくなれば、悩みやコンプレックスが解消し自分に自信が持てるようになります。楽しく学校生活を送ることにもつながるため、ムダ毛に関する悩みやコンプレックスを抱えている場合は医療脱毛を受けることで大きなメリットを感じられるはずです。
自己処理の手間がかからない
医療脱毛によりムダ毛が気にならなくなれば、自己処理をおこなう必要もなくなります。自己処理でよく使われる電気シェーバーやカミソリは、根元から毛を除去できるわけではないため、毛を剃った数日後には毛が再び生えてくるのが一般的です。
除毛クリームや毛抜きも、医療脱毛のように毛の組織そのものにアプローチするわけではありません。そのためムダ毛が気になる場合は、定期的な自己処理が必要となります。もし時間がムダだと感じるのであれば、医療脱毛を検討しましょう。週に2~3回の自己処理に費やす時間を削減できることで、勉強や課外活動など有意義な時間を過ごせるようになります。
自己処理による肌荒れが起きない
自己処理は、肌に少なからずダメージを与えるものです。特にカミソリや毛抜き、除毛クリームを用いると肌に負担がかかるため、体質や肌の状態によっては肌トラブルを引き起こすリスクもあります。
特に中学生は成長過程であるため、皮膚が薄くデリケートです。カミソリなどによる自己処理のダメージを頻繁に与えれば、皮膚に色素沈着が生じる原因にもなります。自己処理をする必要がなくなることで美しく健やかな肌を保てることは、本人や家族にとってメリットといえるでしょう。
中学生が医療脱毛をする注意点
メリットの多い医療脱毛ですが、若いからこそ気をつけるべきポイントもあります。ここでは、医療脱毛後に後悔しないよう5つの注意点について詳しく説明します。
毛が成長途中のため再び生えてくる可能性がある
身体全体が成長過程にある中学生は毛も発達途中のため、医療脱毛を始める段階で毛が生えそろっていないケースも十分に考えられます。医療脱毛はメラニンという黒い色素に反応して脱毛を促す方法です。メラニン色素が薄い成長段階の毛には反応しないことから、思ったような脱毛効果を得られない場合もあるでしょう。
つまり、成長期の早い段階で医療脱毛を始めた場合は、将来的に再度施術を受ける可能性があるということ。本人は脱毛を完了したと思っていても、レーザーに反応しなかった毛根が再び毛を育てます。
とはいえ、一度受けた施術がムダになることはありません。何度もレーザー照射されたムダ毛は、再生力を失うためです。たしかに別の箇所からムダ毛が生えてくる可能性も否定はできないのですが、レーザーが照射された部位については、脱毛効果が長期的に持続することがわかっています。そのため、施術のすべてがムダになるわけではないということも、あわせて覚えておきたいポイントです。
大人よりも痛みが強いことを理解する
医療脱毛はサロン脱毛よりも照射出力が高く、痛みを感じやすいといわれています。個人差はありますが、痛みに弱い方は医療脱毛が耐えられないというケースも。
医療脱毛の痛みは機械によって異なるため、施術に対して恐怖心がある方はカウンセリングの段階でスタッフに相談しておくのがおすすめです。希望に応じて麻酔を使用してくれるクリニックもあります。
いずれにしても我慢して施術を受けるのは禁物。中学生は肌がデリケートな時期だからこそ痛みを強く感じる可能性が高いため、安心して脱毛を進めるには不安や心配ごとを都度解消しておくことが重要です。
親からの同意が必要
中学生が医療脱毛を受けるには、親権者の同意や同伴が必要です。仮に1人で来院してもカウンセリング前に保護者に確認の連絡が入るため、中学生だけではカウンセリング自体が受けられない場合も。加えて医療脱毛を受けるには、ある程度のまとまったお金が必要となります。いくら本人が医療脱毛を受けたくても、どうにもならない壁があるのです。
そこでスムーズに医療脱毛を受けるには、興味が出てきた時点で保護者に相談しておくことがおすすめ。家族にしっかりと思いを伝えることで、ムダ毛に関する悩みやコンプレックスをきっと理解してもらえるはずです。家族の理解を得てこそ、不安や心配を感じることなく施術を受けられるでしょう。
日焼け予防を徹底する
医療脱毛の最中には日焼け対策が欠かせません。施術後の肌は赤みや痒みが起きやすく、特にデリケートになっているためです。
授業や部活で帽子・長袖を着用するといった紫外線対策が完璧にできない中学生は、大人以上に肌トラブルへの注意が必要です。汗をかいたらこまめに拭き、日焼け止めを塗り直すなどを心がけましょう。また、ムダ毛が気になるのは薄着になる春~夏といった季節かもしれませんが、日焼け予防の徹底が難しい場合は、長袖を着用しやすい秋~冬にかけての医療脱毛を検討するのもおすすめです。
学割が使用できるクリニックを選ぶ
医療脱毛を受ける場合はある程度のまとまったお金が必要となりますが、18歳未満は通常ローンが組めません。契約には親権者の同意または同伴も求められるため、いずれにしても保護者に援助してもらわなければならないのが現状です。
そこで中学生がよりお得に医療脱毛を受けるには、学割が使用できるクリニックを選ぶのがおすすめ。学割は、学生証の提示により料金が割引される学生専用のプランを選択できるサービスです。
学割が用意されているかどうかはクリニックによって異なるため、医療脱毛を検討している方は公式HPなどで事前に調べておきましょう。
【まとめ】中学生からの医療脱毛は注意点も理解しておこう
中学生でも、医療脱毛を受けることは可能です。年齢が早い段階で施術を受けるメリットが多数ある一方で、中学生だからこそ知っておきたいポイントもあります。実際に未成年は、親権者の同意がなければ施術を受けたくても受けられないのが現状。だからこそ、注意点を理解したうえで医療脱毛を受けたい思いを保護者に伝えることが大切です。保護者の方も頭ごなしに医療脱毛を否定するのではなく、まずは子どもの思いに寄り添ってあげてください。もしも医療脱毛に不安や心配ごとがある場合は、遠慮なく当院へご相談を。お互いに納得のいく答えが出せるよう、しっかりとサポートいたします。
アステリアクリニック院長