顔脱毛の効果とデメリットとは?後悔しないための注意点も解説
顔脱毛を検討されている方のなかで、気になるのがどんなメリットとデメリットがあるのかですよね。実際に、顔脱毛をすることで得られる効果はたくさんある一方、デメリットも全くないとは言えません。そのため、顔脱毛におけるメリット・デメリットを知り、納得したうえで施術を受けることが大切です。
そこで今回のコラムでは、現役の医師が以下のことを解説しています。
- 顔脱毛のデメリットと対策
- 顔脱毛の効果4選
- 顔脱毛の部位別効果
- 顔脱毛で後悔しないために注意すべき4つのポイント
この記事を最後まで読むことで、顔脱毛の理解が深まり、納得して医療脱毛を受けられます。
これから顔脱毛を受ける予定の方も、受けるか悩んでいる方も、ぜひ最後までご覧ください。
アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
目次
顔脱毛のデメリットと対策
顔脱毛のデメリットとして以下の5つを紹介します。
- 施術時に痛みを感じやすい
- 肌トラブルのリスクがある
- 硬毛化のリスクがある
- 脱毛できない部位がある
- 脱毛完了まで時間がかかる
デメリットを理解し、対策をおこなうことでより効果的で後悔のない顔脱毛を受けられるでしょう。また、それぞれのデメリットに対する当院の対策もご紹介していきます。
施術時に痛みを感じやすい
顔は皮膚が薄く、皮膚のすぐ下に骨がある部分があります。
骨が近い部位(とくに鼻下や顎)は痛みを強く感じやすい傾向にあります。また、レーザーはメラニン色素に反応するため、男性のヒゲなど毛が濃く密集して生えている部位は痛みが強くなりやすいです。
アステリアクリニックでは、痛みが不安な方のために顔の脱毛時に無料で麻酔クリームをご利用いただけます。
施術の回数を重ねて、毛が薄くなってくると痛みも徐々に軽減されていきますが、麻酔を使用することで初回から痛みをやわらげることができます。
痛みが不安な方はスタッフにお気軽にご相談ください。
肌トラブルのリスクがある
顔脱毛により、ニキビのような痛みを伴う発疹が出現する「毛嚢炎」が起こるリスクがあります。
毛嚢炎は自己処理によるシェービングのほかにも、脱毛後のダメージを受けた毛穴の中で皮膚の常在菌が繁殖してしまうことで炎症を起こしている状態です。
アステリアクリニックではお客様へ毛嚢炎を防ぐためのスキンケアの指導を行っております。
毛嚢炎は軽いものであれば抗菌剤の入った軟膏を塗布したり、抗菌薬を内服することでよくなることもありますが、痛みやかゆみが強かったり、広範囲にできてしまった場合には速やかに受診をしていただくようお願いをしております。
硬毛化のリスクがある
低確率ですが、顔脱毛には、硬毛化のリスクもあります。
硬毛化とはレーザーや光を照射することで元の毛より太く濃い毛が生えてくる状態のことです。明確な原因は未だ解明されていませんが、照射の刺激によって毛の成長が促進されてしまうことが原因の一つではないかといわれています。原因がはっきりしていないため、適切な予防法や確実に効果のある治療法も確立されていません。
特に女性の顔は色味の薄い毛が多く、特に額やフェイスラインには比較的硬毛化が起こりやすいといわれています。硬毛化が起こった際の対応についてはクリニックやサロンによって異なるため、カウンセリング時に確認しましょう。
硬毛化の対処方法はいくつかあり、大きく分けると以下の3つになります。
- いったん硬毛化をしてしまった部位の施術をお休みする
- 照射するレーザーの種類やエネルギー、照射方法を変更する
- ニードル脱毛を行う
どれも一長一短がありますので、硬毛化を起こしてしまった場合は医師の診察のうえ、お客様と相談して対策をおこなっております。
脱毛できない部位がある
顔脱毛では、毛髪・粘膜の近く・眼球周りなど脱毛できない部位があります。
額の髪の毛の生え際は、火傷の危険性があるため照射を避ける施設が多いです。また、生え際の産毛の脱毛は、髪の毛とおでこの境目が目立ってしまい不自然に見えるためおすすめしません。
眼球周辺は目に悪影響を及ぼすリスクがあるため、照射できません。
また、眉周りの毛は毛並みに沿って斜めに生えていることが多いため、整えた後の眉の形の通りに照射すると、脱毛したかった範囲よりも眉毛が細くなってしまうリスクがあります。
アステリアクリニックでは髪の毛の生え際や、眉周りギリギリの部位は避けての照射をおすすめしています。ただし、これらのリスクをご理解いただいた上での照射は可能な場合もございます。施術前にスタッフにご相談ください。
