【医師監修】医療脱毛で後悔しないためのポイント11選
「医療脱毛を受けてみたいけど、後悔しないか心配…」という方は多いのではないでしょうか。実際に失敗した噂を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、医療脱毛で後悔しやすいポイントについて詳しく解説します。
また、後悔しないためのポイントもまとめています。ぜひ参考にしてください。
アステリアクリニック院長
当院の医療脱毛をご紹介
目次
医療脱毛でよくある後悔
医療脱毛はエステ脱毛と比較して効果を感じやすい脱毛方法ですが、なかには後悔する方もいます。
よくある後悔の例として、以下の6つが挙げられます。
- 思っていたより効果が出なかった
- 医療脱毛が原因で肌トラブルが起きた
- 初期の想定よりも費用が高くなった
- 痛みが強かった
- 途中で通うのが億劫になった
- 脱毛完了後にまた生やしたくなった
それぞれみていきましょう。
思っていたより効果が出なかった
医療脱毛で、自分が思っていたほど効果が感じられない場合があります。
医療脱毛は1度の通院で効果を実感できるわけではなく、複数回の施術が必要です。目安として、3〜4回回で自己処理が楽になり、5〜8回程度の施術で自己処理がほとんど不要になるとされていますが、元々の毛の濃さや太さなど人によって効果の感じ方には個人差があります。
そのため、自身の毛質や量などから効果を実感できるまでの回数や期間について、カウンセリングであらかじめ確認しましょう。
医療脱毛が原因で肌トラブルが起きた
医療脱毛の施術後、肌トラブルが起きてしまう場合もあります。
医療脱毛は、レーザーを当てて毛根へ熱を与えることで、毛根を破壊する仕組みです。そのため脱毛後の皮膚は、軽いやけどを負っている状態です。
脱毛後の肌は非常に敏感で、普段どおりのスキンケアをしていても荒れてしまう可能性があります。脱毛期間中は、肌の保湿や日焼け対策などスキンケアをいつも以上に徹底しなければなりません。
初期の想定よりも費用が高くなった
分割支払いができて、月々の支払額は安いと感じても、支払い回数が想定よりも多くなったり、施術以外で追加料金が発生したりする場合があります。
施術代のみを理由に契約し、初期の想定よりも費用が高くなったと後悔することも少なくありません。
初回のカウンセリングで細かい料金について十分確認してから契約しましょう。
痛みが強かった
医療脱毛はレーザーで毛根組織を破壊するため、部位によっては痛みを強く感じることがあります。
また、人によって痛みの感じ方は違います。敏感肌や乾燥肌が理由で痛みが増すこともあるでしょう。
また日焼けした肌や色黒な肌、毛が濃い方もレーザーが反応しやすく、痛みを感じやすい傾向にあります。
途中で通うのが億劫になった
脱毛クリニックに継続するのが億劫になり、途中で通わなくなる方も少なくないでしょう。
費用や口コミだけを理由に生活圏内よりも外のクリニックを選択すると、続かない可能性が高いです。
そのため可能な限り、通勤・通学の途中にあったりよく行く駅の近くにあったりなど、無理なく通えるクリニックに通うことが大切です。
脱毛完了後にまた生やしたくなった
医療脱毛を完了した部位から元のように毛が生えてくることはないため、脱毛完了後の状態に満足できず後悔することがあります。
医療脱毛した結果、自分がイメージしたとおりにならなかったり、家族からの評判が良くなかったりしても、脱毛を完了した部位は毛が生えにくくなっており元に戻すことはできません。
そのため眉毛やうなじ、ヒゲなど、人の目につく部位の脱毛は、十分に検討することが大切です。
【部位別】医療脱毛で後悔した事例
医療脱毛で後悔した事例を、部位別に紹介します。
- おでこ
- 眉毛
- ヒゲ
- 脇
- VIO
おでこ脱毛で起こりやすい後悔
おでこの脱毛は、ヘアライン脱毛ともいわれ、顔全体をバランスよく見せるための脱毛です。
おでこ脱毛によって、産毛がほとんどなくなったり脱毛の範囲が広くなったり、生え際との境界線が不自然になる場合もあるため、注意が必要です。
またおでこは、脱毛直後に赤みが出て人目についてしまったり、紫外線を直接受けて肌トラブルが起きたりする可能性が高い部位といえるでしょう。
そのため、カウンセリングで十分に確認したうえで脱毛しましょう。
眉毛脱毛で起こりやすい後悔
眉毛脱毛を完了すると、毛が生えにくい状態になります。
そのため時代によって流行が変わり、違う形の眉毛にしたいと思っても一度決めた形を変えられません。
また眉毛は、眼球に近くレーザーの照射が難しい部位です。眉毛脱毛をおこなっているクリニックでは、可能な限り安全面に十分に配慮していますが、眼球トラブルのリスクもあります。
眉毛脱毛のトラブルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ヒゲ脱毛で起こりやすい後悔
ヒゲ脱毛も毛が生えにくくなり、一度決めた範囲や形で脱毛してしまうと元に戻すことはできません。
また以下のような場合は、ヒゲ脱毛による痛みを感じやすいです。
- ヒゲの色素が濃い
- 毛の密度が高い
さらに顔には神経が多く通っているため、鼻下などは特に痛みを感じやすいでしょう。
ヒゲ脱毛で起こりやすい後悔について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ワキ脱毛で起こりやすい後悔
ワキ脱毛完了後は、脱毛前よりワキ汗が気になる可能性があります。ワキ毛がなくなることで、ワキ汗が直接衣服に染み込みやすくなるためです。
ワキ脱毛をすることで今までよりも汗をかいたと感じやすくなることは、事前に理解しておきましょう。
VIO脱毛で起こりやすい後悔
VIOは、毛量が多く毛周期も長い部位のため、脱毛の効果を感じるまでに時間がかかる場合がほとんどです。
VIO脱毛のなかには、衛生的という意味の「ハイジニーナ」という無毛状態にする脱毛方法がありますが、生理用品との直接的な摩擦が気になる方も少なくないでしょう。
また温泉などの自宅以外で入浴する際は、周囲からの目が気になったり、パートナーにやめてほしいといわれたりするケースも少なくありません。
医療脱毛で後悔しないためにできる対策10選
医療脱毛で後悔しないためにできる対策は、以下のとおりです。
- 照射漏れへの対応を確認する
- 正しい方法で自己処理する
- 肌トラブルへの対応が手厚いクリニックを選ぶ
- 脱毛期間中は日焼け対策を徹底する
- クリニックごとの料金を比較する
- 支払い方法を十分に検討する
- 痛みに配慮のあるクリニックを選ぶ
- 自分に合った脱毛方式を選ぶ
- クリニックの立地や予約制度を確認する
- デザインを共有しておく
それぞれみていきましょう。
照射漏れへの対応を確認する
医療脱毛を受ける場合、照射漏れに対して無料保証があるクリニックを選択しましょう。
低頻度ではありますが、照射が漏れてしまった部位がある場合があります。脱毛直後は分かりにくいですが、毛が抜け落ち始めた際に一部だけ塊で抜けないことがあり、その場合は照射漏れの可能性があります。
保証がないクリニックでは対応してもらえない可能性もあるため、照射漏れの際の対応を事前に確認しておきましょう。
正しい方法で自己処理する
脱毛を効果的に進めるために、自己処理は、毛を抜かずに電動シェーバーを使うようにしましょう。
脱毛で照射するレーザーは、毛に含まれるメラニン色素に反応します。脱毛直前に毛を抜くと、レーザーが反応する色素がなくなり、レーザーを反応させられない状態になってしまうため十分な脱毛効果が得られません。
クリニックのスタッフに適切な自己処理の方法を確認しておきましょう。
肌トラブルへの対応が手厚いクリニックを選ぶ
医療脱毛を受ける際は、肌トラブルへの対応が手厚いクリニックを選ぶことも大切です。
医療脱毛は、レーザーによる熱で毛根を破壊する仕組みのため、少なからず皮膚にダメージを与えてしまいます。毛嚢炎などの炎症、色素沈着などの肌トラブルが起こる可能性があるので、注意が必要です。
そのためネット上の口コミや事前のカウンセリングで、クリニックごとの肌トラブルへの対応について確認しておきましょう。
脱毛期間中は日焼け対策を徹底する
脱毛期間中は、日焼け対策を徹底しましょう。
医療脱毛で使用するレーザーは、メラニン色素に反応します。そのため日焼けした状態で脱毛を受けると、そのレーザーが毛根だけではなく皮膚にも反応し、皮膚温が上がりすぎることで皮膚へのダメージも大きくなります。