また、日焼けした肌やホクロ、アザ、怪我したての傷、金属が入っている部位なども照射を避ける場合があります。
照射範囲はクリニックやサロンによって異なるため、カウンセリング時に確認しましょう。
脱毛完了まで時間がかかる
お身体の毛の濃い部位(脚やワキ、VIOなど)に比べ、顔は毛が細く、かつ毛の色味が薄く、レーザーや光が反応しにくくなるため、効果を実感するまでに時間がかかる傾向があります。
そのため、毛周期に合わせて繰り返し照射をおこなう必要があります。脱毛完了までの回数や期間については、以下の記事をご覧ください。
顔脱毛による効果4選
次に、顔脱毛のメリットとして以下の4つを紹介します。
- 自己処理による肌トラブルが減る
- 毛穴が目立たなくなる
- 化粧ノリがよくなる
- 肌のトーンアップを期待できる
自己処理による肌トラブルが減る
顔脱毛をおこなうと、日常的に必要とされる面倒な自己処理の頻度を大きく減らすことができます。施術によって生えてくる毛の量が少なくなるため、顔の頬や顎、鼻下などの細かい毛に対する気になるお手入れの必要性が軽減されます。
顔は体の他の部位と比較して、凹凸が多く複雑な形状をしているため、自己処理の難易度が高い部位です。自己処理の過程で、カミソリ刃が肌に直接触れて傷がついてしまったり、カミソリ負けを中心とした赤みや炎症、ニキビなどのトラブルを引き起こしたりするリスクがあります。
そこで顔脱毛をおこなうことで、自己処理の必要性が減少し、結果的に肌を傷めるリスクが下がります。肌へのダメージが減ることで、雑菌が侵入する危険性も低減し、より健康的な肌を維持できるでしょう。
毛穴が目立たなくなる
顔の毛が原因で毛穴が黒ずんでいるように見えてしまっている場合、顔脱毛をおこなうことで自然と毛穴が目立たなくなります。
また、顔の毛は皮脂や古い角質が絡まりやすく、角栓となり毛穴を塞がる原因です。脱毛で顔の毛がなくなると、皮脂や古い角質が毛穴を詰まらせることがなくなり、毛穴の引き締め効果も期待できます。
さらに、脱毛により自己処理の回数が減ると肌へダメージを与えることが少なくなるため、肌のキメが整い、毛穴の目立たない理想の肌へと近づきます。
化粧ノリがよくなる
顔脱毛により、化粧品がしっかり肌に密着してくれるため、化粧ノリがよくなります。
顔に毛があると、下地やファンデーションと肌の間に隙間ができ密着しにくいですが、顔脱毛によって毛がなくなるためです。
また、脱毛により毛穴が引き締まることで化粧崩れを防げます。化粧水や美容液など基礎化粧品の浸透もよくなるため、化粧品の効果を最大限に実感できます。
肌のトーンアップを期待できる
顔の毛がなくなると、肌のトーンがあがり顔色が明るく見えます。
顔に毛があると、顔全体がくすんでいるように見えてしまいがちです。顔脱毛をすることで毛穴が目立たなくなることで、肌のトーンアップが期待できます。
顔脱毛の部位別効果
一言で顔脱毛と言っても顔にはいろいろな部位があり、それぞれ脱毛することによるメリットや効果がすこしずつ違います。ここでは顔脱毛を以下の3つのパーツに分けて説明をしていきます。
- あごの脱毛
- 鼻の脱毛
- 頬の脱毛
あごの脱毛
あご周りの脱毛をおこなうことで、自己処理の手間と肌トラブルをぐっと減らせます。
女性の場合、あごはホルモンバランスの乱れやストレスなどによって太い毛が生えてきやすい部位のため、自己処理による肌への負担が大きいからです。
あごに目立つ毛が数本生えてくると、毛抜きを使う方も多いのではないでしょうか。
しかし、毛抜きで毛を抜くことは肌荒れや埋没毛の原因となってしまいますし、カミソリを頻繁に使用することも肌への負担が大きくなります。
また、あご周りは顔の中でなかでも凹凸があり、皮脂汚れが溜まりやすい部位です。
毛があることでさらに毛穴が詰まりやすくなるため、肌荒れが起こりやすくなります。
特にあご下は自分では見えにくい部位でもあるため、クリニックやサロンでの脱毛がおすすめです。
鼻の脱毛
小鼻に生えている毛が原因で毛穴が黒ずんで見えてしまうことがあります。
その場合、脱毛により毛がなくなることで、毛穴が目立たなくなる効果が期待できます。
また、毛穴詰まりも解消されるため、肌トラブルや化粧崩れも予防できるでしょう。
頬の脱毛
顔の広い範囲を占める頬の脱毛をおこなうことで、顔全体がトーンアップして見え、ニキビなどの肌トラブルの改善も期待できます。シェーバーを顔に当てる回数が減り、肌のストレスを減らせるからです。
また、肌表面の凹凸がなくなるので、化粧ノリがアップし、化粧崩れを防げます。