そこで皮膚へのダメージを抑えるため、レーザーの出力を調整する必要があることもあります。加えて、日焼けの程度によっては施術自体を断られるリスクもあるんです。
そのため、普段からの日焼け対策を徹底しましょう。
クリニックごとの料金を比較する
十分に比較検討せずにクリニックを決めてしまうと、後々料金が安いクリニックが見つかり後悔することもあるでしょう。
逆に安さだけでクリニックを選択すると、細かい部分で施術内容が足りなかったり、アフターフォローが行き届いていなかったりする場合もあります。
施術方法やアフターフォロー、追加料金などを加味したうえで、自分に合ったサービスとそれにかかる料金を比較する必要があります。
よって、事前に複数クリニックのカウンセリングを受けて比較検討しましょう。
支払い方法を十分に検討する
医療脱毛の支払い方法を検討することも重要です。近年医療脱毛は徐々に安くなっていますが、それでもある程度高額なことに変わりはありません。
一括なのか都度払いなのか、キャンペーンはあるか、オプションにはなにがあっていくらかかるかなど、契約の前に十分確認してください。
痛みに配慮のあるクリニックを選ぶ
医療脱毛のレーザーの痛みは、脱毛の痛みは人によって感じ方が異なります。
痛みが強い場合は、笑気麻酔や麻酔クリームなどで痛みを軽減したり、レーザーの照射強度を下げたりなど、痛みを軽減するための対策をおこないます。
施術の痛みが気になる方は、クリニックごとにどのような痛みへのケアがあるのかを確認しておきましょう。
アステリアクリニックでは、特に痛みが強いVIOや男性の髭に対しては無料で麻酔クリームをご利用いただけます。お気軽にご相談ください。
自分に合った脱毛方式を選ぶ
医療脱毛を受ける際は、自分に合った方式を選ぶことも大切です。
医療脱毛には大きなエネルギーを一度で照射する「熱破壊式脱毛」と、小さいエネルギーを連続で複数回照射する「蓄熱式脱毛」という2つの方式があります。
またレーザーの波長は、肌質や肌色、毛質によって合う合わないがあり、肌トラブルを避けるにはレーザーの波長を確認する必要があります。
おこなっている施術方法や扱っている機械、レーザーの種類など、カウンセリングで事前に確認しましょう。
クリニックの立地や予約制度を確認する
医療脱毛は一度の施術では効果はほとんど感じられないため、継続が大切です。
そのため自宅から通いにくいクリニックを選ぶと、通うのが大変になり続かなくなる可能性があります。
そのため通いやすい立地かどうかも、クリニックを決める基準の一つとして重要です。
また、予約枠が多かったり夜遅くまで開院していたりなど、自分のスケジュールに合わせた融通の効きやすさも確認しましょう。
デザインを共有しておく
医療脱毛は、一度完了してしまうと毛が生えにくくなるため、デザインの変更が困難です。そのため、理想とするデザインを脱毛前にあらかじめ共有しておきましょう。
特におでこ、眉毛、ヒゲなど顔の脱毛は、日常的に見られることの多い部位で、脱毛範囲を広げすぎてしまうと不自然に見えてしまうこともあるため注意が必要です。
VIOについても、脱毛範囲との境目が目立って不自然な仕上がりになる場合があります。
そのため事前におおよそのデザインを決めておき、施術前のカウンセリングでイメージを共有しましょう。
医療脱毛はメリットも多い
医療脱毛は、脱毛効果が高く自己処理の手間や時間が省け、毛穴や肌質の改善が期待できます。
将来的に考えると、肌への負担も少なくなりシミや黒ずみの改善効果も得られやすいです。
また医療脱毛は、万が一肌トラブルが起きても医師が在籍しており、必要な処置や薬の処方などの適切な処置をしてもらえる点も安心材料の一つです。
脱毛方法に悩んでいる方は、ぜひ医療脱毛を選んでみてください。
まとめ
今回は、医療脱毛における後悔しやすいポイントと後悔しないためのポイントについて詳しく解説しました。
医療脱毛で後悔するケースはいくつかありますが、事前の情報収集や施術前のカウンセリングで解決できる場合が多いです。
「医療脱毛で絶対に後悔したくない」という方は、ぜひ一度アステリアクリニックのカウンセリングにてご相談ください。
アステリアクリニック院長