顔脱毛で後悔しないために注意すべき3つのポイント
顔脱毛を検討されている方は以下のポイントに注意をして顔脱毛に臨みましょう。
- 肌荒れはできるだけ治しておく
- 脱毛後は紫外線対策をする
- 保湿を徹底する
肌荒れはできるだけ治しておく
顔全体をしっかり照射するためにも、脱毛前は肌の状態を整えましょう。
急性期の赤みが強いニキビや、膿が溜まっているようなニキビ、ニキビの後の色素沈着が強い部位は照射を避ける場合があるためです。
ただ、治りかけのニキビも色味が薄かったり、ニキビ跡に関してはは照射可能であることもありますので、不安な個所がある方はカウンセリング時に相談してください。
脱毛前後は紫外線対策をする
脱毛前後は、紫外線対策を実施してください。
脱毛前に日焼けをしてしまうと、レーザーはメラニン色素が増え、レーザーに強く反応することで痛みを強く感じやすくなるためです。さらに、直近で日焼けをしてしまい、赤みを帯びた肌へのレーザーの照射は見送りさせていただく場合がほとんどです。
また、レーザーや光を照射したあとの肌は、紫外線の影響を受けやすくなっています。脱毛による肌へのダメージは0ではなく、肌が軽度の炎症状態となっている場合もあります。ダメージを受けた肌に日焼けというダメージをさらに重ねてしまうことで、炎症が遷延してしまったり、痛み・かゆみ・赤みなどが長引いてしまう場合があるためです。赤みが強く出たり、シミ・そばかすの原因になったりするので脱毛をおこなう前後は紫外線対策を徹底しましょう。
保湿を徹底する
顔脱毛の前後は、保湿を徹底してください。
肌が乾燥した状態で脱毛をおこなうと肌への負担が大きく、照射時に痛みを強く感じやすくなります。また、肌が乾燥し硬くなってしまっている状態では、せっかく照射しても毛が抜けにくくなってしまったり、肌トラブルを起こしやすい状態となってしまいます。
化粧水でしっかり保湿をした後に乳液やクリームで蓋をしましょう。
顔脱毛は医療脱毛がオススメ
いままで顔脱毛のメリット・デメリットを見てきましたが、巷には医療脱毛とサロン脱毛(エステ脱毛・美容脱毛)があってどちらを選べばいいか、迷ってしまいますよね。
しかし、顔脱毛に関してはダンゼン医療脱毛がオススメです。ここでは医療脱毛だからこそ得られるメリットをお話していきます。
医師によるケアを受けられる
医療脱毛はクリニックなど医師が在籍する医療機関で行われるため、肌トラブルが起こった際もすぐに診察を受けられ安心です。
アステリアクリニックではコース契約時に医師が診察を行い、必要なお薬を無料でお渡ししております。また、肌トラブルが起こった際には無料で診察、必要に応じた処置をおこなっていたりとアフターケアも充実しておりますので、安心して施術を受けていただけます。
サロン脱毛に比べて施術回数が少ない
サロン脱毛と比べると、医療脱毛は少ない照射回数で脱毛を完了できます。
医療脱毛に使われるレーザーはサロン脱毛の光に比べて強力だからです。
一般的に顔脱毛の効果を実感できるまでには、医療脱毛では8~10回程度、光脱毛では18~24回程度の照射が必要だと言われています。またサロン脱毛では、一時的な原毛効果が得られるだけであり、通うのをやめると再度毛が生えてくる可能性が高くなります。
なお、必要な照射回数は肌質や毛量などによって個人差があります。
美肌効果がある
レーザーは毛だけでなく、表皮の色素にも反応します。そのためレーザーの種類によっては脱毛効果だけでなく、シミや毛穴の黒ずみ・ニキビ跡・くすみの改善などの美肌効果も期待できるものもあります。
また、レーザーのエネルギーが熱に変換され、肌深部のコラーゲンの増生を促すことで、肌にハリやシワの改善を実感できることもあります。
アステリアクリニックでは、顔の脱毛をしながら美肌効果も期待できる「レーザーフェイシャル」というメニューをご用意しております。
お気軽にご相談ください。
まとめ
今回は顔脱毛のメリット・デメリットや医療脱毛をオススメするポイントなどについてご紹介しました。
顔脱毛をすると様々なメリットがある一方で、心配なデメリットもあります。
しかしながら医療脱毛をおこなうクリニックでは、麻酔のご用意や医師によるアフターケアなど、デメリットにもしっかり対応していることがほとんどです。
安心して施術を受けていただくためにも、カウンセリングで事前に確認することが大切です。
これから顔の医療脱毛を検討されている方は、ぜひアステリアクリニックの無料カウンセリングをご利用ください。
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